仕事終わりの帰宅中に上野駅で電車に乗ろうとホームに駆け上がったところ、あと一歩のところで行かれてしまい、次の電車が来るまで十数分と時間があったことと小腹が減っていたので、待ち時間を利用して10年以上ぶり?に駅のホームで立食いそばを食べてみることにしました。
利用したお店は、上野駅構内の7・8 番線のホームにある「爽亭」という立食いそば屋になります。冬の凍えるような寒さの日に温かい立ち食いそば…、この組み合わせに適うものはありません。
爽亭のかき揚げ天そば@上野駅
爽亭は上野駅7・8番線ホームにあります
上野駅の7・8番線ホームにある立ち食いそば屋にやってきました。軒先に漂ういい匂いに引き寄せられて、電車の待ち時間につい暖簾をくぐってしまう方も多いのではないでしょうか。
今は爽亭という店名ですが、僕の記憶が正しければ以前は「生そば処」という店名だったと記憶しています。学生時代に上野駅を利用していたので、小腹が空いた時によく利用していたんですよね。
時刻は朝の9時を少し過ぎ頃ということでお客さんの数はまばらでした。北の玄関口と言われた上野駅も昔と違って宇都宮線や高崎線が駅を通過することもあるで、乗り換えの駅という役割が減ったことで駅全体の人の流れも随分と変わったのではないでしょうか。
券売機
券売機を眺めてみるとでメニューが沢山あるので迷ってしまいますが、今回は無難に「かき揚げ天そば」をチョイスしてみました。価格は430円でした。
購入すると食券が発行されるので、それを持って店内へと足を運びます。食券は店員さんに直接渡すのではなく、カウンターの中央付近に食券を置く場所が用意されていました。そばorうどんのどちらにするかを伝えて渡すといいでしょう。
かき揚げ天そば(430円)
食券を渡すと、ものの十数秒で注文したかき揚げ天そばが出来上がりました。そばは直接手渡されるのではなく、カウンターの中央付近に置かれるようです。
トッピングはかき揚げのほか、ネギとワカメが乗っています。
味の感想
食べてみると、角のあるというかコシがあるという表現が正しいのかわからないけど、僕が普段自宅で食べている、スーパーで売られている茹で麺とかインスタントとは異なる美味しさに感動。かき揚げのカリッとした食感もいいアクセントになっているし、仕事の後の疲れた体に染み渡る濃いめの出汁も家庭では出せない味だなぁと、立ち食いそばならではの美味しさに舌鼓できたひとときでした。
個人的に立ち食いそば屋は上野駅くらいでしか利用したことがないのですが、店名は違えどこんな味だったなぁと懐かしくなりましたね。唯一の違いはかき揚げの色の違うこと。生そば処のかき揚げは白っぽかった記憶があるけど、爽亭は赤茶っぽい色をしているようです。
気になったのは、出汁がちょっとぬるめだったことかな。
出汁をちょっと残して完食。ごちそうさまでした!
爽亭@上野駅の店舗情報
店名:爽亭 上野駅7・8番線ホーム店
住所:〒110-0005 東京都台東区上野7丁目1−1
営業時間:6時30分~22時30分
※Google Mapより引用