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映画「ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」の感想。復活!SSJ2悟飯

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2018年12月に公開されるドラゴンボールの新しい映画「ドラゴンボール超 ブロリー」に向けて、歴代の映画シリーズの無料公開が順次行われているGYAO!にて、新たに公開された映画「ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」を視聴しました。

1993年公開ということで、子供の頃の僕はもしかすると映画館に足を運んだ可能性はあるのですが、あらすじを読んでみたもののどういったシーンが用意されているのか、はたまた悪役が登場するのか、記憶を辿ってみてもまったく思い付かず…。

視聴中に悪役が登場したところで、過去にどこかで見たことのあるキャラクターがいることが分かったものの、既視感の強かった「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」とは違って新鮮な気持ちで視聴することができました。

それにしても当時のドラゴンボール映画の勢いは凄かったんですね。ひとつ前のブロリー映画も同じ年に公開されていたので、1993年はドラゴンボールの映画が立て続けに2作品も公開されたことになります。

それでは銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴を視聴した感想を書いていきたいと思います。ネタバレ要素を含んでいますので未視聴の方はご注意下さい。

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映画情報

出典:Amazon

作品名

ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴(1993年公開)

キャスト・スタッフ

  • 野沢雅子
  • 古川登志夫
  • 堀川亮
  • 草尾毅
  • 田中真弓
  • 宮内幸平
  • 八奈見乗児
  • 原作:鳥山明
  • 監督:上田芳裕
  • 脚本:小山高生

視聴時間

00:50:26

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あらすじ(ネタバレあり)

人造人間のセルを倒した直後の世界で、世界的大富豪の「ギョーサン・マネー」がスポンサーとなって開催する「天下一大武道大会」に、4つの銀河から4人の強者達がやってきた。

同大会に参加したZ戦士たち(セルとの闘いで死亡した悟空や、闘う気力を無くしたベジータを除く)は、予選を軽々と突破して決勝戦へ。

決勝の舞台に上がった、悟飯、クリリン、トランクス、そしてお相撲さんのドスコイを加えた4人は、銀河を代表する強者達と闘うことになっていたはずだったが、彼らの目の前に現れたのは、「ボージャック」と名乗る人物と、その部下「ゴクア」「ザンギャ」「ビドー」「ブージン」たちだった。

ボージャックは4つの銀河の界王たちが銀河の果ての星に封印した恐ろしい人物だったが、セルとの闘いのときにセルの自爆で界王も死んでしまったため、ボージャックにかかっていた封印が解かれてしまったのであった。

ボージャックたちの統率がとれた攻撃に苦戦する悟飯たち。天津飯やヤムチャ、ピッコロやベジータが助っ人に参戦するも全く歯が立たない。

その様子をあの世から見守っていた悟空が痺れを切らして一瞬だけ現世へと戻り、悟飯のピンチを救う。

父、悟空の言葉で目が覚めた悟飯は真の力を開放。超サイヤ人2となった悟飯がボージャックたちと激突するお話です。

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感想

日常的なシーンと悪役とのバトルシーンとのバランスが良かった

約50分の映画ということで、あっという間の視聴時間でした。映画としては短い時間の部類に入りますが、急ぎ足な感じはなく、ドラゴンボールの世界において武闘会という日常的なシーンと、悪役とのバトルシーンとでうまくバランスが取れていたと思います。

今回はセルの恐怖から地球を救ってくれたミスター・サタンが、お笑いに華を添えてくれていました。優勝者への副賞としてミスター・サタンとの挑戦権が与えられるのですが、悟飯たちが武闘会に参加していることを知ったミスター・サタンが、何とかしてその場を逃げ出そうと必死に躍動している姿が面白かったですね。

ドラゴンボールの醍醐味といえばバトルシーンですが、日常的なシーンももっと見てみてみたいと思いました。純粋に新しい悪役が登場しない、天下一武闘会を見てみたいですね。

山吹色の道着を着た少年期の悟飯が印象的

悟飯が幼少期から少年期にかけて着用していた衣服というと、サイヤ人の戦闘服とピッコロの服が思い浮かぶのですが、映画では珍しく悟空と同じ山吹色の道着を着用しています。

原作だとセルゲームのあとの悟飯は青年へと成長していたと思うので、山吹色の道着を着た少年期の悟飯はなかなかレアな姿ではないでしょうか?

セルゲームのときからちょとだけ大人へと成長した悟飯の、他ではあまり見られない姿が印象的でした。

助っ人がすぐにやられてしまうお決まりの展開が気になる

前半の武闘会は良かったのですが、強敵とのバトルシーンで絶体絶命のピンチになると、ピッコロなりベジータが助っ人に介入するお決まりの展開が気になってしまいました。しかも助っ人はすぐにやられてしまう始末…。

特にピッコロについてはすぐにやられてしまう印象が強くあるので、闘いに貢献している姿をもう少し見てみたいと思うのでした。

セルとの闘いを彷彿させるラストシーン

バトルシーンの展開は良くも悪くもいつものパターンと言った感じで、オリジナルの超サイヤ人の状態ではボージャックたちに苦戦させられていた悟飯ですが、超サイヤ人2になった途端に無敵のパワーを発動。

口数が少なくなって無敵の強さを発揮する姿や、ボージャックの部下を一撃で倒してしまう姿、ボージャックにかめはめ波を打つ姿はセルゲームのときの悟飯を彷彿させていました。

まとめ:セルゲームのときの悟飯の勇姿がもう一度見られる映画

以上、銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴の感想でした。この映画は僕が最近視聴したドラゴンボールの映画の中では、最も面白いストーリーだったと思います。

武闘会に参加するZ戦士たちや、そんな彼らが参加していることを知って慌てふためくミスター・サタン、クライマックスでセルを倒したときの悟飯がもう一度見られたことです。それと悟空が一瞬だけ現世へと戻り、悟飯のピンチを救ったシーンも印象的でしたね。

惜しむらくは、50分と短い映画にボージャックの部下たちが登場し過ぎなこと。彼らがどういった人物なのか、浅めでいいので解説が欲しかったと思います。