PS Vita「聖剣伝説 -FF外伝-」の感想。切なくも心温まるマナの樹の物語

スクウェア・エニックスより好評配信中のPlayStation Vitaソフト「聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-」をプレイしました。

僕の聖剣伝説の思い出と言えば、スーパーファミコンで発売された「聖剣伝説2」と「聖剣伝説3」を当時プレイしたことがあり、またタイトルこそ失念してしまったものの、初代PlayStationで発売されたタイトル(レジェンド オブ マナ?)もプレイした記憶があります。特に記憶に残っているのは聖剣伝説2で、神秘的な音楽とともに登場人物の3人がマナの樹を見上げる印象的なオープニングや、バグが多々ありながらも協力プレイが楽しかったことを覚えています。

今回購入したソフトはそれよりも前にゲームボーイで発売された聖剣伝説の原点であり、2016年にPlayStation Vitaほか、iOSやAndroid OSを対応機種にリメイクされたタイトルになります。

なぜ本作を購入したのかというと、当時、友達がゲームボーイでこのソフトを持っていてちょっとだけ遊ばせてもらった記憶があり、恐らく当時の自分はこんなこと思っていなかったはずですが、ドット絵で表現された可愛らしいグラフィックと、小さな画面で主人公を所狭しと動かしながら敵を切り刻むシンプルなアクションを大人になってから懐かしく感じるようになったこと、そしてセールで安くなっていたことが最後の後押しとなり、リメイク版への購入へと繋がりました。

実際にプレイしてみると、初代PlayStationを彷彿させるグラフィック品質の低さに唖然とし、さらには期待していたアクションにも然程面白みを感じられず、プレイ開始から1時間早々でゲームを放置。それから1年以上の月日が流れた後に再開するも、ゲームが起動できない不具合に遭遇。データの再インストールが必要かと思いましたが本体を起動し直すことで不具合を回避し、その後は最初とは打って変わり、ハマり込むようにプレイして無事エンディングまで辿り着くことができました。

当エントリーでは、そんな「聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-」をプレイした感想(評価)を簡単にまとめておこうと思います。なお、多少のネタバレ要素を含んでいるので未プレイの方はご注意下さい。

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「聖剣伝説 -FF外伝-」とは

「聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-」は、1991年にスクウェア・エニックス(当時のスクウェア)より発売されたゲームボーイソフトです。

新たにリメイク版として発売された本作では、原作のストーリーはそのままにグラフィックを2Dのドット絵から3Dポリゴンへと一新し、原作で楽曲を手掛けた伊藤賢治氏がアレンジ曲を提供するなど見た目やサウンドが大きく様変わり。さらにはハードの特性を活かしたタッチ操作への対応など遊び安さも向上しています。

ストーリーは、日々モンスターとただ戦うだけの奴隷としてグランス公国で囚われの身となっていた本作の主人公が、仲間の奴隷からマナの樹に危機が迫っていることを知り、隙を突いてグランス公国を脱出。ボガードと呼ばれるジェマの騎士の元へ向かうも、その道中、同じ目的を持ったヒロインと遭遇。ボガードから、かつてマナの樹にふれることで強大な力を手にした国との戦いの歴史があったことを教えてもらい、今再びマナの樹に危機が迫っていること、そしてヒロインが携えているマナのペンダントの秘密を探るべく、主人公が旅をするお話です。

感想

キャラクターが可愛い

最初にプレイしたときはグラフィック品質の低さにがっかりした印象を持ちましたが、よく見てみると敵味方問わず可愛いキャラクターが多いんですよね。

リメイクにあたって書き下ろされた登場人物たちのイラストをクリア後に初めて眺めてみたのですが、どれも可愛らしくてホッコリするし、最初からこの良さに気付いていればとちょっと後悔。

今思うと聖剣伝説のキャラクターデザインや世界観は、シリーズを通して温かみのあるタッチで描かれていますね。

アクションが楽しい

最初にプレイしたときは然程面白みを感じなかったアクションも、時間の経過と共に次第に気にならなくなっていきました。

ゲームが進行すると様々な武器が手に入りますが、それぞれ活用方法が異なるので、好みの武器で単に敵を殴っているだけでもなかなか面白いものです。

主人公が使用する武器、魔法、アイテムなどのアクションをあらかじめ画面に配置しておくことで、わざわざメニューを開いて装備を変更せずとも、画面をタッチするだけで武器を切り替えたりアクションを瞬時に実行できたりと、攻略がスムーズに捗るのが良いですね。

ゼルダの伝説を思い出した

ゲームをプレイしつつ何処か懐かしい既視感を感じるなと思ったら、昔プレイした「ゼルダの伝説 夢をみる島」もこんなゲームだったことを思い出しました。

同じアクションゲームでありながら、真上から見下ろした視点、1フィールドの移動範囲がゲーム機の1画面相当の大きさであること、謎解き要素のあるダンジョンなど、聖剣伝説とゼルダの伝説は共通点の多いゲームだったように思います。

ちなみに僕は、”夢をみる島”が大好きでした。これも友達が先に持っていて、それに影響されて買ってもらったと記憶しています。クリア後も結構やり込んだし、クレーンゲームがあったことや、店員の目を盗んで店から物を盗むと、唄を歌う女の子から”どろぼー”呼ばわりされるのは今でも覚えてますね(笑)

切なくも心温まるエンディング

いざラスボスを倒してヒロインを救出し、主人公と仲良くハッピーエンドかと思いきや、予想外すぎるエンディングの行く末には切なすぎるものがありました。

マナの種の使命を全うしようとする彼女の決意と、このシーンで流れるBGMとの調和が素晴らしくマッチしていて切ない気持ちになっと同時に、そんな彼女を見守るジェマの騎士となった主人公との関係を想うと心が温かくもなりました。

セリフがあっさりしている

本作のジャンルはアクションRPGですが、RPGならではの重厚なストーリーが感じられなかった点は残念でした。

オリジナルがゲームボーイのソフトのため、当時は容量を意識しながらの開発だったと思われますが、そういったことが影響しているのか、登場人物が発する言葉は如何にも手短に済ませるようなあっさりとしたセリフが多かったように思います。

いま振り返ってみると、こういった要素も最初すぐに飽きてしまった原因なのかなと感じています。ただ、プレイ時間が蓄積されていくと、そのゲームならではの独自の面白さを見出していくことができるので、不満も次第に気にならなくなってくるものです。

まとめ

以上、「聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-」をプレイした感想(評価)でした。

一度は放置した本作ですが、今は最後までプレイできて良かったと思っています。エンディングの展開には切ないものがありましたし、クリア後にオープニングで流れる曲を聴くとまた感動が蘇ってきます。

今のゲームと比べると単調な内容であることは否めませんが、心温まる余韻に浸ることができる本作を、まだ未プレイの方に是非おすすめしたいです。

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「聖剣伝説 -FF外伝-」をプレイするには

PlayStation Vitaソフトとして、ダウンロード版がPlayStation Storeで配信されています。パッケージ版は販売されていないようです。価格は1,296円(税抜き)。容量は約360MBになります。

また、スマートフォンアプリ版(iOS、Android)が各ストアで配信されています。

ちなみに、Nintendo Switchで発売中の「聖剣伝説コレクション」でもプレイすることができます。こちらはリメイク版ではなくオリジナルのゲームボーイ版の収録となるほか、聖剣伝説の2作目と3作目をひとつにまとめたタイトルとして発売されています。

Vita TVにも対応

当ブログでは僕がプレイしたゲームの感想を掲載していますが、それがPlayStation Vitaである場合、そのソフトがPlayStation Vita TVに対応しているかについての記載の有無を、PlayStation公式が提供するソフトウェアカタログというページを参考にしているのですが、聖剣伝説は対応の表記が見当たりません。

しかし、聖剣伝説の公式Twitterアカウントが対応済みであることをアピールしているので、PlayStation Vita TVでも問題なくプレイできるものと思われます。

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