前回投稿した記事で、Google Chromeのバージョンを確認する方法を解説した記事を投稿しました。
実はその記事のネタ集めをしていたときに、ネタになりそうで面白そうなツイートを偶然発見し、同じChrome繋がりの話題ということで、”オマケ”という形で軽めにご紹介しようと思ったのですが、記事を書いてみると思いの外ボリュームが出てしまったので、オマケから切り離して独立したエントリーとして投稿することにしました。
そのとき発見したツイートはこちらになります。
G is for Google… and games. From dinosaurs to Doodles to drawing, join @NatAndLo for the lowdown on what to play → https://t.co/fUw65VojO2 pic.twitter.com/33KHm4qZIP
— Google (@Google) 2017年1月26日
Chromeでインターネットに繋がらないときに恐竜のキャラクターが表示されるのは知っていましたが、動画ではその恐竜を使った横スクロールのアクションゲームが動いていたのです。
「You are offline」とあるように、もしかするとオフラインの状態で画面をタップすると遊べるのかと試してみたところ、やはりゲームが始まりました。最近実装されたものかと思いきや、結構前からあったみたいですね。隠し機能的な意味合いを持っていると思われますが、検索してみるとこの話題も結構挙がっていたので既にご存知の方も多いのかもしれません。
この恐竜ゲームの内容は、横スクロールされる画面とともに現れる障害物を、クリック(タップ)してジャンプで避け続けるだけの単純明快なルールです。インターネットに繋がないと遊べないゲームが多い中で、オフライン状態で遊べるのは魅力ではないでしょうか。(一応オンライン状態でも遊べるようです)
ハイスコアを狙う楽しみもあるし、ちょっとした空き時間の暇つぶしにいいかもしれません。このゲームはスマートフォンやタブレットのほか、パソコンでも遊ぶことができます。
恐竜ゲームの遊び方
サイトへのアクセス
Chromeのアドレスバーに「chrome://dino/」と直接入力するか、オフライン状態にして適当なWebサイトを開くとアクセスできます。
「インターネットに接続されていません」の画面が表示されるのでドキッとするかもしれませんが問題ありません。
ルール
荒涼とした大地を舞台に、横スクロールされるフィールドとともに現れる、「サボテン」と「プテラノドン」と打つからないように、恐竜を操作(ジャンプ)して交わしていきます。
持続時間によってスコアが上昇していきます。スコアが300~400点辺りになるとスクロールが早くなったり、昼夜の切り替えといった見た目の変化もあります。
Chrome10周年記念で「ケーキ」が登場
画像に映っている「ケーキ」は、Google Chromeの10周年を記念したアイテムで、取得するとパーティなどで使われる三角帽子が恐竜の頭に被るといった演出が用意されています。
このケーキですが、単なるオシャレアイテムかと思いきや、被るとそれだけ恐竜の体重が増えるといった妙に細かい設定が施されているのか、ジャンプ力の低下や、本来ならしゃがんですり抜けられるプテラノドンに、三角帽子が接触してゲームオーバーになってしまいます。
色付きの可愛いアイコンなので思わず取ってしまいますが、なんだかありがた迷惑なアイテムみたいに感じられました(笑
操作方法
PC
パソコンでアクセスした場合は、キーボードの「スペース」または「↑」を押すとゲームが始まります。
恐竜の操作方法は、「↑」または「スペース」を押すとジャンプします。またゲーム中に「↓」を押すと恐竜がしゃがみます。ジャンプ中に「↓」を押すと着地も早くなります。
また、キーを押す時間によってジャンプ力が微妙に変化します。
スマホ
スマートフォンでアクセスした場合は、画面をタップするとゲームが始まります。
恐竜の操作方法は、画面をタップするとジャンプします。なお、パソコン版の”しゃがむ動作”はスマートフォン版は対応してないようです。
こちらもパソコン同様、画面をタップする時間によってジャンプ力が変化します。
感想:集中力が物を言うアクションゲーム
僕も早速、Chromeの恐竜ゲームをやってみました。
まずグラフィックですが、ファミコンというよりも、ゲーム&ウォッチ風のグラフィックに懐かしさを感じられました。実写といわんばかりのハイクオリティなゲームが当たり前のこの時代に、モノクロのシンプルなゲーム画面に惹かれるものがあります。
プレイした感想ですが、良くも悪くも本当にただジャンプするだけのゲームといった印象でした。難易度は難しいのですが、スクロール速度が早くなるとジャンプをするリズムがある程度決まってくるので瞬間的に焦ってしまうようなこともなく、淡々とジャンプを繰り返すだけという印象を持ちました。
ただ、ちょっとでも油断してしまうとゲームオーバーになってしまうスリルと常に隣り合わせである緊張感が感じられるのは面白い部分ですね。
ステージの変化を確認しようと10,000点を超え、最大16,000点を超えたところでまで頑張ってみましたが、これといった変化もなく、その直後に集中力が切れてゲームオーバーに…。集中力をいかに持続できるかがハイスコアを狙うカギとなりそうです。
プレイ環境ですが、もしスマートフォンでプレイする場合は、縦持ちではなく横持ち(画面を90度横に回転させる)がベストです。フィールドが横幅いっぱいに広がり、先のほうが見渡せるようになるので、結果的に障害物の認識が早まりプレイしやすくなります。
スマートフォンはしゃがみ操作はできませんが、僕自身パソコンとスマートフォンの両方でプレイしてみて、遊びやすいのはスマートフォンだと思いました。パソコンだとしゃがむ操作を活用させるためなのか、ジャンプするかしゃがむかの微妙な位置にプテラノドンが来るので、このタイミングに生じる一瞬の迷いが余計なミスを招いてしまうこともあるでしょう。
全てが単調な内容ですが、ふとした時に遊びたくなるゲームだと思いました。おすすめのゲームなので未プレイの方は是非遊んでみて下さい。オフラインで遊べるのも魅力だし、サッと遊べるので暇つぶしにも最適。Chromeをインストールしている人は多いので、明日の話題のネタになるかもしれません。
もし気に入ったら、ブックマークに登録していつでも遊べるようにしておきましょう。