2021年9月の末に新型コロナウィルス感染症予防を目的とした1回目のワクチン接種をし、その3週間後に2回目を接種しました。ワクチンの種類はファイザーを選択。接種の予約を取るタイミングでの世間の評判を伺うに、モデルナやアストラゼネカとあるなかでファイザーが最も評判が良く無難な印象を受けたからです。
どうやら接種後に副反応が起こりうるようで、先人達の話を聞いてみるとその辛い体験から自分は何も起こらなければいいなと思っていたのですが、1回目のワクチンを打つ前日に激しい頭痛、そして僕は耳鳴りが常時鳴っているのですが、頭痛と共鳴するかのように音が大きくなり身体的にキツい症状に見舞われました。
ワクチン接種を翌日に控えていたので体調も釣られて悪くならないか不安でしたが、身体のダルさは多少残ったものの、幸いにも接種当日には頭痛と耳鳴りはだいぶ収まりました。普段こんなことは滅多にないので、ワクチンが打てなくなるんじゃないかと焦ったりもしました。
場所(会場)ですが、ファイザーのワクチン且つ近所という条件で探した結果、耳鼻科に決まりました。迷っていると予約がすぐに埋まってしまう状況なので咄嗟の判断でしたが、ファイザーのワクチンが徒歩圏内で打てるので、いいタイミングで予約が取れたと思います。
しかし落ち着いて考えてみると、(失礼ながら)耳鼻科の先生が注射を打つイメージが掴めず、大丈夫かなと不安を抱いたりもしました。これについてはどうやら同じ考えを持つ人が多いようで、Google検索で”コロナワクチン 耳鼻科”と入力すると、”大丈夫”というキーワードがサジェストで表示されるくらいです。
コロナワクチンは製薬会社や接種者の性別、年齢などによって接種後に起こりうる副反応に違いがあるのだそうです。僕は40代男ですがファイザー製コロナワクチンの1回目と2回目の接種を終え、身体に生じた副反応をそれぞれ4日分メモしました。副反応は人それぞれですが、備忘録を兼ねて僕が体験した副反応を記事にしておきたいと思います。
1回目の副反応
1日目
朝9時30分にワクチンを左肩に接種しました。受付でどちらの腕に摂取しますか?と聞かれたのですが、どうやら利き腕ではない方に接種するのが好ましいらしいです。
接種から約9時間が過ぎたあたりから、左肩を動かしたり物が当たったときに接種部位に筋肉痛のような痛みを感じるようになりました。左肩を動かさなければ痛くも痒くもなく、それ以外の体調にも変化はありませんでした。これが利き腕に摂取しないほうがいい理由です。利き腕に摂取してしまうと腕が痛くて生活に支障が出てしまうからですね。
2日目
前日から続く左肩の痛みがより大きくなりました。左肩を下にして寝ることはできないくらいです。
夜勤の仕事に向かうため電車に乗ると、疲れが溜まっていたからか珍しくすぐ寝てしまいました。乗車時間が約1時間と長いので寝るのはいつものことですが、いつもは途中でちょくちょく目が覚めるんですよね。でもこのときは1時間ほぼ全てで寝ていました。
そして余程疲れていたのか電車から降りるときにあまり経験のないダルさを感じました。疲労感も症状のひとつのようなのでこれもコロナワクチンの副作用なのかもしれません。
3日目
夜勤の仕事中に身体が火照ったかのように熱く感じたり、車酔いをしたときのような気持ち悪さを感じることがありました。また胃の中の物が喉のあたりまで逆流してきたりと(嘔吐は避けられた)、明らかにいつもとは異なる体調具合にこのときは仕事を休めばよかったと思ったりもしました。
しかし朝頃になると体調は回復傾向に。左肩の痛みもだいぶ軽減されてきたものの、その日の就寝時も左肩を下にして寝ることはできませんでした。
4日目
接種から4日も経つと体調面はワクチン接種前にほぼ戻りました。左肩の痛みもほぼ回復し、ましたが、強く触ると少しだけ痛みがが残っているようでした。
最後に、この4日間は熱は測っていませんが熱が出た感じはなく、接種部位が腫れたりすることもありませんでした。
2回目の副反応
1日目
ワクチンは1回目同様にファイザー。接種した時間は前回同様に朝9時30分頃。前回と同じ耳鼻科、同じ時間帯なのに前回よりも接種希望者が多い印象を受けました。
今回は夜勤明けに摂取したので帰宅後に寝てしまいましたが、今回は接種から3時間ほど経過したタイミングで左肩に筋肉痛のような痛みが出始めていることに気づきました。接種部位の痛みは1回目のときもありましたが今回は前回よりも少しばかり痛みが強いもので、肩に負担をかけないようにしていても痛みを常時感じるほどでした。
それ以外で体調の変化はなく、翌2日間は大事を取って仕事は休みに。
2日目
深夜に目が覚めると接種部位の痛みがより大きくなり、同時に身体に力がまったく入らなくなりました。布団で寝返りをしたりトイレに行くのも一苦労。倦怠感に包まれヨレヨレの状態になってしまいました。
どうやら1回目よりも副反応が強く出ているようで、接種から約24時間経過すると接種部位のの痛みや倦怠感はやや改善したようですが、今度は背中や腰の痛みに加えて軽く頭痛がするようになりました。このときはあらかじめ用意ておいた薬を飲んで頭痛に対処しています。
3日目
深夜に目が覚めると接種部位の痛みや倦怠感、その他の症状が大きく改善していました。
ちなみにこのタイミングでまともな食事を口にすることができました。決してお腹が空かなかったわけではないのですが、あまり食欲が沸かずベッドで横になっていたい気持ちのほうが勝っていたんですよね。
4日目
この日から仕事に復帰。前日に続き体調は良好。コロナワクチンを注射した左肩のみ、触るとわずかな痛みを感じるくらいです。
最後に、今回も熱は測っていないので熱が出たかは不明です。また接種部位が腫れたりすることはありませんでした。
感想:2回目の接種は副反応に注意
今回のファイザー製コロナワクチンの接種を振り返ってみると、僕の場合は1回目の接種ではワクチンを注射した左肩の痛みに悩まされ、2回目は倦怠感に悩まされ、そんな副反応に見舞われました。
どっちが酷かったかというと圧倒的に2回目ですね。2回目を接種してからの2日間は本当に地獄でした。不謹慎ながら死ぬ間際はこんな感じなのかな思ったのも事実。僕が経験したあの倦怠感は異常です。僕と同じ40代の男性がファイザー製コロナワクチンを摂取しても、ここに書いた副反応が出るとは限りませんが、2回目のときは少しばかりの覚悟が必要だと思います。
やはり健康でいられることが人間にとって一番幸せなことだと改めて思わされましたね。新型コロナウィルスのワクチン接種で3回目の話も聞こえてきていますが、もしまたあんな辛い思いをするくらいなら正直もう打ちたくありません…。
ちなみに2回目の副反応に見舞われている最中はほぼ布団の中にいましたが、起きているときはスマートフォンでYouTubeをずっと見ていました。身体を動かさずに楽しめるのでこういうときは動画の視聴は最適だと思います。何もせずに布団の中でじっとしているのもしんどいので、こういった機会を利用して趣味の消化に勤しむのもいいのかなと思いましたね。