僕が普段使用しているAndroidスマートフォンに、ソニーの「Xperia XZ1 Compact SO-02K」があります。
2017年11月に発売された機種で、4.6インチというコンパクトな筐体にハイエンドなスペックを搭載したことで話題となったスマートフォンです。僕が購入したのは少し遅れた2019年の初頭で、在庫処分なのかNTTドコモのオンラインショップでセールの対象となっていたので購入していました。
実はその少し前に、シャープの4.5インチスマートフォン「AQUOS PHONE SH-01D」からの機種変更に、ASUSの5.5インチSIMロックフリーのスマートフォン「ZenFone 3 MAX ZC553KL」を購入していたのですが、ドコモのSIMカードで運用しようとしたところSIMカードが古いせいか上手く認識せず、やはり片手のみでの操作が難しいことや、ケースを装着すると継続的な使用において腕にやや負担のかかる重さになることが分かったので、結局の所、ZC553KLはメインで使用することはありませんでした。
こういった経緯もあってやっぱり片手で操作できる方がいいかなと、コンパクトサイズのスマートフォンを探していたところ、4.6インチのSO-02Kを見つけて購入した次第です。
このSO-02Kを使用するようになってから半年が経過。書けることは少ないのですが、普段の日常生活において僕が4.6インチサイズのスマートフォンを使ってみた感想をまとめておこうと思います。
4.6インチスマホの良いところ
手に持ったときの握りやすさ
添付した画像は、僕がSO-02Kを右手で持っている様子を写したものです。手が小さくなければ、こんなふうに持てるはず。
タブレットまではいかずともスマートフォンなら片手で持つことはできますが、4.6インチであれば、手に持ったときに親指の付け根の母指球(膨らんでいる箇所)と指の第一関節の内側に収まるので、握りやすいだけでなく、しっくり感がとても高いです。
片手操作が捗る
画面の全領域に親指が届くので、操作のすべてを片手で完結することができます。
やはり片方の手が空くというのは何かと便利で、例えば荷物を持ちながらだったり、コーヒーを飲みながら、電車の吊り革を持ちながら操作できたりと、スマートフォン操作時における自由度の幅が広がります。
ただし、画面の隅っこ付近をタップするときは親指が若干届きにくいので、親指を伸ばしたりすることもあります。僕が片手でストレスなく操作できるのは4インチ台が限界かもしれません。
ここが気になる
目が疲れやすい
スマートフォンの急激な普及に伴い、現状ほとんどのWebサイトがモバイルフレンドリーに対応しているのでWebサイトの閲覧に支障はないものの、やはりサイズの大きい端末と比べてしまうと文字の小ささが気になってしまいます。
また、ブラウザゲームやアプリもそうですが、ひとつの画面にたくさんの情報が詰まっている場合、文字が小さくて読みにくかったり、密接しあったリンクがタップしにくいと感じることがあったり、電子書籍においても同様でピンチアウトをして画面を拡大しないと文字が読みにくいことも多いです。
4.6インチというサイズは画面を凝視しやすいので、サイズの大きい端末と比べると目が疲れやすいと正直感じることはあります。
まとめ
4.5インチのSH-01Dを購入した当初は、サイズがやや大きいように感じられて機種選びに失敗したかなと少しだけ後悔したことを記憶していますが、慣れなのかいつの間にか自分の手に馴染んでいました。
次はステップアップにと5.5インチのZC553KLを購入しましたが、片手のみの操作は不可能ではないものの、そうするには手の平でスマートフォンを泳がさないといけないため落下させる心配があり、常に不安がつきまとっていました。
舞い戻って現在は4.6インチのSO-02Kを使っていますが、目が疲れやすいことはあるものの、片手で安定して使えるのでとても満足しています。
大きすぎると片手で操作しにくかったり、小さすぎると目が疲れたりでスマートフォンのサイズ選びってとても難しいです。
僕が実践しているのは、家でも外でも常に携帯するのはサイズが小さいスマートフォンを、家の中では大きめのタブレットを、という感じで使い分けることにしています。データを同期することで、同じOSであれば端末がいくつあっても同じ1台のように扱うことができますからね。