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バッファロー「HD-AD4U3」レビュー。ソニーのBDレコーダーに外付けHDDを増設してみた

ソニーのブルーレイレコーダー「BDZ-ZW1700」を使っています。本機は1TBのハードディスクを搭載しているのですが、録画した番組の消化がほとんど捗らず、新しい番組がどんどん溜まっていった結果、ハードディスクの空き容量が残り僅かとなってしまいました。

消してもいいかなと思える番組を削除しながらだましだまし容量の消費を抑えていましたが、これももう限界です。解決案としてまずブルーレイディスクにダビングする案を考えましたが、調べてみると記録メディアも結構なお値段がするんですよね。それに1枚あたりの保存容量も少ないのでダビングすると記録メディアの枚数が嵩張るし、保管場所の確保も必要になってきます。

そうなると残されているのはハードディスクの増設です。この方法であれば、レコーダーとハードディスクを繋ぐだけで簡単に容量を拡張することができるのです。しかしハードディスクといってもピンからキリまであるし、買ったあとに機器との相性問題が発生したりするのも嫌なので、「BDZ-ZW1700」におすすめのハードディスクを調べるためにソニーのWebサイトを確認してみました。すると「SeeQVault」(シーキューボルト)という聞き慣れない規格があることを知りました。

どうやら同規格に対応したハードディスクであれば、録画した機器とは異なる機器に繋いでもハードディスクに録画した番組を視聴することができるんだそうです。将来的に新しいレコーダーやテレビを購入するだろうし、それらの機器にハードディスクを繋いだときに番組を視聴できるのであれば、SeeQVault対応のハードディスクを選ぶに越したことはありません。

しかし残念なことに、SeeQVaultに対応したハードディスクは市場にはあまり出回っていないようで、どうやら新製品も積極的に発売されておらず現在は割高な在庫品のみが流通しているだけのようでした。素晴らしい規格だと思ったのですが何故か廃れてしまっているようです。仕方ないのでSeeQVaultは諦めることに。

今度はAmazonでハードディスクを検索してみると、バッファローのハードディスク「HD-AD」シリーズが目に止まりました。レビュー数も多いし価格も比較的安価。ベストセラー1位の称号もあったりと、色々なメーカーの製品がある中で無難なのはやはりバッファローなんだなと納得しつつ、「HD-AD」シリーズのハードディスクを購入決定。次いで容量ですが「BDZ-ZW1700」は最大6TBのハードディスクに対応していますが、価格と容量のバランスを考慮した結果、「HD-AD4U3」(4TB)を選びました。

到着後にレコーダーの外付けハードディスクとして使ってみたので、当エントリーではレビュー記事としてバッファローのハードディスク「HD-AD」のご紹介と感想を書いていきたいと思います。

余談ですが、この買い物ではAmazonで月1回開催されるタイムセールに狙いを定めて購入しました。このとき初めてAmazonの価格履歴を確認できる「Keepa」というアプリを使っています。使い方は下記URLで紹介しています。

Amazonの価格履歴を調べる方法(Keepa スマホアプリ編)
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バッファローの外付けHDD「HD-AD」のご紹介

パッケージ

バッファローが展開しているハードディスクブランド「DriveStation」。今回は同ブランドから「HD-AD」をAmazonで購入しました。「HD-AD」シリーズは2TB~8TBまでの容量がラインナップされているのですが、今回は4TBをチョイス。4TBの型式は「HD-AD4U3」となります。

本製品はまずパッケージがとても印象的で無地に近い箱が梱包に使われています。この姿のまま店頭に並ぶのはあまり想像できませんよね。これは商品の梱包に「フラストレーション・フリー・パッケージ」を採用している関係で、地球環境に配慮することで簡易的な梱包に留めているためだと思われます。Amazonの商品ページにアクセスすると、商品名の頭に【Amazon.co.jp限定】と明記してあるのがその理由です。

個人的な話ですが、パソコンは20年くらい触ってますが外付けタイプのハードディスクを買ったのは今回が初めてかもしれません。

内容物

開封すると、ハードディスク本体、USBケーブル、ACアダプターのほか、画像には写っていませんがセットアップガイド兼保証書が同梱されています。

このうちACアダプターですが、「HD-AD」シリーズはACアダプターをコンセントに繋いで電源を確保する「セルフパワー」タイプのハードディスクになります。これ意外にもACアダプターを必要とせずUSBケーブルから電源を確保する「バスパワー」タイプがありますが、個人的にはセルフパワーだとコンセントをひとつ消費してしまうのがデメリットに感じます。

でもハードディスクは安定して長期間稼働し続けられることが求められる装置なので、セルフパワーで正解だと思います。

HDDのデザイン

ハードディスクは文庫本くらいのコンパクトさで黒のプラスチックケースで覆われていました。

動作中は熱を持つので放熱性のある金属ケースが使われているのかと思っていたのですが、そこはコストの兼ね合いがあるのかもしれません。そのためデザイン的にはシンプルですが見た目的の安っぽさは否めない印象です。設置してしまえば触ることはないし、視界に入ったところで気にならないので問題ではないんですけどね。

本体の正面には動作を示すLEDがあります。動作中は緑色のLEDが点灯します。

背面

背面にはUSBポート、セキュリティスロット、DCジャックがあります。

個人的に初めてみましたが、USBポートは「Micro USB3.0 Type-B」が使われています。またセキュリティスロットもあるので盗難対策も可能です。

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使ってみた感想

レコーダーとの相性抜群!省エネ効果や静音性の高さが良いHDD

今回購入したバッファローの外付けハードディスク「HD-AD4U3」ですが、テレビ台を利用してこんな感じで「BDZ-ZW1700」の隣に設置してみました。

僕の現在の環境だとテレビ台の収容スペースは貴重なので、これだけの設置面積を占有してしまうのはかなりの痛手。外付けハードディスクに頼りたくない場合は、最初からなるべく大容量のハードディスクを搭載したレコーダーを買うべきでしょう。

使ってみた感想ですが、実のところの機能面に関してはろくに調べもせずに買っていたのですが、レコーダーとの相性も良いし思った以上にいい製品でした。

まずレコーダーの動作に合わせて自動的に電源が入ったり切れたりするので、省エネ効果が高いです。常時電源が入っているわけではありません。それに加えて静音性も高いです。ハードディスクは動作中に”ガリガリ”や”ジージー”といったシーク音が発生しますが、距離的には約2mほど離れていますが、ケースの静音性が高いのか本機に録画した番組を再生しても微かに聞こえることがあるだけでほとんど気にならないレベルでした。

逆に気になる点を挙げるならば…、特にこれといった悪いところは見つかりませんでした。強いて言うならやはりセルフパワーなので、コンセントをひとつ消費してしまうことくらいでしょうか。バスパワーでも録画に使えるハードディスクってあるのかな?

それにしても外付けハードディスクだとUSBケーブルで繋ぐだけで簡単に容量を増やすことができるので楽ちんですね。パソコンで内蔵ハードディスクを増設したことがあるのですが、ケースの蓋をを開けたり、パーツが密集した狭い場所に指を突っ込む必要があったりと集中力やスキルが必要になってくるのですが、それと比べると作業時間も短くて済むし設置も簡単。これだったら機械に苦手意識がある方でも大丈夫だと思いますよ。

容量が増えていることも確認

最後になりますが、初回のみ必要なセットアップ作業を終えるとレコーダーで扱える容量が増えていることを確認できました。

赤枠↑で囲った箇所がレコーダーが外付けハードディスク(USB HDD)を認識していることを表しています。録画可能容量がきっちり4TB増えていることが分かりますね。これだけあればしばらくは大丈夫そうかな。

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