当ブログの過去のエントリーでも少し触れていたのですが、僕の手元には壊れてしまったPlayStation 4のコントローラー「DUALSHOCK 4」があります。
壊れた箇所はR2トリガーで、何らかの部品が折れてしまったのか指で押しても元の位置にトリガーが戻らなくなってしまい、そのままだとゲームプレイに大きな支障が出るため新しいコントローラーを用意したのですが、壊れたコントローラーは処分することなく部屋にそのまま放置していました。
すぐにでもゴミとして処分してしまえば良かったのですが、DUALSHOCK 4にはバッテリー(リチウムイオン電池)が内蔵されているのでそのままの状態で処分することはできません。処分する前にコントローラーを分解して内蔵電池を取り外す必要があるため、ちょっと面倒くさいなぁと思いつつ放置してしまいその存在を忘れてしまっていたのでした。
今回は埃を被ったままのDUALSHOCK 4が視界に入ったことで放置していたことを思い出し、この機会にバッテリーを取り外して処分してしまおうと思ったことが、この記事を書いた発端となっています。
当エントリーでは、DUALSHOCK 4を処分する過程で必要となるバッテリーの取り外し方、ゴミに出すときの分別、そしてバッテリーの処分(リサイクル)する方法を解説していきたいと思います。
DS4を分解してバッテリーを取り出す方法
DS4とドライバーを用意する
バッテリーを取り外すのにDUALSHOCK 4を分解する必要があるので、ドライバーを1本用意しましょう。0番のプラスドライバーだとネジ山を潰さずに開けることができます。もし手元にない場合は100円ショップなど購入することができます。
僕が使用したドライバーはダイソーで購入したもの(上記URLを参照)ですが、持つ部分が棒のように細いため、固く閉められているネジを開けようとすると手が滑って空転してしまいがちでした。
可能であれば、持つ部分が太めのドライバーを用意するのがおすすめ。空転を防げるし、少ない力でネジを外すことができます。
背面のネジ(4箇所)を確認する
DUALSHOCK 4を裏返して背面にし、ネジが使われている箇所を確認しましょう。全部で4箇所にネジが使われています。
ネジを外す
ドライバーを使って4箇所のネジを1本ずつ外していきます。結構固く閉められているので、ドライバーが滑って空転してしまう場合は手汗を拭くなどの対処をしましょう。
また、外したネジは無くしやすいので、目の付く場所にまとめておきましょう。
4箇所のネジを外し終えたら準備は完了です。ドライバーを一旦置いて、今度はDUALSHOCK 4を正面に向けてください。
カバーを開ける
DUALSHOCK 4を正面に向けた状態で、左右のグリップにあるカバーの線を境に、矢印の箇所辺りを下に押しながらカバーを開けるように力を入れます。
僕の場合、今回の作業で難関だったのがこれでした。結構固く締められているので、力を強く入れないと開けることができないかもしれません。
カバーが外れそうな段階まで開けることができたら、今度はDUALSHOCK 4を背面に向けてください。
カバーを取り外す
DUALSHOCK 4を背面に向けたらカバーをゆっくり取り外しましょう。カバーを完全に外すことができると、コントローラーの中央部分にバッテリーがあることを確認できます。
バッテリーのコネクターを外す
バッテリーを取り出す前に、基盤と接続されているコネクター(白いパーツ)を外します。
コネクターは指で摘んで持ち上げると外すことができます。
バッテリーを取り外す
コネクターを外した後に、バッテリーを取り出すことができます。
以上で、DUALSHOCK 4からバッテリーを取り出す方法の解説を終わりたいと思います。
コントローラーのゴミ分別は
バッテリーを取り外したDUALSHOCK 4は、一般的には「燃えないゴミ」(不燃ゴミ)に分別して捨てることができます。
但し、地域によって分別ルールが異なる場合がありますので、詳しくはお住まいの自治体のホームページを確認するか役所にお問い合わせください。
バッテリーを処分(リサイクル)する方法
テープを貼って絶縁する
DUALSHOCK 4から取り外したバッテリー(リチウムイオン電池)は、家電量販店などのリサイクル協力店に設置されている「回収ボックス」に持ち込むことで処分することができます。
但しそのまま処分するのではなく、電流が流れるのを防ぐためにバッテリーのプラス極とマイナス極の金属面にセロハンテープを貼って絶縁しておくと丁寧です。
回収ボックス設置店を調べる
バッテリーを絶縁したら、後は回収ボックスに処分するのみです。回収ボックス設置店は下記URLより検索することができます。
サイト 『リサイクル協力店』検索(一般社団法人JBRC)
※検索できる時間は、7時~翌0時50分までとなっています。
また、「回収ボックスってどんな箱?」という疑問については、当ブログの過去記事でもご紹介していますので宜しければ下記URLよりどうぞ。
以上、お疲れさまでした!