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PS4「パンチライン」の感想。パンツを見たら人類滅亡!奇抜なセンスとユーモアが光るアドベンチャー

5pb.より好評発売中のPlayStation 4ソフト「パンチライン」をプレイしました。本作はPlayStation Storeのセールにラインナップされていたときに購入していたものです。

何時だったか、パンチラインという個性あふれるネーミングとギャルゲーチックな雰囲気に惹かれて本作の公式サイトをチラッと覗いたときに、女の子の下着が目に入ってしまうと人類が滅亡してしまうことと、幽霊の主人公がアパートの住人を観察するという内容から、なんとなくドリームキャストにあった(やったことはないけど)「ルーマニア」に内容が類似しているのかなと、本作を購入した時点まではそう思っていました。

明るくコミカルな雰囲気もいいし気にはなっていましたが購入するまでには至らず、ソフトの存在を知るに留めていましたが、今年の2月に開催された5pb.のウィンターセールで本作がなんと500円で売られていたので、この価格ならということで躊躇うことなく購入していました。

そんなパンチラインをクリアしましたので、本作をプレイした感想(評価)を簡単にまとめておこうと思います。

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「パンチライン」とは

パンチラインは、2016年4月に5pb.から発売されたPlayStation 4 / PlayStation Vita専用ソフトです。

バスジャック事件で起きた事故から幽体離脱してしまった本作の主人公「伊里達 遊太」。自分の体に戻ろうとするも、肉体が何者かに乗っ取られていることが判明。

遊太の相棒とも言える猫の幽霊「チラ之助」の助言に従い、ゲームの舞台となるアパート「古来館」のどこかにあるとされる、元の体に戻る方法が書かれた聖典「ナンダーラカンダーラ」を探し出す、幽体イタズラアドベンチャーゲームです。

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感想

TVアニメの展開をなぞるストーリー

もともと漫画か何かが原作にあるのかなと思ったのですが、アニメのオープニングやエンディングで流れるようなアニメーションが使われていたのでもしやと思いきや、ゲームの発売よりも先にTVアニメで放送されていたとのこと。

添付したTwitterにも書かれてありますが、このゲームはアニメのストーリーをなぞるだけでなく所々に違いがあるそうです。アニメを視聴済みの人でも楽しめるというわけですね。

奇抜な世界観だけど先が気になる展開が面白い

ゲームを始めてみると、ネタとジョークとユーモアに溢れた奇抜な世界観に最初は面食らった感じで、正直このテンションに付いていけるかと不安になりましたが、プレイ時間の経過と共に古来館やそこに住む住人たちにも馴染んでこれて、さらには各住人たちにも深い秘密があることが分かったりと、単に幽霊の遊太が自分の体を取り戻すだけのお話かと思ったら大間違い。

次第にシリアスな展開になっていく、謎が謎を呼ぶ練られたストーリーは非常に面白かったです。

イタゴラで住人の行動をコントロール

基本はテキストと読み進めていくアドベンチャーゲームですが、幽霊の遊太がアパートの住人に起こしてもらいたい行動を、簡単なイタズラをいくつか仕掛けてその連鎖で住人をコントロールする「イタゴラ」というミニゲーム的なものがあります。これが本作の唯一のゲーム性といったところでしょうか。

気になる点

気になる点を挙げてみると、お話の多くが古来館のなかでしか展開されないので、映像的な目新しさに欠けることが気になりました。

また、セーブするときに「壊れたデータ」と表示される不具合?がありました。いつかセーブデータが壊れるんじゃないかと、この表示は常に不安でしたね。

まとめ

以上、パンチラインの感想(評価)でした。

事前に予想していたゲーム内容とは打って変わって、スケールの大きさを感じさせるストーリーには驚かされました。ギャルゲーなのかと思ったら大間違い。特に津軽弁を話す変身系ヒロインの「成木野みかたん」は可愛かったです(笑)

僕はアニメを視聴していないのでゲームとのストーリーの違いは分かりませんでしたが、ゲーム版のゲーム要素はミニゲーム的なものしか無いので、ストーリーを追うだけならアニメを視聴するほうが効率が良いのかなと思いました。アニメならコントローラーで操作しなくて済むし、アニメーションという動きがありますからね。

ちなみに説明書を見ていれば分かることですが、各エピソードごとに流れるオープニングや人類滅亡のムービーは○ボタンを長押しするとスキップすることができます。僕はスキップ機能の存在にクリア後になってから気付きました…。特にトロフィー回収が捗るようになるので是非役立ててみて下さい。

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「パンチライン」をプレイするには

パンチラインはPlayStation 4とPlaystation Vita(Vita TV対応)で好評発売中です。販売形態はパッケージのほか、PlayStation Storeからダウンロードで購入することができます。

また、ストリーミングサービスのPlayStation Nowの配信ラインナップにも含まれているようです。

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ゲーム感想
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