パソコンが各家庭に普及し始めた頃は、低速且つ従量課金だったインターネットも、いまや大容量且つ定額で使い放題のブロードバンド回線が一般的になりました。
ブロードバンド回線の普及とともにインターネットへの常時接続が当たり前となり、今日ではゲーム機やスマートフォン、その他生活家電に自動車と、パソコン意外の様々なデバイスもインターネットに繋がるようになってきています。
中でもゲーム分野については、ゲームソフトの販売形態に「ダウンロード」という選択肢が加わり、これまでは欲しいソフトがあれば直接お店に足を運んでパッケージを購入するスタイルでしたが、ブロードバンド回線があればダウンロード版という形で、お店に足を運ばずともインターネットを通じて何時でもどこでも購入できるようになりました。
今ではダウンロードでの販売比率が高くなってきており、特にアメリカではその伸びも著しいと聞いています。考えてみるとアメリカは日本と違って土地が広いので、お店まで足を運ぶのに距離が遠かったり、同じ理由でネット通販で購入しても発売日に届かないなどの理由があるのかも知れません。
僕がゲームソフトを購入するときは基本的にパッケージを選択し、時折開催されるセールを覗いてみては、気になるソフトをダウンロードで購入するようにしています。
そのためダウンロードでの購入比率も多くなってきましたが、手持ちにあるPlayStation 4のパッケージが次第に嵩張るようになってきました。今はパッケージを積み重ねるようにして置いていますが、場所を取るし、枚数を重ねるごとに不安定になるし、ホコリだって被っていきます。
この状況を打開するべく、今回はゲームソフトの収納ケースを購入してみることにしました。購入したのは、イノマタ化学の「メディアコンテナ 452 DVD&コミック用」になります。
このメディアコンテの商品説明には、PlayStation 4のパッケージを収納可能という記載はありませんが、どうやらPlayStation 2やWii、Xboxなどのパッケージには対応しているようです(※機種名が古いのはメディアコンテナの発売時期が2010年と古いためと思われる)。手元にこれらのパッケージが無いので確認できませんが、いずれもPlayStation 4のパッケージとほぼ同サイズのはずなので、収納可能と判断し購入するに至りました。
定価は1,200円ほど。今回はAmazonで購入しましたが、大体どこのショップでも1,000円以下で購入できるようです。
イノマタ化学「メディアコンテナ 452」レビュー
外観
ブラウンとホワイトの2色のカラーラインナップのうち、茶色のブラウンを選択してみました。本当はホワイトが欲しかったのですが、Amazonで購入するタイミングで価格差があったのでブラウンを選びました。
外観から分かる特徴として、土台となるケースには取っ手が付いていること、蓋には中を覗ける小窓が付いていることを確認できます。
ただし蓋はあくまでも上に被せる程度なので、取っ手が付いているからとは言え、手提げバッグのように持ち運ぶことはできません。例えばベッドの下などに収納して、取り出すときに取っ手を使うのが正しい使い方と言えるでしょう。
ちなみにケースの素材にはプラスチックが使われています。
日本製
購入後に気付きましたが、てっきり中国などの外国産かと思いきや、メディアコンテナは日本で生産されていることが分かりました。
付属品
付属品として、収納物を分けたり転倒防止に役立つ「仕切り板」と、収納物を判別するのに役立つ「インデックスシール」が付いています。
ケース内部
ケースの内部には、その両端に無数の小さな突起が付いています。これは仕切り板を使用する際に、小さな突起が仕切り板を支える役割を果たしてくれます。
PS4のパッケージを収納してみた
手持ちのPlayStation 4のパッケージをメディアコンテナに収納してみました。PlayStation 4のパッケージであれば、キツさはなく隙間に余裕のある収納をすることができますし、高さについてもパッケージがケースからはみ出ることはありませんでした。
また、仕切り板を使ってパッケージが倒れないことも確認してみました。この様にたとえ中身を一杯まで収納しなくても、仕切り板を挿し込むことで収納物を倒さずにスッキリと収納することができます。
商品説明によると約25枚収納できるようです。確かにそれくらいは入りそうだし、横の空いたスペースを活用すればさらに2枚、ちょっとキツくなるけど無理すれば4枚は入れることができそうです。
小窓から中身を確認
最後に蓋を被せてみました。蓋を開けずとも、小窓から中身を確認できるのが良いですね。
まとめ
以上、イノマタ化学の「メディアコンテナ 452 DVD&コミック用」のレビュー(評価)でした。
実際に使ってみると、自分の要望に沿った収納をすることができたので僕自身満足しています。やはり仕切り板が使えることと小窓から中身を覗けること、そして日本製であることがメディアコンテナの強みと言えるでしょう。品質も悪くないし、逆に駄目と指摘したくなるような点は特に見当たりませんでした。
今回はPlayStation 4のパッケージを収納例としてご紹介しましたが、その他ゲームソフトのパッケージ、DVDやブルーレイ、そして本など収納する目的でケースをお探しの方にメディアコンテナをオススメしたいですね。