ジェントス「AX-830RD」レビュー 夜のジョギングにおすすめのLEDライト

早朝(5時前後)や夕暮れ時(17時前後)などの空いた時間にジョギングをすることがあります。この記事を書いてるのは6月ですが、この時期は日の出が早く、また日の入りの時間も遅くなるので、僕がジョギングをする時間帯の空はたいてい明るいことが多いです。

またそれとは逆に、日の出が遅く、日の入りが早い時期になると、ジョギングをする時間帯の空は薄暗かったり真っ暗になってしまうことが多くなります。

僕はジョギングコースの一部に、とある田圃道を字の如く縦横に走っています。そこは住宅街の一角にある開けた場所にあることから、近所の人がお散歩していたり、運動している人、乗用車が抜け道に使っていたり、すぐ側を電車が走っていたりと、一見静かそうに見えて意外と賑やかな場所ですが、街灯がほとんど建ってないので日が沈むと辺りは真っ暗に。そんなときに田圃をジョギングするのは危ないと感じていました。

そこで夜間の外出時に自分の存在を周囲にアピールするという意味で、身体に付けて光を発光するアイテムがないか探してみたところ、ジェントスのLEDセーフティバンド「AX-710GR」を購入したのが2014年の出来事になります。

アームバンドのように二の腕などに巻きつける小型軽量のLEDライトで、ライブで使われるサイリウムやペンライトのように十分な光量を持ち、それでいて煩わしさもなく邪魔にならないので、夜間ジョギングの必須アイテムとして今日までの約4年間お世話になってきました。

この4年間で、LEDライトが点灯中に突然消えてしまうトラブル的な症状に見舞われたものの、いつの間にか同症状は起こらなくなり、それ以降不具合を起こすことなく現在でも使用できるのですが、後継モデルの存在、そしてAX-710GRは緑色のLEDライトを発光しますが、それ以外の色も試してみたい考えがあったので、気分転換を図る意味も込めて後継モデルの「AX-800シリーズ」を購入してみることにしました。

今回購入したのは赤色のLEDライトを発光する、ジェントスのLEDセーフティバンド「AX-830RD」になります。

今はまだ日の出ている時期なので使う機会はあまりないのですが、先代モデルとなるAX-710GRとの違いや、暗い場所でどういった色を発光するのか気になったので、とりあえず実用よりもレビュー目的で購入してみました。

ジェントス「AX-830RD」レビュー

ジェントスのAX-800シリーズには、「AX-810BL」(青)、「AX-820GR」(緑)、「AX-830RD」(赤)の3つがあります。

今回はこの中から、赤色LEDを発光するAX-830RDを購入してみました。理由は、乗用車のブレーキランプや信号機、止まれの標識で使われているように、「赤は人の注意を最も引きつける色」であり、危険のサインであることが私達の潜在意識に組み込まれているので、3色のラインナップのうち、赤は最も安全性が高まる色だと思ったからです。

この中で、僕がこれまで使ってきたAX-710GR直々の後継にあたるのが、AX-820GRになります。共に緑色のLEDライトを発光する仕様です。

青色LEDもカッコいいのですが、青は暗闇に馴染んでしまって目立ちにくくなることもあるように感じたので、安全を高める意味ではこの3色のうち最も効果が低いのかもしれません。

購入店舗はAmazonです。価格はショップにもよりますが、安いところだと1,000円ほどで購入することができます。

同梱品

パッケージを開封すると、LED本体、バンド、取扱説明書(日本語)が同梱されています。

LED本体にはリチウムボタン電池があらかじめ収められているので、購入後すぐに使用することができます。

なお、購入時付属のボタン電池はあくまでもテスト用なので、在庫保管期間などにより電池がすぐに切れてしまうこともあるかもしれません。

LED本体

AX-830RDのLED本体です。

白い帯状の部分が点灯する仕組みになっていて、カタログによると高輝度φ5mm赤色LED×2個を搭載しています。

操作方法は非常にシンプルで、電源ボタンひとつで「点灯→点滅→消灯」の機能を担っています。指一本あれば操作できるので、たとえジョギングなどの取り込み中であっても操作に煩わしさを感じることはありません。

デザインについては先代モデルとほぼ同じデザインを踏襲してるので一見だと違いは無さそうに見えるのですが、AX-800シリーズでは防滴(IPX4準拠)の機能が新たに備わりました。IPX4準拠というのがどの程度の防滴性能なのか分からないので調べてみたところ、雨に降られる程度の濡れ方なら耐えられる防滴性能を持っているようです。

バンド

こちらはバンドです。

バンドはゴムのような伸縮性があるので、二の腕が太い方でも柔軟に装着することができると思います。

実はこのバンドがAX-800シリーズにおける先代モデルとの大きな違いになっていて、先代モデルのバンドはマジックテープ式で、そこにはさらに小さな反射板も付いていました。

AX-800シリーズでは反射板が省かれてしまったようですが、ほとんど役割を果たさないオマケ程度のものだったので、反射板が無くなってしまったことは問題にはならないでしょう。

ボタン電池の格納場所

LED本体の裏面にボタン電池を格納する場所があります。(画像ではボタン電池は1枚に見えますが2枚重なっています)

蓋は硬貨(コイン)などを使って回して開けることができます。(爪でも回せますが、爪が傷つく可能性あり)

ボタン電池は取り出しづらいのが難点で、硬めの細長い棒などを使って引っ掛けるようにして持ち上げる必要があります。この辺の作りは先代モデルから変わってないのが残念ですが、ジョギングなどで使われると常に衝撃が加わるので、そこは敢えてボタン電池を外しにくい設計にして、接触不良を起こしにくくしているのかもしれません。

LED本体にバンドを取り付けた様子

LED本体にバンドを取り付けてみました。

腕や足などに巻き付けて装着するときはバンドを取り付けます。取り付け方法はLED本体の両端にあるフックの通し穴にバンドのフックを引っ掛けるだけで、5秒もあれば出来てしまう簡単な構造になっています。

バンドの取り付けが簡単だと、「バンドが外れやすいのではないか?」と思うかもしれませんが、LED本体に対してフックの向きが水平にならないと外れない構造になっているので、画像のようにLED本体に対してバンドの向きが水平を保ってないとき(実用時)に、バンドが外れてしまうことはまず無いと言えるでしょう。

ちなみに先代モデルのバンドの取り付けは、LED本体の片方にバンドのフックを引っ掛けて、もう片方の通し穴にバンドを通す必要がある極端な作りになっていました。ゆえにバンドの脱着はAX-800シリーズと比べると多少時間がかかります。この辺の作りは先代モデルと比較するとシンプル且つ便利な構造に進化しているようで、個人的に大きな評価ポイントになりました。

LEDライトを点灯(赤と緑で比較)

AX-830RD(左)のLEDライトを点灯してみました。先代モデルのAX-710GR(右)を比較用に置いています。

写真の撮り方が下手なので画像だと伝わりにくいですが、現物が発光する光は眩しさを感じるほどに発色が良いです。単なる赤・緑ではなく、蛍光レッド・グリーンという表現が近いかもしれません。

なお、LEDライトは電池の消耗と共に薄暗くなってきます。カタログ値による電池寿命は、点灯は約70時間、点滅は約100時間とありますが、LEDライトが薄暗くなるとバンドを装着する意味も薄くなってくるので、実際はカタログ値よりも早く電池交換が必要になるでしょう。

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バンド装着とジョギング時の感触

続いて、バンドの装着とジョギング時の感触を確かめてみました。

まず感動したのが、バンドを腕に装着するときの手順が簡易になったことです。先にも書きましたが、先代モデルのバンドはマジックテープ式なので、バンドを腕に通してから二の腕に締め付けて、その上でマジックテープで固定する必要がありました。

しかしAX-800シリーズの場合は、腕に通して二の腕の位置に持ってくるだけでバンドが勝手に固定される簡単設計に進化していました。

マジックテープ式でも特に不便はなかったのですが、先代モデルと比べてより楽に装着できるようになったようです。

また、僕はLEDバンドを二の腕に装着していますが、歩いていてもジョギングしていても勝手にずれ落ちてくることはありませんでした。これは先代モデルから変わらぬ装着感で、装着しているのを忘れてしまうくらいに運動の邪魔をしてくることはありません。

バンド装着の感想に「感動」という言葉を使いましたが、僕と同じように先代モデルを使った経験があると、この驚きをきっと共感していただけると思います。

LEDバンドの使用イメージ

GENTOS セーフティバンドAX-710RD/GR

ジェントスのYouTube公式チャンネルで公開されている、LEDバンドの紹介映像です。

内容は先代モデルの紹介になりますが、使用シーンのイメージや第三者からの見え方など、参考になるものが収録されています。

ボタン電池「CR2032」の紹介

AX-800シリーズで使用する電池は、コイン型リチウム電池(通称ボタン電池)の「CR2032」が2個が必要です。

ボタン電池は、家電量販店、コンビニ、100円ショップといった私達に身近なお店で購入することができます。

画像の三菱のボタン電池はダイソーで100円で購入しました。同じCR2032でもメーカーによって価格が結構違ったりするようで、僕が知る限りだと同じ2個入りでもPanasonic製は4倍くらいのお値段?になるようです。

メーカーによる品質の違いは分からないし比較したこともありませんが、僕としては100円ショップで購入できるもので十分だと感じています。

予備用にいくつかまとめて購入しておくのもいいですが、使用推奨期限があるので買い過ぎは禁物かもしれません。

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レビューまとめ

以上、ジェントスのLEDセーフティバンド「AX-830RD」のレビューでした。

実際に触ってみて分かったのは、AX-800シリーズは先代モデルの正統進化バージョンということです。

これまで先代モデルを使っていて不満は特にありませんでしたが、防滴機能の追加やバンドの装着がより楽になるなど、さり気ない部分で利用者の利便性を向上する改善が行われていることが分かりました。

手頃な価格で実際に手に取って試しやすいのも魅力のひとつ。ジェントスのAX-800シリーズは、お散歩、ジョギング、ランニング、サイクリングのほか、塾帰りの小さなお子さんに持たせるなどアイディア次第で様々な使い方を見出すことができます。

夜間に自分の存在を周囲にアピールして身の安全を高める小型のライトをお探しの方に、自信を持っておすすめできる商品です。

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