かつて高性能でありながら手の届きやすいコストパフォーマンスに優れる1台として一世を風靡した、Google純正のタブレット端末「Nexus 7」(2013)を2020年現在使用しています。
購入時期が遅かったことや最近まで殆ど使っていなかったことも理由にあるのか、バッテリーもまだまだ現役。最新のアプリを動作させるのは少々荷が重いですが、インターネットや動画閲覧といった普段遣いであれば今でも問題なく動作してくれます。
Nexus 7の白ランプが点滅。電源が入らない
先日の出来事。このNexus 7は普段使わないときは電源を切らずにスリープ状態にしておくのですが、YouTubeでも視聴しようと電源ボタンを押したところ、画面が真っ暗のままでいつもの見慣れたホーム画面が表示されなくなってしまいました。
カバーを被せている関係でたまに電源ボタンの反応が鈍いことがあるので今回もそれかなと思ったのですが、どうやらそうでもない様子。
↑電源ボタン長押し後、白ランプが点滅しているNexus 7
そこで今度は電源ボタンを長押ししてみると、ベゼルの一点(縦に持ったときの下の部分)に白いランプが点滅し始めました。5回くらい点滅を繰り返した後に消灯してしまうのですが、こんな現象いままで見たことがありません。もちろんホーム画面は表示されないままです。
バッテリーの完全放電が原因か?
普段とは異なる異常な動作をしているのでトラブルを解決すべくネットで検索してみると、Nexus 7の製造元のASUSの公式サイトのサポートページに、Nexus 7のFAQが掲載されているのを発見。
電源が入らないときの原因のひとつにバッテリーの完全放電が挙げられており、対処法を参考にUSBケーブルを接続して30分以上充電をした後に電源を入れてみたところ、白ランプは点灯せず、何事もなかったかのように無事に正常な状態に戻すことができました。
↑USBケーブルを接続して充電を30分ほどした後に起動できるようになりました
どうやら完全放電(バッテリーが空の状態)してしまうとバッテリーの保護機能が働いてしまうようで、再充電時の過電流を防ぐのに保護機能が働いていたことが電源が入らない原因だったようです。
スリープ状態でもバッテリー残量は徐々に低下していきますし、僕の知らないうちにバッテリーが尽きてしまったのでしょう。完全放電なんておそらく初めて経験したので今回はいい勉強になりました。
最後に僕が参考にしたASUSのサポートページを添付しておきますので、Nexus 7の電源が入らない方は参考にしてみてください。
参考 NEXUS7 電源が入らない(ASUS)