GoogleのChromeブラウザでDMMのブラウザゲームをプレイしているのですが、なんだか以前と比べてゲーム描写が妙にカクカクしたり引っかかるような、IT用語で言うと俗に言う”重たい”と感じる状態になってしまいました。
いくつか考えられる原因のひとつにパソコンのスペック不足が考えられますが、すでに型落ちとは言えゲーミングパソコンでプレイしているし、動作環境も当然満たしているので処理能力が不足しているということはないはず。タスクマネージャーからCPUやメモリ使用率を確認してみても処理能力には余裕が感じられるほどです。
またその他の原因として、接続先でのサーバーの稼働状況も考えられます。サーバー負荷が高い状態だとゲームの動作が不安定になる場合もあるでしょう。アイドルタイムよりもゴールデンタイムにプレイしていると、動作が重たく感じるような経験をされた方も多いかと思います。
キャッシュの溜まりすぎが原因か
動作が遅くなる原因として真っ先に浮かんだのが「キャッシュの溜まりすぎ」でした。
実はつい最近にもブラウザゲームをプレイ中に「Out of memory ~」と書かれたエラーが発生し、キャッシュの削除で問題が解決できたことを記事にしたばかりでした。これはゲーム中の会話イベントを高速スキップしていると稀に発生するエラーでした。
Google Chromeにおけるキャッシュの削除方法は上記記事にて解説しています。
キャッシュ削除で動作が改善した
キャッシュを削除したあとにブラウザゲームをプレイしてみると、効果は抜群のようで動作が劇的に改善。引っかかりも軽減されてスムーズなゲームプレイができるようになりました。
コンテンツを実行するにあたって必要なデータをパソコンやスマートフォン(ブラウザ)に一時的に保存しておくことで、必要なときに瞬時にデータを読み込めるのがキャッシュの役割り。必要なデータをネットワークを介した遠方にあるサーバーまで読みに行くと時間がかかりますが、手元に保存しておくことでコンテンツの表示の高速化を実現することができます。
分かりやすい例を挙げるとWebサイトが挙げられます。そのページに含まれる画像データなどもパソコンやスマートフォンにキャッシュされています。初回アクセス時と比べて、それ以降では同一ページへの読み込み時間が短縮されるのを実感できるはず。画像掲載数が多い、または画像容量が大きいページほど効果を実感しやすいです。
このように便利なキャッシュですが、逆に溜まりすぎるのも良くないそうです。僕の経験から言うと、スマートフォンのIMEアプリや今回の事例のようにブラウザゲームで実体験しています。こんなときはキャッシュを削除することでコンテンツの動作に改善が見られるかもしれません。
普段好きでゲームはよくプレイしていますが、ブラウザゲームはまだあまり馴染みがなくてブラウザゲーム特有の癖みたいなものの理解が薄かったと実感。同じゲームでもコンシューマーゲームでは必要のない作業ですからね。今回の出来事は、ブラウザゲームをプレイするときは定期的にキャッシュを削除することが必要なことを改めて認識させてくれた出来事でした。