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プラモデルの筆塗り道具をまとめた初心者向けセット。GSIクレオス「水性ホビーカラー スターターセット」レビュー

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もともと休日は自宅で過ごすことが多いインドア派な僕ですが、新型コロナウィルスの蔓延による外出自粛をきっかけに自宅でできるプラモデルを始めました。子供の頃にプラモデルに夢中だったことをふと思い出し、懐かしい気持ちとともに始めるなら今が絶好の機会だと思ったわけです。

プラモデルを始めるに当たり組み立てキットの他、ニッパーや接着剤などの必要な道具を揃えるわけですが、塗装はどうしようかと悩んでしまったんですよね。というのも子供の頃はプラモデルを組み立てても塗装なんてほぼしたことがなく、ステッカーを貼ればそれで十分だったので今回も色がなくてもいいかなと思ったわけです。

いま思い返してみると、塗装に必要な道具を一式揃えるのは子供だと難しかったし、ミニ四駆や元祖SDガンダムといったキットがメインだったので塗装する必要もなかったのですが、今回は車とかガンプラなど塗装が必要そうなキットに興味があるので、今回ばかりは塗装にもチャレンジしてみようと決心しました。

そこで塗装の方法として筆を使うかスプレーを使うかといった選択に直面しますが、今回は筆塗りに決定。スプレーだと保管場所がより大きくなるし、筆と比べて大掛かりなイメージがあったからです。

続いて塗装道具を揃えますが、塗装に必要な道具が一式揃ったセット商品がないかと思いました。塗料をひとつひとつ選んだり筆を選ぶことに慣れていないため、すぐに塗装が始められる初心者向けたセットがあれば、それを買うのがいちばん手っ取り早いですよね。

調べてみると、8色の塗料に加えて筆2本、塗料皿、メジャースプーンをセットにした、GSIクレオスの「水性ホビーカラー スターターセット」(型式:HS30)という商品を発見。僕自身恥ずかしながらプラモデルの塗料はタミヤしか知らないので、はじめはタミヤでこういったセット商品を期待したのですが、探し方が悪いのかそもそも存在しないのかどうも見当たらず…。

GSIクレオスというメーカーはこのとき初めて知ったのですが、ホビー用工具では広く知られているメジャーなメーカーだと分かったのでGSIクレオスの商品に決定!

当エントリーではGSIクレオスの「水性ホビーカラー スターターセット」のご紹介と、使ってみた感想(筆塗りの感想は各プラモデルのレビュー記事に書いてあるので簡単程度に)を書いていきたいと思います。

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「水性ホビーカラー スターターセット」のご紹介

同梱品がひと目で分かるパッケージ

こちらが今回購入した、GSIクレオスの「水性ホビーカラー スターターセット」になります。価格は1,800円(税抜)でした。パッケージを見るだけで、同梱されている筆塗り道具がひと目で分かる便利なパッケージです。

パッケージの右下に書かれてありますが、プラモデルの他にも、紙、木、石膏、粘土にも使うことができるそうですよ。

取扱説明書

こちらはパッケージの裏面になります。

水性ホビーカラーを使った塗装の仕方や、既存の色を混ぜて新しい色を作る方法、塗装の注意点など、スターターセットというだけあって筆塗り初心者には参考になる情報が書かれてあります。取扱説明書なので初心者の方は一読しておくのがベストです。

僕は読まなかったので最初から筆塗りが上手くできませんでした…。

セット内容

スターターセットに入っている塗装道具を紹介します。

塗料は、ホワイト、ブラック、レッド、イエロー、ブルー、グリーン、シルバー、ゴールドといった8色が入っています。

その他、筆(筆先サイズが大小1本ずつ)、塗料皿×2枚のほか、画像には映っていませんがメジャースプーン(大1本、小2本)、かくはん棒×1本が入っています。ちなみに塗料皿は何故か3枚入ってました。僕としてはラッキーですが多分、検品のミスですね(笑)

スターターセットというだけあって、とりあえずこれだけの道具があれば塗装に困ることはないでしょう。これだけの道具をひとつずつ用意するのは大変だし、スターターセットの商品展開は僕のような筆塗りの初心者にとって本当に助かります。

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使ってみた感想

シンナーの匂いが気にならない

塗料時の困りごとにシンナーの鼻を突くような嫌な臭いがありますが、水性ホビーカラーはシンナーの臭いが控えめのため、嫌な臭いを嗅ぎながら塗装をする心配がありません。

僕がシンナーの臭いを感じたのは塗料の瓶の蓋を開たときの一瞬だけ。念の為、窓を開けて換気をした方がいいかもしれませんが僕は換気をせずに塗装しました。それだけシンナーの臭いが気にならないということです。

もともと臭いが少ないのは”水性”ならではの特徴のようですね。

塗料の乾燥までに時間がかかる

塗料が乾燥するまでに結構な時間がかかります。塗装から3、4日経過した部品を触ってみると、数日経過しているにも関わらず塗料がまだ完全には乾燥していない感触が指に伝わってきました。

どうやら水性塗料は気温が低いと乾燥までに時間がかかるようです。確かに僕がプラモデルを始めたのが冬から春にかけてと肌寒い時期だったのでそうだったのかもしれません。

筆塗りしたキット

そして、記事執筆時点でGSIクレオスの「水性ホビーカラー スターターセット」を使って、筆塗りしたキットが下記になります。

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まだ3つのキットしか手掛けていないので塗装スキルは素人の域を脱していませんが、経験値を得ることでどうすれば綺麗な塗装ができるのか、筆塗りしながら試行錯誤するのがいまは楽しく感じますね。

筆塗りを始めるにあたって、僕のような初心者だと何の道具を用意すればいいか分からない、そして道具を一点一点買い揃えるのが大変そうなイメージを抱いてしまいますが、そういった問題を一気に解決してくれるのが、この「水性ホビーカラー スターターセット」だと思いました。

その他、あると便利な道具

筆は別途用意したほうがいい

筆が大小1本ずつのみしか入っていないので、部品によって筆を使い分けたいときに筆の選択肢が少ないのが残念です。

ガンダムの顔や胴体の塗装がそうだったのですが、狭い場所に筆を入れたくても、このセットの小さい筆でも筆先が大きく感じてしまったので、筆については別途で揃えたほうがいいと思いました。

購入したのは、Amyuというブランドのペイントブラシになります。Amazonで1,000円ほどで購入できました。

安価な筆ならどれも使い心地は変わらないだろうという考えで、評価数が最も多かったAmyuの製品を購入しました。

Amyuのペイントブラシは、筆先の大きさが極細から太筆まで微妙に大きさが異なる11本がセットになった商品です。このワンセットがあれば筆の選択で困ることはないでしょう。

また、この記事を書くまで気付かなかったのですが、筆先にはナイロンとイタチの毛をブレンドしているそうです。なるほど、どうりで毛の色が茶色いなと思ったんですよね。

うすめ液を使うと塗りやすくなるし、水洗いも便利

水性ホビーカラーのマニュアルには塗料を薄めることなくそのまま使えると謳っていますが、個人的にはうすめ液を使って希釈すると塗料の水分量が増すことで筆の走りが良くなり、スラスラと塗装が断然しやすくなると感じています。

また、水性ホビーカラーは乾燥してしまうと水に溶けにくくなってしまい、筆や塗料皿に付いた塗料を水洗いするときに塗料が洗い落とせなくなってしまうのですが、うすめ液を使うと乾燥した塗料も再び水に溶けやすくなるので、このような特徴を活かして塗装道具をよりキレイに保つことができます。

僕が使っているのは「水性ホビーカラーうすめ液」(T111)です。水性ホビーカラーを使って塗装をするときは、このうすめ液が手元にあると心強いでしょう。400mlの容量で600円(税抜)とお求めやすいの価格も魅力です。

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レビュー
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