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PS4「執事が姫を選ぶとき」の感想。お嬢様との禁断の恋が楽しめる非日常を味わおう

PlayStation Storeで配信中のPlayStation 4ソフト「執事が姫(あるじ)を選ぶとき」をプレイしました。本作はエンターグラムから2016年2月に発売されたアドベンチャーゲームです。

結構前に行われたエンターグラムの美少女アドベンチャーゲームのセールで購入したタイトルのひとつで、買って満足してしまうのが僕の悪い癖で最近までプレイせずに寝かせておいたのですが、次はどのゲームに手を出そうかと未プレイのゲームの中から本作を選んでみました。

単純に絵が好みなのと、タイトルからも分かるように、プレイヤーが執事となってお嬢様に仕えるというお話に興味を惹かれたことが購入した理由だったと思います。

攻略対象となる5人のお嬢様すべてをクリアできたわけではないのですが、ここでゲームの感想(評価)を簡単にまとめておきたいと思います。

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「執事が姫を選ぶとき」とは?

ゲームの内容を簡単に説明すると、世界中のお嬢様たちが通う「私立桂ノ宮学園」に執事特待生として編入学した本作の主人公「椿 尚弥」が、執事としての嗜みを学ぶ一環として、学園に通うお嬢様たちに仕えながら彼女たちの身の回りのお世話に従事するお話です。

攻略対象となるお嬢様を紹介していくと、一国の王女でありながら主人公の前では高飛車な態度を取る「アメリア・ローズ・ブレッティンガム」、桂ノ宮学園の創始者の一人娘で主人公の前では甘えん坊の「桂ノ宮 沙耶」、クリスチャンでお祈りが日課、風紀委員ながらも弱気な性格で男性恐怖症の「ベロニカ・ルーベンシュタット」。

真面目で強気に思われがちだけど実はちょっと受け身な性格の「真姫・ゴールド・ウィーンバーグ」、いつも元気でイタズラ好きな小悪魔系お嬢様「一乗寺 由良」の5人のお嬢様が登場します。

気品高い5人は「サンク・ローゼズ」と呼ばれ、桂ノ宮学園のなかでも他のお嬢様たちから一目置かれる存在になります。

ゲームはテキストを読みつつ、簡単な選択肢を挟みながらストーリーが展開していきます。ボイスも付いていて主人公を除いた全員がフルボイスです。

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感想(評価)

お嬢様との禁断の恋が楽しめる

本作をプレイして思ったことは、「執事の身でありながらお嬢様との禁断の恋が楽しめる…。」これに尽きると言っても過言ではないでしょう。

話の流れを簡単に説明すると、お嬢様には何かしらの悩みがあって、執事の実習の傍ら、お嬢様をサポートしていくことで、互いの関係が徐々に恋仲へと発展していく、という流れになります。

ゲーム序盤で好みのお嬢様を選んだらエンディングまで一直線。困難が立ちはだかろうとも主と執事の関係を超えた愛の力で困難を克服したり、思わずにニヤけてしまいそうなラブラブな展開を楽しむことができたりと、ゲームだからこそ体験できる非日常がそこに用意されていました。

基本的にみんな仲良しなので、複雑な人間関係が描かれるようなことはありません。可愛らしくて面白いストーリーが用意されています。

キャラクターイラスト

冒頭でも書きましたが、ゲームに登場するお嬢様の絵が好みでした。みんな可愛いので、願わくば立ち絵のCGの枚数がもっとあればと思わざるを得ないところです(笑)。

また、モブキャラクターとして登場するお嬢様のCGの少なさも気になりました。多分3人くらいしかいなかったはずで、同じ顔の人物がときには良い性格だったり、ときには悪い性格だったりと、モブキャラクターとはいえ結構頻繁に出番が用意されているにも関わらず、画面に映る度に性格の変わるモブキャラクターが気になってしまいました。

程よいプレイ時間

1人のお嬢様のエピソードをクリアするのに要する時間は、テキストを読むペースにもよりますが大体2~3時間といったところでしょうか(初回プレイ時に必須のプロローグを除く)。個人的には長すぎず、短すぎずで丁度良い時間に感じられました。

5人のお嬢様それぞれに異なるエピソードが用意されているので、1人クリアしたらそれで終わりとはならず、全員を攻略し終えるまで毎回新鮮な気持ちでプレイすることができます。

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「執事が姫を選ぶとき」をプレイするには?

PlayStation 4版はPlayStation Storeでダウンロード専売、PlayStation Vita版はパッケージとダウンロードが用意されています。

価格はPlayStation 4版は3,980円、PlayStation Vita版はパッケージが4,980円、ダウンロードが3,980円になります。

追加のショートシナリオ(DLC)が無料配信中

ゲーム本編とは別に、追加のショートシナリオが楽しめるダウンロードコンテンツがPlayStation Storeで配信されています。

ダウンロードできるのは、「アメリアは名付け親」、「ベロニカは友達が少ない」、「真姫と武闘会」の3つ。

本編とは直接関係のないサイドエピソードで、とりあえずアメリアのシナリオだけプレイしてみたのですが、リアルネタを織り交ぜた5分程の短いお話が用意されていました。残念なのはボイスが付いてなかったこと。

無料でダウンロードできるので、本編を購入したらこちらのコンテンツも忘れずにゲットしておきましょう。

感想まとめ:恋愛だけでなく執事の本筋も学べる良作

以上、「執事が姫を選ぶとき」をプレイした感想(評価)でした。

ゲームをプレイしてみて、システム面も含めてこれといってストレスを感じるような悪い点は見当たらなく、ときにはエレガントに、またあるときは哀愁を感じさせられたり、そして心静かにしんみりさせられたりと、その場の状況にマッチする雰囲気のあるBGMに和みつつ、お嬢様たちに振り回される主人公を想像しながら終始淡々とプレイできたかなと思います。本作を一言で表すなら、可愛らしくまとまった癒し系ゲームかなと。

また、これまで執事について考えたことはなかったのですが、本作をプレイしてみることで、執事という職業がいかに大変であるかを伺い知ることができたのは勉強になりました。主を知り、主を信じて仕えるというのはこのゲームを通して学んだこと。ただ側にいるだけでは務まらず、恐らく実際の執事と主の関係にも同じことが言えるんじゃないかと思います。

執事が姫を選ぶときは、イラストやシナリオに興味を惹かれたり、アドベンチャーゲームの初心者や他のゲームの合間の息抜きに、さらには執事を目指している方に!?と、いろいろな方におすすめできるゲームです。

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ゲーム感想
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