Amazonのタブレット端末「Fire 7(2019)」を使っています。Androidをベースとした独自OS「Fire OS」に触ってみたかったことや、安価な価格に惹かれて購入していました。今ではアームスタンドに取り付けて動画再生をメインにほぼ毎日お世話になっています。
このFire 7に搭載されているOSですが、Androidをベースにしているものの「Google Play」には非対応のため、アプリのダウンロードに大きな制限があります。一応とある設定を施せばGoogle Playがインストールできるのですが、現状のままでも然程困ることはないためGoogle Playは使わずにいました。
しかしここに来てこのFire 7でテレビ(地デジ・BS)を見れるようにしたいと思うようになりました。というのもつい最近ソニーのブルーレイレコーダー「BDZ-ZW1700」を購入していて同機にはスマートフォンでテレビが見れる機能があるため、起動頻度の高いFire 7でもついでにテレビを見られるようにしたくなったのです。
しかしそれを実現するためには、Google Playから対応するアプリをダウンロードする必要があります。Fire 7でGoogle Playを使えるようにする方法を調べてみると意外と簡単みたいだし、この機会に思い切ってインストールしてみることにしました。
アプリの購入履歴が反映されない?
Google Playのインストール後、Fire 7でテレビを見るために必要なアプリ「Video & TV SideView」と「Video & TV SideViewプレイヤープラグイン」をダウンロードすることにしました。前者は無料で後者は500円の有料です。
テレビを見るにはこの2つのアプリが必要なのですが、ここで問題が発生。前者のアプリは問題なくダウンロードできたものの、後者のプラグインは何故か500円の価格が表示されていてます。試しに再起動したりしばらく待ってみたりしましたが変化はありません。このプラグインは他の端末で購入済みのため、本来であれば同一のGoogleアカウントを使用していれば購入履歴が共有されるため、追加料金を払うことなくダウンロードできるはずです。
これはFire 7に半ば無理やりGoogle Playをインストールしたことが原因ではないかといろいろ考えましたが、翌日辺りに再度確認してみたところ、今度は500円の表示が消えてダウンロードできるようになっていました。
これで問題は解決され、Fire 7で「Video & TV SideView」を使ったテレビの視聴ができるようになりました。
Chromeの「同期」ができない?
Fire 7にはSilkブラウザがインストールされていますが、やはり普段から使い慣れたGoogle Chromeを使いたいとGoogle Playからダウンロードしました。
他の端末で使用しているブックマークをFire 7でも使えるように「同期」をしようとしたところで問題が発生。何故か「同期」のボタンをタップしても無反応のまま。反応がないように見えて実はバックグラウンドで同期が実行中なのかもとしばらく待ってみても、同期が行われている気配が感じられません。
これも先の事例と同様に、Fire 7に半ば無理やりGoogle Playをインストールしたことが原因なのかと考えましたが、翌日辺りに再度確認してみたところ今度は「同期」がタップできるようになり、無事にブックマークが共有されました。
まとめ:Googleアカウントの準備は時間がかかる?
今回経験した2つの問題はいずれもGoogleアカウントに関連しています。このFire 7ではこれまでGoogleアカウントを使ったサービスは利用していなかったので、Google Playを使えるようにしたこともそうですが、Googleのサーバー側でなんらかの処理を待つ必要があったのではないかと思いました。あっ、でも青いアイコンのYouTubeを使っていたのでGoogleアカウントは使っていたことになるのかな?
Fire 7にGoogle Playをインストールした後に遭遇した問題はこの2つですが、これ以外でもGoogleアカウントに関連した問題が発生したときには、ひと晩くらい時間を空けてから再度確認してみると良いかもしれません。
ともあれGoogle Playが使えるようになったことで実行できるアプリが格段に増え、できることの幅が広がったことでFire 7がますます手放せなくなりました。