僕は普段の歯磨きに、ブラウンのオーラルB電動歯ブラシ「すみずみクリーンEX」(型式:D12013AE)を使っています。
それ以前はオムロンの電動歯ブラシ「シュシュ マイクロビブラート」(型式:HT-B201)を9年ほど使っていたのですが、替えブラシを差し込む棒が壊れてしまったため、新しい電動歯ブラシを探していたタイミングで購入したのがブラウンのすみずみクリーンEXでした。
バッテリー式なので充電さえしておけばブラシは常にフルパワーで動作するし、ブラシの耐久性が高いので交換頻度が少なくて済むところが気に入っています。
そしてこのときは、すみずみクリーンEXに適合するブラシから「ホワイトニングブラシ」を使っていたのですが、そろそろ交換のタイミングが近づいてきたので次に使用するブラシを検討した結果、今回は「歯間ワイパー付ブラシ」を使ってみることにしました。
製品画像を見てみると、細毛のほかに”部品”と言う表現があっているような黄色い板が4つ付いているんですよね。これが歯の隙間に入り込んで歯垢を落としてくれるそうです。一風変わったブラシに興味が湧いたので今回はこれを使ってみることにしました。
「歯間ワイパー付ブラシ」に決めた!
こちらがブラウンの「歯間ワイパー付ブラシ」(型式:EB25-2-ELN)になります。このパッケージには替えブラシが2本入っていますが、他にも3本入り、5本入りもあるようです。
購入したのはAmazonで、価格は値引き後であっても2,000円強とかなり強気の価格設定。それが理由にあるのかこの界隈には安価な互換ブラシなんてのも存在するみたいで、まるでプリンターの互換インクと同じような市場が存在することを知りました。
しかしながらブラウン純正の替えブラシは1本で約3ヶ月の使用を想定しているみたいなので、製品寿命が短いと思われる互換品の品質と比較すると妥当な価格なのかもしれません。
パッケージを開封すると替えブラシが2本入っています。これで6ヶ月(1本あたり3ヶ月)の使用を想定しているそうです。
それぞれの替えブラシにはゴム素材のリング(輪っか)が入っていました。リングはブルーとピンクで色分けされてあるので、他人と使い分けするときに目印として使用すると便利かもしれません。
特徴:一際目を引く歯間ワイパー
こちらが歯間ワイパー付ブラシになります。
対応機種はブラウンのオーラルB電動歯ブラシに対応しているとのこと。※iOシリーズを除く
一際目を引くのがこの黄色い板状のブラシ。
ブラウンの説明によるとこれは「歯間ワイパー」と言うそうで、ワイパーが歯と歯の隙間に入り込んで歯垢や汚れを磨き落とすことが特徴で、手磨きと比べても最大で2倍の歯垢除去力があるそうです。
加えて黄色のワイパーにはこれまた謎の青いパーツが被せられていたりと、手の込んだ作りになっていることが伺えます。
また、独自のX字型毛が通常毛では届かない歯表面の細かい歯垢もこすり落としてくれるとのこと。
このX字型毛とは何を指しているのかと思ったら、緑色の毛を拡大すると毛先がX字の形状になっているそうです。凝視してみたのですが小さすぎて全く分かりませんでした…。
ひとつのブラシを長いこと使っていると、最初はきれいに整っていた毛先が次第に開いていくことで寿命が近づいてきたことが分かりますよね。
このブラシは交換時期が近づくと青色の毛先が黄色に変化。それがブラシの交換のタイミングを知らせるシグナルになるそうです。もちろん毛先も開いていくと思われます。
感想:歯間の歯垢を取り除くのにおすすめ
僕が最も気になるのが、歯間ワイパーがきちんと機能するのか?ということです。
ためしにブラシを歯に軽く当てながら本体の電源を入れずに歯間ワイパーの様子を観察してみたところ、ワイパーが歯と歯の隙間に入ることを確認できました。他の毛と比べても隙間にスッと入っていくようです。
またワイパーに被せてある青いパーツですが、これは恐らく歯の隙間の奥に入り込まないようにするストッパーの役割を果たしていると思われます。また、板状の形をしているのでブラシを左右に動かしたときに歯間に入ると、他の毛と比べて歯間に留まる時間が僅かに長いように感じられました。
このように歯間の歯垢除去に特化したブラシであることは分かりましたが、だからと言って他と比べて歯間の歯垢除去力がどれほど高いのかは分からないというのが正直なところ。それと言い忘れていましたが歯の表面はツルツルになります。
ブラウンの歯間ワイパー付ブラシは、普段から歯間に溜まっている歯垢や汚れが気になっている方に試していただきたいブラシです。