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「DUALSHOCK 4」(CUH-ZCT2J)を有線接続にする方法

僕が所持しているPlayStation 4は初期型になりますが、本体に同梱されていたワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 4」(デュアルショック4)が、2年半ほどの使用期間で壊れてしまいました。

壊れた箇所はR2ボタンで、「テイルズ オブ ベルセリア」でレベル上げをしていたときに、R2ボタンを押しても、へこんだまま元の位置に戻らなくなってしまったのです。

確かにベルセリアでは、必殺技を発動したり移動手段にレアボードを使ったりと、R2ボタンを高頻度で多用しますが、実際のところゲームのプレイ本数はそんなに多いわけでもないし、乱暴な扱い方は決してしていないと自分では思っています。

幸いなことに入力は生きているので、しばらくの間はR2ボタンを押したら中指をトリガーに引っ掛けて手動で元の位置まで戻していましたが、その頻度が多くなるとゲームをまともに楽しむことができません。

恐らくスプリングやバネのような反発力がなくなると元の形に戻るパーツに何かしらの異常が発生したと推測されますが、実はR2ボタンの故障以外にもL3ボタン(左スティック)の調子も悪いみたいで、L3ボタンを押し込むと「ガチッ」と何か硬いものに引っ掛かるような感覚もいつからか起こるようになりました。

これらの不具合を自分で修理できないものかと調べてみると、DUALSHOCK 4のパーツ各種がAmazonでバラ売りされているのを発見。自分で修理できれば安上がりで済みますが、一度分解した後に元の形に戻せるか不安を感じてしまったので、自分で修理するのは諦めることにしました。

PlayStation 4に限った話ではないですが、最近のコントローラーは多機能ゆえにゲームソフトが買えてしまうくらいの結構いいお値段がするんですよね。サードパーティから安価なコントローラーも多数用意されていますが、やはり純正のクオリティに敵うものはありません。

新しいコントローラーを買おうか買わまいか迷っていたときに、ソニーからDUALSHOCK 4(CUH-ZCT2Jシリーズ)の新色展開についてのアナウンスがありました。

その中で目を奪われたカラーが「スチール・ブラック」(CUH-ZCT2J 21)で、メタリック塗装された高級感のある質感に一目惚れし、また数量限定ということもあり、特別な塗料を使っているのか他のカラーよりも割高な定価でしたが、このスチール・ブラックを購入することにしました。

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CUH-ZCT2Jの新機能

2016年に発売された新型のPlayStation 4。薄型やSlimといった愛称で呼ばれている同ゲーム機ですが、本体デザインが一新されただけではなく、実はこのタイミングでDUALSHOCK 4も新しくなっていたのです。

このときにDUALSHOCK 4の型番は、従来型の「CUH-ZCT1J」から新型の「CUH-ZCT2J」に変更されました。

どちらも外観や重量はほぼ一緒なので見比べただけではその違いに気付きにくいですが、新機能としてコントローラー上部のライトバーから発せられるLEDがタッチパッドの一部分にも表示されるようになり、これまでは顔を覗き込まないとLEDの色を確認できませんでしたが、新型では覗き込まなくても正面から視認できるようになりました。

もう一つ追加された機能は、従来のDUALSHOCK 4は「Bluetooth」(ブルートゥース)を使ったワイヤレス接続のみでしたが、新型ではBluetoothに加えて、USBケーブルを使った有線コントローラーとしての機能も備わったのです。

ゲームをプレイしていて、DUALSHOCK 4のバッテリーが切れそうになると充電のためにゲームを一時中断することもあったのですが、このような場合でも有線接続に切り替えることで充電しながらゲームを継続できるようなります。これって結構便利ですよね。

また、僕はBluetooth接続で僅かながらに発生すると言われている「遅延」については気になったことはありませんが、有線接続で遅延が小さくなることで応答速度の向上にも有利に働くのかもしれません。

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有線接続にする方法

CUH-ZCT2JシリーズのDUALSHOCK 4を有線接続にするには、PlayStation 4のホームメニューから設定をする必要があります。

初期設定のままだと、たとえUSBケーブルを繋いだ状態でもBluetoothによる接続となっているので、接続を「USBケーブル」と「Bluetooth」で切り替える方法を御存知でない場合は、これからご案内する手順で設定をしてみて下さい。

まずはPlayStation 4の電源を入れてホームメニューを表示し、下記の手順で画面を移動させます。

  • 設定 > 周辺機器 > コントローラー > 通信方法

↑の「通信方法」の画面で、「Bluetoothを使う」または「USBケーブルを使う」の2択から、ユーザーが任意で選ぶことができます。

おすすめ設定は「USBケーブルを使う」

ここでのおすすめの設定は「USBケーブルを使う」で、例えば、有線コントローラーとして使用していてBluetoothに切り替えたい場合は、USBケーブルを抜いてPSボタンを押すだけでBluetooth接続に切り替えることができます。またその逆で有線接続にしたい場合は、USBケーブルを指し直すだけで切り替わります。

「Bluetoothを使う」にしておくと、USBケーブルを繋いだ状態でもBluetoothで接続されている状態のままとなってしまいます。

実際のところ、どちらの設定でもゲームプレイに支障はないのであまり気にすることでもないのですが、有線と無線を切り替えてゲームをプレイする方は、「USBケーブルを使う」の設定にしておくと切り替えの際に便利ですよ。

なおこの通信方法の切り替えは、PlayStation 4のシステムソフトウェアのバージョンを最新の状態にする必要があり、且つコントローラーにCUH-ZCT2Jシリーズを使用した場合のみ利用できます。

有線接続の注意点

PlayStation Cameraのマイクが利用できなくなります。

USBケーブルで通信しているDUALSHOCK 4は、USBオーディオ機器として扱われます。PlayStation 4では最大で2台のUSBオーディオ機器を同時に使うことができます。

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遅延は有無は?

せっかく新しいDUALSHOCK 4を購入したわけだし、遅延についてもこの記事で少し触れたので、僕が所有しているゲームで遅延について意識しながらプレイしてみました。

あくまでも僕自身の体感であるということを断った上で言わせていただくと、有線接続時の遅延の解消について、「その違いは分からなかった」というのが正直なところです。

専用の機材で測定すれば差が出るかもしれませんが、普通にゲームをプレイしている分なら、有線でも無線でもその違いはきっと分からないでしょう。そもそも僕は、従来のDUALSHOCK 4を使っていて遅延について気になったことは一度もありませんでした。

もし従来型のDUALSHOCK 4のユーザーが、遅延の解消に期待して新型を購入するか悩んでいるのであれば、その必要はないと思います。

長めのUSBケーブルを用意しよう

新しいDUALSHOCK 4を開封するまで気付かなかったのですが、同梱品はコントローラーと説明書のみで、USBケーブルは付属されていないようです。

その為、DUALSHOCK 4を有線接続にするのに、PlayStation 4に元から付属されていたUSBケーブルを使ってみたのですが、長さが約1.5mほどしかないので、有線コントローラーとして使用するとテレビとの距離が近すぎてしまう問題が発生してしまいました。

長さが十分に足りたUSBケーブルが余っていれば流用して使うことができましたが、生憎そういったUSBケーブルが手元にありませんでした。せっかく購入したDUALSHOCK 4ですが、もう暫くはワイヤレスコントローラーとして使用することになりそうです。

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