当ブログ「日常グラフィティ」は、レンタルサーバー会社「エックスサーバー」のX10プランを契約し、レンタルしたスペースにGoogleが推奨する世界標準のブログ作成ソフト「WordPress」(ワードプレス)をインストールし、Webサイトをインターネットへ公開しています。
初めてのサーバー契約と初めて使用するソフトウェアで分からないことが多く、ブログの立ち上げ時は大変気を遣い、また緊張したものでした。
今ではだいぶ慣れてきましたが、無料ブログとは異なり、まっさらな状態からの構築になるので、大変ながらも失敗と勉強を繰り返しながら知識を習得できることが次第に楽しく感じられるようになり、記事を書くだけでなく、サーバーやWordPressの管理も含めて大きなやりがいを感じられるようになりました。
実を言うとサーバー選びには迷いがありました。僕の頭の中には第一候補としてエックスサーバーがありましたが、他の候補として「ロリポップ!」と「mixhost」(ミックスホスト)がありました。
サーバー性能の高さで有名なエックスサーバーに、料金の安さが魅力のロリポップ!。そしてそこに突如現れたのが新興勢力のmixhostです。調べてみると、mixhostはまるでエックスサーバーとロリポップ!の良いところを、その名が意味するようにミックスしたかのような魅力が感じられました。
ただ新興ゆえに不明な点も多く、この先どういった未来を歩んでいくのか、その時点でまだ見通すことができません。ここは老舗ならではの安定感を重視し、エックスサーバーかロリポップ!で選んでみることにしました。
頑張って書いた記事をより多くの人に読んでもらいたいという想いは、ウェブマスターであれば誰もが抱く共通の願いだと思います。Google検索で高い順位を維持するには、SEOを念頭に他にはないオリジナリティ溢れる良質なコンテンツを作り上げて、検索アルゴリズムに、そして読者に評価されることが何よりも重要ですが、それと同じくらいにサーバーの性能というのも大切になってくるようです。
調べてみるとエックスサーバーは月額の利用料金がちょっとだけ高いものの、CPU・メモリ・ストレージといったハードウェアの性能が高く、応答時間(レスポンス)が良いためサイトの表示速度が速く、また最新の技術を積極的に取り入れていることから、セキュリティの面でも効率が良さそうに感じられました。
自分のサイトを他社のサーバーにあとあと引っ越しさせるのは、とても大変な作業になること。そうであれば利用料金が多少高くても、後から後悔しない第一候補のエックスサーバーと契約してみることにしました。
また、エックスサーバーは利用者が多いことも特徴のひとつで、使い方など分からないことをインターネットで検索すれば、有志の方が書いてくれたマニュアル記事が充実している点も、背中を押してくれた重要な要素になりました。これは初心者にとってとても助かりますし、実に有り難いことです。
2018年2月にエックスサーバーと契約し、直後にブログを公開してから半年が経過しましたが、事前の期待通りに不具合もなく、レスポンスも良く、そして新しい技術が積極的に導入されているようなので、今のエックスサーバーには大変満足しています。
最近だと「WAF」(Webアプリケーションファイアウォール)という、自身のWebサイトを不正アクセスから保護するセキュリティ機能が新たに追加されました。もちろんこのWAFは無料で使うことができます。
サーバー選びで迷われている方におすすめしたいエックスサーバー。サーバーを契約するのは思い切りも大事ですが、契約するタイミングを見計らうことで、実はお得に契約できるのはご存知でしょうか?
当エントリーでは僕がおすすめするエックスサーバーについて、僕が申し込むときに実践した、エックスサーバーの得する契約のタイミングについて紹介してみたいと思います。
独自ドメインが無料プレゼントされる特典キャンペーンを狙おう
『エックスサーバー』では2018年3月30日まで、「独自ドメインプレゼントキャンペーン」を実施します。サーバーご契約で独自ドメインがずっと無料に!この機会にぜひエックスサーバーをご検討ください。https://t.co/wayxyGLy4f
— レンタルサーバー【エックスサーバー】 (@xserverjp) 2017年12月8日
エックスサーバーと契約するときは、「独自ドメインプレゼントキャンペーン」を狙ってみましょう。
プレゼントされるドメインは「.com / .net / .org / .info / .biz」で、この中から1つ選ぶことができます。※キャンペーンごとに異なる可能性があるので都度要確認。
これは初年度のみドメインの使用料が無料という訳ではなく、エックスサーバーの契約を継続し続ける限りはドメイン更新料は無料になる嬉しい特典になります。
例えば、.comドメインを取得して維持し続けるだけでも年間の更新料は1,000円ほどするので、それが無料になるのであればお財布的にも助かりますよね。
調べてみると、独自ドメインプレゼントキャンペーンは年に数回行われているようです。公式Twitterアカウントでもアナウンスされていますので、キャンペーンを利用したい方はチェックしておきましょう。
サイト エックスサーバー
独自ドメインとは?
ドメインというのはWebサイトのURLのことを言います。分かりやすく例えると自分のサイトの住所みたいなものです。一軒一軒に割り振られる住所と同じように世界にひとつだけのオリジナルなので、他の人と被ることはありません。
当ブログのURLは「nichijou-graffiti.com」ですが、僕はこの末尾の「.com」の部分を、独自ドメインプレゼントキャンペーンを利用して取得しました。
独自ドメインを取得しなくても、サーバー会社がドメインを無料で貸与してくれますが、この場合はサブドメインというものとなり、契約しているサーバー会社の名前がURLの末尾に入ってしまうのです。
例えば、エックスサーバーは「.xsrv.jp」をサブドメインとして貸与しており、仮にエックスサーバーで独自ドメインを取得せずにサイトを開設した場合は、「〇〇〇〇.xsrv.jp」というのがサイトのURLになります。
独自ドメインのススメ
独自ドメインを「一軒家」として例えるのであれば、サブドメインはアパートやマンションなどの「集合住宅」になります。
独自ドメインのサイトは完全に自分で管理できる一方で、サブドメインのサイトを利用した場合は、同じサブドメインを使用する他の利用者(集合住宅の住居人)と同じ場所でサイトが管理される…、と考えるとイメージしやすいかもしれません。
この場合、何も問題がなければ良いのですが、例えばサブドメインのサイトが検索エンジンからペナルティを受けたときに、その影響がサブドメインのサイト間で共有され、健全なWebサイトの運営を務めているにも関わらず、検索順位が下がってしまうなどの悪影響を被ってしまうことがあります。
見ず知らずの他人のサイトが受けたペナルティが、自分のサイトにも及ぼされるのは嫌ですよね。これは滅多に起こらないことかもしれませんが、サブドメインは無料で使える反面、こういったデメリットが生じる可能性が少なからずあるので注意が必要になります。
独自ドメインを維持するには年単位での維持費が掛かります。だからこそ契約し続ける限り更新料が無料になる、エックスサーバーの独自ドメインプレゼントキャンペーンがおすすめなのです。
独自ドメインが特典として提供されている期間を是非狙ってみましょう。
Google Adsenseが使える
独自ドメインのサイトは、ウェブサイトの収益化に欠かせない「Google Adsense」(グーグル アドセンス)に審査を出すことができます。
また、Google Adsenseにおいて収益性の高い広告フォーマット「関連コンテンツ」を使うことができます。
独自ドメインサイトにおいて関連コンテンツを使うには、一定のアクセス数と固有のページ数が基準に達しているサイト(詳細な値は非公開)のみが使用の対象となり、Google Adsenseから使用許可が下りると使用可能になります。
サーバー初期設定費用半額キャンペーン
エックスサーバーでは2018年4月12日まで「サーバー初期設定費用半額キャンペーン」を実施します。期間中は通常3,000円(税抜)のサーバー初期設定費用が半額の1,500円(税抜)に!この機会にぜひエックスサーバーをご検討ください。https://t.co/8Xvvt0JxAU
— レンタルサーバー【エックスサーバー】 (@xserverjp) 2018年4月2日
独自ドメインプレゼントキャンペーンと共に行われているのが、こちらの「サーバー初期設定費用半額キャンペーン」になります。
どうやらエックスサーバーは、この2つのキャンペーンを年間を通して交互に行っているようです。
内容は上記ツイートにも書かれてあるとおり、初回契約時に支払う必要がある「初期費用」の3,000円が、半額の1,500円になるというもの。
正直、独自ドメインプレゼントキャンペーンと比較すると、こちらのキャンペーンにはあまり魅力がないように思います。独自ドメインを維持する費用が無料になる独自ドメインプレゼントキャンペーンを利用したほうが、エックスサーバーを長く利用する上で結果的に得することができます。
独自ドメインを取得しない方や、長く利用せずに短期間で解約する方におすすめかもしれません。
月初に契約して無料期間を長くしよう
僕はエックスサーバーを2月1日に契約しました。性格的なものなのか、こういう大事なことは何となく月初にしたいと思ったからです。ただよく調べてみると、月初に契約すると料金面でちょっとだけ得できることが分かりました。
エックスサーバーを新規に契約した際の実際の利用金額の支払いは、申し込んだ日の翌月1日から起算されます。これはつまり、月初に契約することで、その月の残りの日数をまるごと無料期間として使用することがでるのです。
エックスサーバー公式サイトのQ&Aには以下のような記載があります。
実際の契約(課金)はいつからになりますか?
ご利用料金はお申し込み日の翌月1日から起算いたします。
(例)7/15ご利用開始 → 8/1が料金の起算日となります
引用 よくある質問(エックスサーバー)
ここで言う「お申込み日」は、入金したタイミングではなく、エックスサーバーに申し込みをして新規契約をし、10日間の無料お試し期間が開始された日になります。
なかには、「エックスサーバーの使用感てどんなものだろう?」という疑問のもと、まずは10日間の無料期間だけでも使ってみようと軽い気持ちで申し込む方もいると思いますが、その日が「お申込み日」になります。
僕は2月1日に申し込み(契約)をしたので実際の課金は翌3月1日から開始となり、その結果、2月中はまるごと無料で使うことができました。
エックスサーバーを月初に契約すればするほど無料期間を延ばすことがでるので、少しでも得したい方は、こういったタイミングも是非狙ってみてください。
まとめ:独自ドメイン無料特典&月初の契約が得する狙い目
以上、僕が実践したエックスサーバーを契約するときに得するタイミングのご紹介でした。
合計3つご紹介しましたが、おすすめは「独自ドメインプレゼントキャンペーン」と「月初に契約する」、この2つを掛け合わせて契約することです。月初に間に合わなくても、独自ドメインの特典だけは是非狙ってほしいと思います。
もし契約するタイミングを狙っていて、その日まで日数がある場合は、新規に立ち上げるサイトのドメイン名やサイト名を考えたり、メモ帳などに記事の下書きを書いてストックを書き溜めておくと、サイトの立ち上げもよりスムーズになることでしょう。
サイト エックスサーバー