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光回線が遅い原因はLANケーブルかも?カテゴリを変えたら速度が上がった!

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各家庭へインターネットの光回線の提供が始まったのは2000年代前半頃だと記憶していますが、我が家では2020年までADSLを使っていました。光回線の導入が遅れた理由として、ADSLでも必要充分な速度が出ていたことや乗り換えが面倒だったことが挙げられます。

光回線を導入したきっかけですが、ADSLのサービス終了日が告知されたことや、我が家では地元のケーブルテレビ局と契約してテレビを視聴しているのですが、ケーブルテレビが提供する光回線を導入しないとテレビが見れなくなる?的な事情が決め手となり、光回線を導入することになったようです(両親が話を進めたので詳しい話はよく知らない)。

そして光回線の開通工事が無事に終わり、どれくらいの速度が出るのかなとワクワクしながらテストしてみると、おかしなことに期待していたよりも速度がだいぶ遅い…。何度測定してみてもダウンロードとアップロードのいずれも90Mbpsくらいしか出ないのです。

「あれ、もしかして契約したのは100Mbpsなのかな?」と契約書類を確認してみると、1Gbpsを契約しているようです。それなのに90Mbpsくらいしか速度が出ないのはどう考えてもおかしな話。

無線ルーターやパソコン用の無線子機だって光回線の導入に備えて新しい機種に買い替えたし、無線ルーターの周波数も5GHz帯に設定してあるのでこれが原因とは考えにくい。

↑改めて回線速度を測定してみると、やはりアップロードとダウンロードのいずれも90Mbpsくらいしか出ません。測定サイトは「Speedtest by Ookla」ですが、これは他の測定サイトでもほぼ同じような結果となりました。

サイト Speedtest by Ookla

スピードテストではメーターの針がリミッターがかかったかのような動きをしているので、もしかするとLANケーブルに「カテゴリ」(規格)の古いものが使われていることが原因かなと確認してみるも、無線ルーターやONU(回線終端装置)が狭い場所に設置してあり、確認するには物をどかす必要があったりと労力を必要とすることが分かったので、このときはLANケーブルのカテゴリを調べるのは諦めることにしました。

実際のところ90Mbpsも速度が出ていればインターネットで困ることは何も無いんですよね。なのでこの問題は頭の隅に追いやることにしてしばらく忘れかけていたのですが、このときから3年ほどの月日が流れたタイミングで、改めて光回線の速度が遅い問題を今度こそ解決しようと思ったわけです。せっかく1Gbpsを契約しているのに、その10分の1しか速度が出ないのは勿体ないですからね。

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カテゴリごとの最大通信速度を知ろう

一見するとすべてが同じように見えるLANケーブルですが、カテゴリという規格のもとに最大通信速度が設けられていることは知っていました。しかしその種類や仕様については全くの無知だったため、まずはカテゴリごとの最大通信速度について調べることにしました。

最大通信速度 伝送帯域
カテゴリ5 100Mbps 100MHz
カテゴリ5e 1Gbps
カテゴリ6 250MHz
カテゴリ6A 10Gbps 500MHz
カテゴリ7 600MHz
カテゴリ7A 1000MHz
カテゴリ8 40Gbps 2000MHz

カテゴリごとの最大通信速度がひと目で分かる簡単な表を作ってみました。

これによると「カテゴリ5」の最大通信速度は100Mbpsとなっているようです。どうやらこれが怪しそうですね。もし我が家で使用しているLANケーブルにカテゴリ5の表記があった場合、より性能の高いLANケーブルに交換することで100Mbpsの壁を突破できることに期待できます。

また「伝送帯域」は数字が高くなるほどケーブル内のノイズが低減しやすくなり、エラーを防ぐことができるようです。

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LANケーブルのカテゴリを調べてみる

ONU(回線終端装置)を引っ張り出してみました。ONUには「FTE6083」という型式の機器が使われていました。

どうやら我が家のONUにはLANケーブルが2本接続されているようで、配線を確認してみると画像上側のLANケーブルはNECの「BL501VA」という機器に接続してあり、どうやらこれは電話をするために必要な機器のようでした。

そして下側の白いLANケーブルは、バッファローの無線ルーター「WSR-1166DHP3」に接続してあります。

画像上側のLANケーブルに印字されている文字に目を凝らして見てみると、うわぁァァ・・・、やっぱり「CAT 5」の表記がありますね。これはカテゴリ5を意味しているようです。光回線の速度が出ない原因はこれで決まりでしょう。

でもこのLANケーブルは僕の記憶の限りだと見たことがないんでよね。根本に緑色のテープみたいのが巻いてあるし、なんだか自作っぽい感じ。市販品だとしても自分だったらこのデザインは絶対に選ばないし、両親はこういうのには疎いので手を出すことはない。

となると工事の人が用意したのかなと思うのですが、もしそうだとすると1Gbpsを契約したのに、その速度が活かせないLANケーブルを使うなんて酷い話ですよね。

ちなみにもう一本のLANケーブルにはカテゴリの表記はありませんでした。これは多分、無線ルーターを買ったときに付属していたものだと思うのですが、正体が分からないのでこちらも新しいLANケーブルに交換することにしました。

カテゴリ6A対応のLANケーブルを購入

ということで新しいLANケーブルを2本購入しました。購入したのはバッファローの「BSLS6AFU」シリーズになります。

100Mbps以上の通信速度を出すためには最低でも「カテゴリ5e」以上が必要になりますが、そうした条件の中で吟味した結果、バッファローの「カテゴリ6A」対応のLANケーブルを購入しました。

カテゴリの数字を上げれば性能も上がりますが、同時に価格も釣り上がってしまうんですよね。今回はAmazonで購入しましたが、カテゴリ6Aは最大で10Gbpsの通信速度に対応しつつ、安価(例えば長さが2mで500円前後)であることが決め手となりました。

「BSLS6AFU」シリーズの特徴

購入したバッファローのLANケーブル「BSLS6AFU」シリーズは、ツメの折れない設計が特徴。

LANポートへの抜き差しの頻度が多いとツメが折れやすくなるそうですが、ツメが折れてしまうとLANケーブルが抜けやすくなってしまうそうです。そう頻繁に抜き差しするものではないと思いますが、ツメが折れてしまうリスクは回避できそうなので末永く使いたい方におすすめではないでしょうか。

またケーブルは平べったいフラットケーブル(通称:きしめんケーブル)が使われています。ドア下や絨毯の下などの狭い隙間への配線に最適です。

新しいLANケーブルに交換しました

これまで使っていたLANケーブルとまんま入れ替える形で、新しいLANケーブルへと交換しました。

交換時の注意点として、これまでどのLANケーブルがどのLANポートへ差し込まれていたのか、「配線」を必ず確認しておきましょう。ONU、無線ルーター、電話端末機器の背面には同じ形のLANポートが複数あるため、交換時に正しく配線できていないとインターネットや電話が使えなくなってしまいます。

ちなみに僕の場合は、LANケーブルを電話端末機器に差し込む際に場所を間違えてしまったことが原因で、自宅の固定電話が使えなくなって焦ってしまいました…。交換が終わったらインターネットに接続できるかだけでなく電話端末機器もある場合は電話が正しく使えるかなど、各ネットワーク機器が正しく動作できているかの確認を忘れずにしておきましょう。

見せてもらおうか、カテゴリ6Aの性能とやらを

最後に、交換したLANケーブルの実力をテストしてみました。

「見せてもらおうか、カテゴリ6Aの性能とやらを…」と、某パイロットの有名なセリフをもじったセリフが脳裏を過ります(笑)

こちらが測定結果になります。これはデスクトップパソコンにバッファローの無線子機「WI-U2-433DHP」を接続してテストした結果です。

100Mbpsの壁は突破できましたが期待していたような通信速度を出すことはできませんでした。何度か測定してみたところLANケーブル交換前と比べるとテストごとにブレがあるようで、良い条件が重なるとダウンロードとアップロードのいずれも200Mbpsを超えるようですが、多くの場合はこれを多少下回ることが多い結果となりました。

子機の仕様上、最大433Mbpsとなっているのでもう少しそれに近い数字が出て欲しかったんですけどね。

スマートフォンでも測定してみる

試しにスマートフォンでも測定してみると意外な結果が返ってきました。

複数の測定サイトでテストしてみたところ、こちらの「Fast.com」で測定した結果が最も良好のようで、驚くことにダウンロードで400Mbpsの速度が出ました!瞬間的にはさらに上の数字が出たりするなど、我が家の光回線にはさらなるポテンシャルが秘められていることが分かりました。

サイト Fast.com(←アクセスすると即座に回線速度の測定が開始されるのでご注意ください)

ちなみにスマートフォンで測定しているときにふと思ったのですが、そもそもデスクトップパソコンは基本的に設置場所から本体を動かすことがないので、測定結果が芳しくないのは設置場所の電波状況も要因として関係しているのかもしれません。

まとめ:光回線の速度が遅いときはLANケーブルのカテゴリをチェックしよう!

「我が家の光回線の通信速度が遅い原因はLANケーブルのカテゴリにあるのではないか?」と、最初に疑いを持ってからの苦節三年。たった数百円の出費で光回線の通信速度を大きく向上させることができました。

しかし、それでも契約している1Gbpsの半分にも満たないなので本来ならさらに高速な通信速度が出て欲しかったのですが、地元のマイナーなケーブルテレビ局の光回線だとこの辺が限界なのかもしれません。また、インターネットがさらに速くなったのかと言われれば、LANケーブルの交換前と比べて体感的な差は感じられませんでした。

光回線の通信速度が遅い原因は様々考えられますが、そのひとつにお使いのLANケーブルのカテゴリが影響しているかもしれません。カテゴリって意外と盲点だと思います。是非チェックしてみてくださいね。

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