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蛇口のハンドルをレバーに交換。肘で操作できて衛生的

先日の事ですが、約25年ほど使用したTOTOの洗面台「WY05171」の蛇口から水漏れがするようになり、ケレップという部品を交換することで水漏れに対処した出来事を記事にしました。

水栓周りに関する知識は素人ですが、ネットの知識をもとに自分で直すことができたのです。一時は修理を依頼するか新しい洗面台にするかで悩みましたが、ケレップの交換がいちばん手っ取り早く、且つ安価に済んだのでした。

【ケレップ交換】蛇口の水漏れを自分で修理してみた
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ケレップはAmazonで購入したのですが、蛇口のハンドルをレバーに交換する部品も合わせて購入しておきました。今回の水漏れに関心を持ったことで、どうせなら蛇口周りのイメチェンもしてみたいという好奇心が湧いたからです。購入したのはSANEI(旧:三栄水栓製作所)の「ワンタッチレバー」(型式:PR2332F)になります。

今回のレバーの取り付けも自分で行ったわけですが、作業自体は非常に簡単なものでした。また、レバーに交換することで蛇口の吐水・止水の操作がハンドルよりも楽になっただけでなく、操作を肘でも行えるようにもなったのが大きなポイントでした。

当エントリーではSANEIの「ワンタッチレバー」(型式:PR2332F)のレビューとして、本製品の紹介とTOTOの洗面台「WY05171」を例に、蛇口のハンドルをレバーに交換する方法を記事にしています。

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SANEI「ワンタッチレバー」(PR2332F)の紹介

こちらが今回購入した、SANEIの「ワンタッチレバー」(PR2332F)になります。

数ある水栓パーツの中でこれを選んだ理由ですが、Amazonだと過去1か月で500点以上購入されている人気商品であること、740円という価格(Amazonだと400円前後)、様々な水栓メーカーに対応、取り付けが簡単そうに思えたことが挙げられます。

続いて付属品の紹介になります。

左から、「蛇口レバー」「水(湯)キャップ」「アダプター」「ネジ」が付属しています。

主役となるレバーの特徴ですが、長さは66mmとショートサイズ。

素材はABS樹脂、ポリアセタールが使われているとのこと。調べてみるとプラスチックのようですが、触ってみると光沢感のある美しさとそれ相当の強度を兼ね備えていると感じました。安くてもしっかりとした作りをしています。

SANEI、MYM、KVK、KAKUDAI、TOTO、INAXといった様々な水栓メーカーに適合するアダプターが4つ付いてきます。素材はプラスチックです。

この中からお使いの蛇口に適合するアダプターをひとつ選び、スピンドルに付けてその上からレバーを被せる形で使用します。

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蛇口のハンドルをレバーに交換する方法(取り付け方)

ここからはTOTOの洗面台「WY05171」(↑)を例に、蛇口のハンドルをレバーに交換する方法について解説していきます。

25年も使用したので錆びれ具合が出ており新しい洗面台に買い替えるのもありですが、先日の水漏れをきっかけにケレップという部品を交換したことで見事に復活。今回は蛇口のハンドルをレバーに交換していきます。

作業に必要な道具ですが、プラスドライバーを用意しておきましょう。

まずは作業中に水が溢れ出ないように洗面台の止水栓を止める必要があります。

実際のところ今回の作業はあくまでもハンドルからレバーへと交換を行うだけなので、蛇口の止水栓を止めなくても問題なかったのですが、作業中は何が起こるか分からないので念のため止水栓をしっかり止めておきましょう。

TOTOの洗面台「WY05171」の場合、洗面台の真下を確認すると添付画像のように2本の配管を確認できます。それぞれ左側がお湯、右側が水となっており、ハンドルを時計回りにひねると水流を止めることができます。

まずは蛇口のハンドルを取り外していくのですが、その前にハンドルのキャップを外してネジの頭を露出させる必要があります。キャップというのは水またはお湯を示すカバー(部品)のことですね。

このキャップですが、爪を引っ掛けたり、先端が平らで硬いもの(マイナスドライバー等)で取り外せると思います。

次にハンドルを取り外していきます。

ここではドライバーを使ってネジを緩めます。

ネジを外すことができたらハンドルを持ち上げます。

すると「スピンドル」という部品が顔を出しました。

レバーを取り付ける前にまずはこのスピンドルにアダプターを取り付けるわけですが、本製品にはアダプターが4つ付属されており、お使いの水栓メーカーに適合するアダプターを選ぶ必要があります。

製品パッケージ(↑)を参考に適合するアダプターを選びましょう。ちなみにTOTOに対応するアダプターは2001年以前とそれ以降とで2種類あるようです。我が家は2001年以前に建てた家でその時点でTOTOの洗面台「WY05171」を使っていたので、(C)のアダプターが適合するだろうと判断しました。

見事に(C)のアダプターがはまりました。

次にアダプターの上からレバーを取り付けていきます。

図(↑)のように、レバーの止水位置によってレバーを動かしたときの吐水範囲と吐水量を調整することができます。

レバーの止水位置ですが、少々悩んだ末にこの位置にしました。

理由はレバーの動かしやすさを確保できる範囲内で、十分な吐水量を得られることを確認できたからです。また肘で操作するのもこの止水位置がベストでした。

こちらは前途した止水位置から、(↑)の吐水範囲までレバーを動かしたときの吐水量の様子です。

洗面台の止水栓を開き、アダプターとレバーのはめ込み位置を調整しながらベストなポジションを探しましょう。

吐水位置を決めきたら付属のネジを使って締めていきます。

こちらのネジですが、アダプター同様に適合するネジを選ぶ必要があります。

最後に、水またはお湯を示すキャップを取り付ければ作業は終了になります。

これで蛇口のハンドルをレバーに交換することができました。以上、お疲れ様でした!

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感想:簡単取り付けで肘で操作できる蛇口レバー

今回は蛇口のハンドルをレバーに交換してみましたが、作業自体は思っていた以上に簡単にできたので拍子抜けしてしまいました。レバーに変えてからの感想ですが、ハンドルよりも少ない力で水を出すことができるのがいいですね。

またレバーに交換することで大きなメリットに感じたのが衛生面について。ハンドルは人が手で触る場所なので様々なウィルスが付着しており、衛生的に常に問題があり汚い場所だと感じています。そういった理由から手を洗ったあとにハンドルに触れる行為はできればしたくない考えでいましたが、レバーであれば手を使わずに肘だけで吐水から止水までの操作ができることに気付いたのです。

実はハンドルだったときは前途の理由から肘で力ずくで回していました(笑)。ハンドルは突起があるので肘だとうまく捻れなかったり痛めたりすることもありましたが、レバーに交換してからはそういった悩みからも開放されましたね。肘でハンドルを操作できるようになったおかげで節水にも繋がったと感じています。

気になる点があるとしたら耐久性について。今回購入したレバーはプラスチック素材なので、レバーの操作回数が増えてくるとアダプターとレバーの接点部分が次第に摩耗してくる可能性があり、最終的にはレバーが空回りしてしまうのではないかと考えています。仮にそうなるとしても遠い将来の話だと思いますが、実際になってしまうとまた交換作業が必要になってしまいますね。

SANEIの「ワンタッチレバー」(PR2332F)は、コストを掛けずに安価に手っ取り早く蛇口をレバーに交換したい方におすすめの製品と言えると思います。

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レビュー雑学
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