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映画「ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ」の感想。バイオブロリー爆誕!

GYAO!で無料公開された、映画「ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ」を視聴しました。

劇場公開は1994年ということで、ひとつ前の映画「ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない」と同い年に公開された映画になります。短編映画とはいえ1年で2度も映画を公開するなんて、当時のドラゴンボールの勢いはやっぱり凄かったんですね。少子化や娯楽の多様化が進んだ今では考えられないことかもしれません。

僕も子供の頃は映画館にちょくちょく足を運んでいたのを思い出します。東映アニメフェアやゴジラの映画がだいたい定番でした。そしていつの頃からか映画館にはめっきり通わなくなり、近所にあった映画館も今は取り壊されてマンションだったかホテルが建っています。そんなに昔のことでもないんですけど、時代の移り変わりはとても早いものですね。

今回視聴した映画ですが、前回倒したはずのブロリーがまたまた登場します。と言っても私達が知っているブロリー本人ではなく、科学の力で蘇ったバイオブロリーとしてスクリーンで再び暴れ回るのです。

実のところこの映画について事前知識は全くなくて、つい先日軽く下調べしたときにブロリーがまたまた登場することを知って、ブロリーどんだけ人気なんだよと驚きを隠せなかった次第でもあります(笑)。でもこの映画を見たブロリーのファンは失望したんじゃないかな…。(理由は後述)

ということで、「ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ」を視聴した感想を書いていきたいと思います。ネタバレ要素を含んでいるので未視聴の方はご注意ください。

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映画情報

作品名

ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ(1994年公開)

キャスト・スタッフ

  • 野沢雅子
  • 古川登志夫
  • 堀川亮
  • 草尾毅
  • 皆口裕子
  • 田中真弓
  • 藤原啓治
  • 鈴木富子
  • 郷里大輔
  • 佐藤正治
  • 龍田直樹
  • 伊藤美紀
  • 茶風林
  • 島田敏
  • 原作:鳥山明
  • 監督:上田芳裕
  • 脚本:小山高生

視聴時間

00:46:38

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あらすじ(ネタバレあり)

天下一武道会での決勝という大舞台での顔合わせとなった、人造人間18号とミスター・サタン。サタンへ優勝を譲る代わりに約束した2000万ゼニーを受け取りにサタンのもとへ18号がやってきた。賞金がまだ手元に届いてないと出し渋るサタンに、サタンの幼馴染ジャガー・バッダ男爵から挑戦状が送られてきた。

ジャガーはサタンと同じく幼い頃から武闘家を目指した仲だったが、子供の頃にサタンとの戦いに敗れて以降、武闘家の道を諦めていた。ジャガーからの挑戦を断るもサタンが子供の頃にしたオネショをバラすと脅されて挑戦を渋々受けることに。そのまま逃げられてしまうことを予感した18号、そして悟天とトランクスはサタンに付いていくことにした。

サタンを待ち構えていたのは、ジャガーが科学者を雇って作らせていたバイオテクノロジーで生み出された戦士たちだった。さっさと帰りたい18号はバトルロイヤルで試合を終わらせようと提案し、悟天とトランクスもバトルに加わってバイオ戦士たちを一掃したところで、ジャガーが最後の切り札を出してきた。

それは以前倒したはずのブロリーだった。ナタデ村にいた祈祷師がポッドに残されていたブロリーの凍りついた血液を採取し、ジャガーの科学者達がバイオの力で遺伝子からブロリーを蘇らせていたのだった。

培養液で満たされたカプセルの中で目覚めを待っていたブロリーをサタンと闘わせるため、ジャガーの指示で培養液を抜いている最中に、悟天とトランクスはブロリーがカプセルから出てくる前に倒してしまおうとするも時すでに遅し。ブロリーは蘇ってしまった。

まるでモンスターのような容姿になってしまったブロリー。普通に戦っていたら勝ち目がない相手に、悟天とトランクスが機転を利かせて闘うお話です。

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感想

原作や前回の映画と繋がりのあるお話

映画の冒頭で、18号がサタンのもとへ天下一武道会の賞金を受け取りに来ているシーンだったり、前回の映画に出ていた祈祷師がまたまた出演しているなど、ひとつの独立したストーリーではなく、原作や映画と繋がりを持たせていることに面白みを感じました。

魔人ブウ編が始まるきっかけになる天下一武道会で、18号が多額の賞金のためにサタンにわざと負けるシーンは鮮明に覚えていたものの、この映画のことは全く知らなかったので、まさかその後の展開がここで見られるとは思いもしませんでしたね(笑)

悟天とトランクスが大活躍

そしてこちらも前回の映画に引き続き、悟天とトランクスが大活躍しています。加えてクリリンと18号の夫婦コンビもブロリーを相手に健闘していました。

普通に戦っていたら勝ち目のないブロリーを相手に、培養液を浴びせて溶かしてしまおうと閃いたトランクスと、ブロリーを取り込んだことで大量に増殖した培養液が海の水に弱いことに気付いた悟天の機転で、普段のドラゴンボールとはちょっと違う形で敵対する相手に勝利します。トランクスがかめはめ波を打てることもビックリでした。

そう言えばこの映画は助っ人が登場しないんですね。悟飯、ベジータ、ピッコロといった主要メンバーは登場せず、悟空のみ映画のラストに少しだけ映りますが、このお話が進行しているときの悟空はどうやら死んでいるため、バイオブロリーとの闘いには参戦しません。

ブロリーの容姿

そもそもブロリーがなぜ、モンスターのような容姿になってしまったのかイマイチはっきりしませんでした。カプセルから出てきたブロリーはオリジナルの超サイヤ人の姿でしたが、その後すぐにモンスターのような容姿になってしまいます。

ジャガー男爵に雇われた科学者が、培養液は空気に触れると増殖して遺伝子の異なる生物の細胞を食べてどんどん大きくなると言っていたので、空気に触れた培養液を少量浴びたことであんな容姿になってしまったという解釈で良いのでしょうか。

でもあのモンスターのような姿だと、ブロリーが映画に出演すると聞いて映画館に足を運んだファンはガッカリしたんじゃないかな。一応ブロリーが映画に出演するのはこれで3度目だし、ブロリーの人気は相当高かったはず。当時はインターネットなんて無いから、そこまで中身を知らずに映画を見た人も多かったんじゃないでしょうか。

時系列はいつ?

そう言えばこの映画の時系列はいつなんだろう?魔人ブウを倒したときは悟空は生き返っていたと記憶しているし、だとすると天下一武道会の決勝から然程時間が経っていない頃でしょうか。

映画のラストでパイクーハンという個人的にあまり馴染みのないキャラクター名が出てきたし、僕のドラゴンボールの知識も魔人ブウを倒した辺りまでしかないんですよね。

感想まとめ

以上、「ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ」の感想でした。

ドラゴンボールの映画として、やはり主役の悟空が登場しなかったので若干の物足りなさを感じつつも、悟天とトランクス、クリリンと18号のコンビがバイオブロリーに挑む姿はとても良かったし、毎度のように戦場で慌てふためくサタンも面白かったです。ドラゴンボールのこういったアナザーエピソードをもっと見てみたいですね。

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感想映画
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