メインで使用しているスマートフォンとは別に、ASUSの「ZenFone 3 MAX(ZC553KL)」をSIMカードを挿入せずにWi-Fi端末として使っています。
布団に入りながら眠くなるまで操作していることが多いのですが、ZC553KLの本体はサラサラとしたメタル素材で覆われていて、それでいて側面が丸みを帯びていてるため、手で持っているときにツルッと滑ってしまうことはもはや日常茶飯事です。
一応、対応した手帳型のケースを持っているのでケースをはめれば持ちやすさは向上するのですが、布団の上で使うことがほとんどで落下させても破損の心配がないので、できればケースは使わずに裸のまま使いたいと思っています。
100円ショップなどで売られているだろう汎用タイプの滑り止めシールを貼れば、手で持ったときにグリップ力が増すことで持ちやすさも向上するかなと考えたのですが、たまたまそのタイミングでAmazonで買い物をする機会があり、調べてみるとちょうど良さそうなスマートフォン対応の滑り止めシールが売られていたので、今回はAmazonで見かけた滑り止めシールを試しに購入してみることにしました。
購入したのはシードプラスの「滑り止めシール」(SG01)になります。スマートフォン対応なので貼りやすい形にシールがあらかじめカットされているし、半透明なのでシールを張ってもスマートフォンのデザインを損なわず、目立ちにくさを表現できるのが選んだ理由になります。価格は750円でした。
早速使ってみましたので、当エントリーではシードプラスの滑り止めシールをレビュー(評価)してみたいと思います。
シードプラス「スマホ滑り止めシール」レビュー
パッケージ
こちらが今回購入した、シードプラスのスマホ滑り止めシールになります。
製品特徴
スマートフォンのサイドや背面に貼ることで、持ちやすさや掴みやすさを向上させる滑り止めシールです。
シールは半透明のシリコン素材のため、貼っても目立ちににくく、柔らかいので本体を傷付ける心配はありません。
シールはサイド用(縦)×6枚、背面用(幅広)×6枚、指先用(丸)×10枚、合計22枚が付属。任意の場所に貼って使うことができます。
滑り止めシール
こちらが滑り止めシールの台紙になります。
半透明なので見にくいですが、形ごとに切れ込みが入っているのが分かると思います。
シリコンで柔らかい
滑り止めシールはシリコン素材で作られているため、柔軟性を持っていて柔らかい作りになっています。
シールとはいえペラペラに薄いのではなく1mmほどの厚みを持っていて、触り心地を例えるなら、ものすごく柔らかい下敷きといった感じでしょうか。
台紙から剥がしやすい
今回はシードプラスのスマートフォン滑り止めシールを購入しましたが、最初はグリフォン・ジャパンという別のメーカーの製品を視野に入れていました。
滑り止めシールについては全くの無知なのでAmazonに投稿されている評価を参考に吟味してみると、グリフォン・ジャパンの製品が多くの購入者から評価されていることが分かりました。
単純に使っている人が多ければ信頼できる製品なのかなと思ったことがその理由なのですが、どうやら台紙からシールが剥がしにくいという書き込みが多数散見。場合によってはカッターを使う必要もあるとのこと。
一方のシードプラスはグリフォン・ジャパンと比べるとAmazonの評価数は少ないものの、台紙からシールが剥がしにくいという書き込みは見当たらなかったので、今回はシードプラスの製品を選んでみました。
それでもお互いに似た製品なので不安はあったのですが、実際に台紙からシールを剥がしてみると、あらかじめカットされた切り目に沿ってきれいに剥がすことに成功。
ビックリマンシールみたいに台紙から簡単に剥がせるわけではないものの、切り目に沿って台紙をクネクネさせたりすればカッターを使うことなくシールを剥がすことができます。
貼ってみた
サイド用シール
スマートフォンの側面にサイド用の滑り止めシールを貼ってみました。貼った場所は右手で持ったときに、生命線(手相)と指の関節が触れる箇所の2枚になります。
ZC553KLの厚さとピッタリ合っていますが、本体の側面が緩く丸みを帯びているので使っていると次第にシールの端から剥がれてきそうな気もします。
背面用シール
背面用シールも1枚貼ってみました。右手で持ったときに指の関節と接触する箇所になります。
光の当たり方とか角度にもよると思いますが、こうやって見てみると、半透明とはいえ意外とシールが目立ちますね(笑)
シールの厚さ
こちらはサイド用シールを貼った様子ですが、シールは1mmほどの厚さがあるので、スマートフォンに貼るとこのように僅かな段差が生じます。
感想:グリップ力は確かに向上。滑り止めの効果あり!
シードプラスのスマートフォン滑り止めシールを使ってみた感想ですが、スマートフォンを手に持ったときに手の平でツルッと滑ってしまうことは確かになくなりました。ベタつくことなく、まるでブレーキがかかるかのようにしっかりと握ることができます。
滑り止めシールの1mmほどの厚さも最初はどうなのかなと気になったのですが、使っているうちに違和感はほどんどなくなりました。
また、サイド用シールが剥がれてきそうとも感じていましたが、握っているうちはシールの上から手で押さえつけるので、普通に扱っていれば今のところ剥がれてくる心配はなさそうです。僕の場合、このスマートフォンは自宅で使うのでこういう扱いはしませんが、例えばバッグやズボンのポケットなどに入れて携帯したときに、何かに接触することで剥がれてしまうことはあるかもしれません。
気になる点を挙げてみると耐久性の心配があります。恒久品ではなく消耗品なので、長いこと使っているとシールの粘着力がなくなってきたり、グリップ力が低下してきたり、変色してきたりと次第に傷んでくるはずです。一応、台紙には予備がまだ残っているので、いま貼っているシールが駄目になってきたら貼り替えようと思っています。
今回はスマートフォンでご紹介しましたが、Nitendo Switch(Lite)などの携帯ゲーム機にも使えるし、パソコンのマウスだったり文字を書くペンなど、閃き次第で用途が増える滑り止めシールだと思います。目立ちにくい半透明の滑り止めシールをお探しの方におすすめの商品です。
追記:4年が経過しても使えてます!
ときは2024年3月。この記事を2020年6月に投稿してから約4年が経過しようとしています。実はいまだにASUSのスマートフォン「ZenFone 3 MAX(ZC553KL)」をごろ寝用に毎日使っていたりします。記事をリライトするついでに、このときに貼ったシードプラスの滑り止めシールがどうなったかをお知らせしておこうと思います。
まずサイド用シールですが、剥がれやすい場所故に次第に剥がれてきてしまい、邪魔に感じてきてしまったので自分で剥がしてしまいました。それでも2年以上は貼ったままだったと記憶しています。
次に背面用シールですがこちらは未だに現役です。多少色褪せてしまったり段差が生じる部分に汚れが溜まってきてはいるものの、剥がれるような素振りを見せることなくその役目を果たしてくれています。
↑貼ってから4年が経過した滑り止めシール。手で触ってみると指の動きにブレーキが掛かることからグリップ力は未だ健在。
使っているうちに次第に剥がれてくるだろうと思ってましたが、最初に貼ったシールがまさか4年もの間、一度も張り替えることなく使えるとはまったく予想できませんでした。もちろん貼る場所だったり使い方にもよるのでしょうけど、約4年間毎日触っているのに剥がれないわけですから耐久性はかなりのものと感じています。
さすがにこのスマートフォンは動作が遅くなってきているので買い替える予定はあるのですが、まさかシールよりもごろ寝用のスマートフォンを買い替えるのが先になるとは思いませんでしたね(笑)