BTOパソコンブランドのフロンティアから発売日された「FRT220P」を使っています。一見すると普通のノートパソコンですが、キーボードとディスプレイが脱着可能な2in1という構造のため、ディスプレイ単体でタブレットとして使用することもできます。
CPUにCeleron N3350を搭載。処理能力は極めて低いため、メインとしてではなくタブレットの特性を活かして寝ながらネットしたり、YouTubeなどの動画の視聴用として使うことが多いです。
寝ながらタブレットを使うと問題に挙がるのが、例えばふと睡魔に襲われたときに手からタブレットが離れてしまう恐れがあること。そのまま布団に落ちればいいですが、僕はベッドで寝ているので最悪だと床に落下してしまうことも考えられます。またタブレットの重さで手首に負担がかかるし、長時間手で持っていると皮膚が低温やけどを負ってしまうことも考えられます。なんとかして快適なゴロ寝パソコンライフが送れないものかと悩んだのでした。
こういうときはタブレットを固定できる台座みたいなものがあると便利ですが、ベッドに置いて使うとなるとプラスチックのような固い素材は相性が良くありません。ベッドで使うのであればクッションのような柔軟性のある素材がベストだと考えます。
早速Amazonで検索してみると、クッション素材のタブレットスタンドがいくつかラインナップされているようです。価格も手頃なのでこの機会にひとつ手元に置いておこうと思いました。
今回購入したのはEono(イオーノ)というメーカーのクッションスタンドです。詳しいことは分かりませんが、説明によると”サードパーティメーカーにライセンスされたAmazonブランド“なんだそうです。EonoはAmazon公認ということでしょうか。出品者情報を見てみると、住所に”Shenzhenshi”(深セン)とあるので中国のメーカーのようですね。
ちなみに過去にアームスタンドを購入したことがあるのですが、10.1型のFRT220Pともなるとアームで本体を掴むことはできるものの、アームがタブレットの重さに耐えることができず垂れ下がってしまい任意の位置に固定することができませんでした。そのとき購入したのがこちらUGREENのアームスタンドになります。
アームスタンドはスマートフォンや小型のタブレットが適していると思います。現在このアームスタンドはAmazonの「Fire 7」を掴ませて使っていますよ。
ということで、当エントリーではEonoが発売している「タブレット クッションスタンド」を使ってみた感想をレビュー(評価)していきたいと思います。
Eono「タブレット クッションスタンド」レビュー
パッケージ
Amazonで購入したEonoのクッションスタンドが届きました。専用の化粧箱というのは無いようでビニールのカバーに収納されていました。
Amazonだと販売価格は3,000円前後で推移しているようです。型式は「Eono-PL01-JP-G」、素材はポリエステル90%、スパンデックス10%とのこと。
外観
ビニールカバーを外してみました。
Amazonの取り扱いだとカラーは「グレイ」と「ブルー」の2色がラインナップされており、しばし考え今回はグレイをチョイスしました。理由は寝ながら動画の視聴をしたときにこのタブレットクッションも視界に入るわけですが、タブレットの画面に集中するために落ち着いた色にしたいと考えた結果です。またベゼルの色に近いという意味もあります。
横から見た外観はこんな感じ。まるでお山にも見えるしソンブレロのようにも見えます(この記事では”お山”として例えます)。知らない人が見たらこれを何の目的で使うのかきっと分からないでしょうね。よく見るとどうやらお山の左右で傾斜が微妙に異なるようです。
また、後ろにあるパソコンモニターと比較しても大きめに見えるため重量がありそうと思うかもしれませんが、見た目に反してかなりの軽量です。重さは約350グラムとのこと。
溝で角度調整可能
お山の麓にはタブレットを受け止める3つの溝があります。お山の傾斜と溝を使い分けることで、タブレットを設置したときに自分の見やすい角度に調整できる仕組みになっています。またこの溝はタッチペンの置き場としても使えるそうです。
溝を触ってみると他の箇所と較べてやや固めになっており、タブレットを置いてもその重みで沈みにくくなっています。
クッションなので柔らかい
触ってみると表面はサラサラしていてその感触はまるでぬいぐるみのよう。生地は無数の毛で覆われているので大切なタブレットが傷付くことはなさそうです。
また弾力があるので型崩れの心配もほぼなく、指で押しても元の形状を保つことができます。
カバーは取り外して洗える
底面にはファスナーが付いており、カバーが汚れてしまったときに取り外して洗うことができるとのこと。
長いこと使っていると汚れも気になってくるでしょうから、衛生面を気にかける方も安心ですね。
タブレットを置いてみた
フロンティアのFRT220Pをクッションスタンドに置いてみました。横に傾くとかそういったことはなく安定して置けていますよ。
FRT220Pは10.1型のディスプレイですが、タブレットを横向きに置いたときにクッションスタンドからはみ出ないくらいにピッタリ収まるみたいです。
感想:寝ながらタブレットで動画を見るのに最適!
ということでEonoのタブレットクッションにタブレットを設置してベッドで寝ながら使ってみました。
感想としてはタブレットを手で持つ必要がなくなったので、寝ながらの動画視聴がより快適になりました。タブレットはパソコンを構成するマザーボード、CPU、メモリなどの集積回路が内蔵されてるのでズッシリとした重さを感じるんですよね。
クッションスタンドを使うことで手が疲れなくなったメリットは大きいし、万が一寝落ちしてもよほど寝相が酷くない限りは落下させる心配が少ないのがいいです。もちろん膝に置いたり机に置いたりと寝ながら以外の使い方もOK。タブレットの角度を調整できる溝の存在も地味にありがたいです。
気になる点を挙げるとすれば、生地を手で触ったときに毛の向きが変わることで部分的に白っぽかったり黒っぽかったり見えることでしょうか。掲載した画像で伝わると思いますが、本来はグレイ一色のはずが部分的に指で触った跡のようなものが付いてしまうんです。
スタンドとしての機能とは関係のないことですが、この色ムラみたいなものがちょっと気になってしまいました。一応、手の平などを使って同じ方向に生地を撫でて毛の向きを整えることで見た目を綺麗にすることはできますよ。
ということでEonoのタブレットクッションのレビューでした。タブレットを手で持たずに置いて使える台座お探しの方におすすめしたいクッションです。