Webサイトを閲覧したり動画の視聴を楽しんでいる最中に、突然インターネット回線が切れてしまった経験をお持ちの方はとても多いと思います。
僕のインターネット環境ですが、2020年春にADSLからケーブルテレビによる光回線へと切り替え工事をしました。世間と比べると光の導入は遅めですがADSLでも十分な速度が出ていたことや、2023年に控えているADSLの廃止、またケーブルテレビの光を導入しないとテレビが視聴できなくなるなど複数の要因が重なったことで、このタイミングとなりました。
「サーバー未検出」インターネットに突然繋がらなくなる
光にしたからといっても体感は然程変わりませんが、速度を計測してみるとADSLと比較して回線速度が向上して満足していたのですが、ケーブルテレビのプロバイダーに変えてから、おおよそ月に1回くらいの頻度でインターネットが突然切れてしまう現象が起きていました。
このようなときは、現在使用しているバッファローの無線ルーターの設定画面(192.168.11.1)にアクセスしてインターネットの接続を行うと、「DHCPサーバー発見」のメッセージ表示から再接続できていましたが、今回ばかりは「サーバー未検出」が表示されてしまい、インターネットに再接続ができなくなってしまいました。
原因を究明しようにも頼みの綱のインターネットにパソコンから接続できないので原因を調べることができません。仕方なくスマートフォンで「バッファロー ルーター サーバー未検出」などのクエリで原因を調べてみると、モデムやLANケーブルなどトラブルとなりそうな候補が挙がっているのですが、特に自分で何かの設定をいじったわけでもないので、どれもこれが原因と思える節が見当たりません。
原因が分からないと同時にすごく不安な気持ちになり、いかに自分がインターネットに依存していたかを思い知ることにもなりました。
原因はプロバイダーで発生した障害だった
次に閃いたのがプロバイダーで発生した障害だったのですが、このタイミングで今度は突然インターネットに繋がるようになりました。ホッと胸を撫で下ろしてから「プロバイダー名 障害」のクエリで検索してみると、契約しているケーブルテレビのプロバイダーで障害が起こっていたことが判明。今回突然インターネットに接続できなくなった原因は、プロバイダーで発生した障害だったことが分かりました。障害復旧までに要した時間は約30分でした。
なんだかケーブルテレビの光に切り替えてからインターネットに突然繋がらなくなることが多くなった気がします。地元のマイナーなプロバイダーなので障害も起こりやすいのでしょうか。ADSLを使っていたときに契約していたプロバイダーは誰もが知る大手だったこともあるのか、今回みたいなことはあまり無かったんですよね。
まとめ:まずはプロバイダーを疑うべし
もしインターネットに突然繋がらなくなり、その原因に自分で思い当たる節がない場合は、契約しているプロバイダーで障害の発生、または設備メンテナンスにより回線が切れてしまっている可能性が考えられます。
どこかに原因があるはずなので、「何もしてないのにインターネットに接続できなくなった。」と他人に言うのは無知をさらけ出しているようで抵抗がありますが、今回の事例みたいに自分に非がない場合もあったりするんです。
このようなときにスマートフォンなどでインターネットに接続できる手段がある場合は、契約しているプロバイダー名と”障害”、または”メンテナンス情報”などのキーワードを組み合わせて検索していただき、プロバイダーのWebサイトでサービス状況について該当するアナウンスが掲載されてないかを確認してみてくださいね。
障害やメンテナンス中であれば暫く待つしかありませんが、復旧したにも関わらず相変わらずインターネットに接続できない場合は、ルーターのインターネット接続が切れたままになってしまっている可能性が考えられます。
バッファローのルーターであれば、ブラウザのアドレスバーに「192.168.11.1」と入力してルーターにアクセスし、設定画面からインターネットの接続を行うと上手くいくはずです。
これまでの経験からモデムやLANケーブルが壊れる可能性は限りなく低いので、インターネットに突然繋がらなくなったときの大抵の原因は、プロバイダーにあるんじゃないかと思います。