記事内に広告が含まれています

エレコム「Relacon」(M-RT1BRXBK)レビュー。ゴロ寝PCに便利な空中マウス

かつて計画していたベッドでゴロ寝しながらのぐうたらパソコン生活。それを実現するためにフロンティアの2in1タイプのタブレットパソコン「FRT220P」、片手で握って空中でマウス操作ができるエレコムの「Relacon」(M-RT1BRXBK)、そしてスマートフォンやタブレットを任意の位置に固定できるUGREENの「アームスタンド」を購入していました。この三種の神器さえあれば、快適なゴロ寝パソコンライフが送れると信じて1年以上前に購入していたのです。

しかしタブレットが10.1インチともなると想像以上に重さがあるようで、アームスタンドはタブレットを掴むことはできるものの重さに耐えられず垂れ下がってしまうのでした。こうなるとタブレットを任意の位置に固定できないのでゴロ寝しながらのパソコンも難しくなってしまいます。もともと小型のデバイスで使用することも想定していたので、現在はAmazonの「Fire 7」を掴ませて使っています。

この時点でゴロ寝パソコン計画は一旦諦めることにしたのですが、つい最近Eonoというメーカーの「クッションスタンド」を購入してみました。これはぬいぐるみのような柔らかい素材を使ったタブレットスタンドのことで、使ってみるとベッドでの使用に最適なんです。そしてこれを使って一度は諦めた夢を実現してみようと思い立ったのでした。

このタイミングで長い間封印していた、エレコムの空中マウス「Relacon」(M-RT1BRXBK)をついに開封。1年以上の時を経てついにゴロ寝パソコン計画は実現の運びとなりました。

実のところ購入したのがだいぶ前なので自分でも記憶がないのですが、本製品はデバイスとの接続方法で製品が2種類存在するようで、僕が選んだのはBluetoothで接続するタイプですが、付属のUSBレシーバー(受信機)を使って接続する「M-RT1DRBK」という製品もラインナップされています。

Bluetooth方式を選んだ理由ですが、恐らくですが当時の僕の考えではUSBレシーバーを使うとUSBポートをひとつ占有してしまうのが嫌だったのでしょう。Bluetoothならパソコンがあらかじめ対応していたので、レシーバー要らずのBluetoothを選んでいたのかもしれません。しかし改めて調べてみると、Bluetooth方式であればWindowsの他にiOS(iPhone・iPad)にも対応可能のようです。なるほど、確かにUSBレシーバーはiPhone・iPadに接続できないですからね。

ということで、当エントリーではエレコムの「Relacon」(M-RT1BRXBK)のご紹介と使ってみた感想を書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

エレコム「Relacon」(M-RT1BRXBK)レビュー

パッケージ

こちらが今回購入した、エレコムの空中マウスのパッケージになります。

型式はM-RT1BRXBKですが、Relacon(リラコン)という名称がついているので、これより先はRelaconと称します。

パッケージを本のようにめくると製品が見れる仕組みになっています。

そういえばマウスのパッケージって大抵の場合、透明なプラスチックに覆われてますよね。

付属品

付属品として、Relacon、スタンド、単4電池×2、取扱説明書×2が入っています。

取扱説明書は2枚ありますが、そのうち1枚は日本語のみ、もう1枚は英語、中国語、韓国語で書かれています。

デザイン

こちらがエレコムのRelaconになります。当初は内心、片手マウスと呼んでいたのですが、それだと普通のマウスと意味合い的に一緒のような気がしたので空中マウスと呼ぶことにしました。

実機を眺めてみると、赤い奇妙な球体に太いんだけど小さくて、ずんぐりむっくりしたこのデザイン…。妙な反り具合も相まってなんとなくナメクジを連想してしまったのは内緒です(笑)

機能

Relaconの機能を紹介していきます。

赤いトラックボールを転がすと、マウスポインターを操作することができます。真ん中にあるホイールはWebサイトを上下にスクロールするときに使用し、その両隣にある◀|▶でページ送り(戻る・進む)ができます。

最後に円形のボタンですが、これは「メディアコントロールボタン」と言うそうで、動画の音量を調節したり一時停止したりと、YouTubeなどを視聴するときに役立ちます。

上部には右クリックと左クリックをするときに使用するボタンが付いています。このアングルだと左側が右クリックで、右側が左クリックになります。

押し心地も普通のマウスと一緒で、押すとカチッ、カチッと音がします。

左サイドには2つの機能があります。

まず左側にあるスイッチが電源で、スライドさせることによってBluetoothのオン・オフを切り替えることができます。Relaconは電池で動作するので使わないときはオフにすると良いでしょう。

そして右側にあるボタンですが、こちらをクリックすることでマウスポインターの移動速度を3段階から切り替えることができます。これはWindowsの設定でも調整できますが、設定画面まで潜らなくてもこのボタンを押すだけでOKなのが地味に便利です(一応Windowsの設定の方が細かく調整できます)。またデバイスとのペアリングの機能も備えており、初回の接続設定の際にも使用します。

ちなみに「エレコム マウスアシスタント」という無料のソフトをダウンロードすることで、各ボタンへの機能の割り当てを任意に設定できるようになります。個人的にはデフォルトの割り当てで問題ないと思いますけどね。

裏蓋を外すと電池の格納スペースがあります。電池は単4電池を2本使用します。電池は購入時に付属しているので、初回に関しては別途用意しなくても大丈夫です。

電池残量については、電源を入れるとホイールの内側に赤いランプが5秒ほど点灯するようになっており、電池切れが近くなると赤く点滅して電池切れが近いことを知らせてくれる仕組みになっているようです。またWindows 10の設定より「Bluetoothとその他のデバイス」を開くことでも確認することができます。これらの機能から電池が切れるタイミングがある程度把握できるのは便利です。

個人的に電池残量をWindows側で確認できるなんて思いもしなかったのですが、これはBluetoothならではの機能なのでしょうか。それともRelaconの機能?これ以外にもレシーバーを必要とする無線マウスとキーボードを使っているのですが、こちらは電池残量を確認することができないんですよね。

スタンドに乗せるとこんな感じに収まります。斜めですが安定感抜群。使わないときはスタンドに乗せておくと良いでしょう。

スポンサーリンク

感想:Relaconに出会えて良かった

Relaconを手に持ってみるとその反り具合が手の平にしっくりと収まるため、長時間握っていても疲れは感じられず持ち心地は良好です。また僕は普段は右利きで上画像は写真撮影のため左手で持っていますが、左右対称なシンメトリーデザインなのでどちらの手にも対応しているようです。

実際にベッドで寝転がりながら使ってみたのですが、これはかなりヤバい(いい意味で)ですね。マウス操作って手先だけでなくときに腕全体をも動かしますが、Relaconだと指先の僅かな動作だけでパソコン操作可能。空中で操作できるから机のような平らな場所は不要だし、楽な姿勢が作れる。結果として寝ながらパソコンがより捗るのです。

気になる点を挙げるとしたらトラックボールを使った操作でしょうか。例えば特定の箇所をクリックしたいときにトラックボールを転がしてカーソルを標準に合わせるのに細かな操作が要求されて神経を使うときがあるし、こういったストレスからトラックボールを多用すると手の疲れを感じてしまうかもしれません。カーソル操作に関しては普通のマウスに軍配が上がるでしょう。

それでも手を好きな位置に置いてパソコン操作ができるのはRelaconならではのメリット。僕は今回初めて空中マウスを使いましたが、自宅でパソコンは毎日使うのでその存在を知れて良かったと思いました。ゴロ寝パソコンにはもはや必須のアイテムです。

一般的にこのような空中マウスは使われないのでユーザー需要はある程度限定的だと思いますが、ゴロ寝パソコンなどの活用法が見いだせる方にはエレコムのRelaconはおすすめできる製品としてご紹介させて頂きます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Windowsレビュー
スポンサーリンク
スポンサーリンク