2024年5月よりGoogleのスマートフォン「Pixel 7a」を使い始めました。僕は基本的にスマートフォンは長く大切に扱いたいタイプなので、買い替えのサイクルも長期化する傾向にあります。例えばPixel 7aへの機種変更前に使っていた「Xperia XZ1 Compact SO-02K」は約5年、またこちらは自宅のWi-Fi用として現役中の「ZenFone3 MAX ZC553KL」は7年が経過しました。
最近GoogleからPixelシリーズのサポート期間の延長が発表されたことでPixel 7aとの付き合いも長くなりそうな予感を感じていますが、長く使う上で大切になることのひとつがバッテリーだと思います。バッテリーは普段の使い方や充電の仕方など様々な要因によってその寿命は変わってくるはず。せっかくなら少しでも寿命を長くしたいというのが本音です。
そんなことを考えつつもこれまで自分なりにPixel 7aを労りながら使ってきたつもりですが、ある日とあるネットの記事でPixelシリーズに今後追加される予定の機能として、バッテリーを充電したときの上限値を80%で止める機能の追加が予定されていることを知りました。そういえばバッテリーは100%まで充電するよりも、80%位に留めたほうが良いという話を聞いた覚えがあることを思い出しました。
僕はスマートフォンを就寝前に充電するため目覚めたときのバッテリー残量は当然100%になっていますが、100%フル充電の状態が続くとバッテリーに悪影響があると聞きました。100%になるタイミングを見計らって起床して充電を止めるのはストレスが凄そうで僕には絶対にできませんが、80%で止まる機能が使えば安心して充電をすることができます。
そして12月上旬に配信されたソフトウェアアップデートで、「充電の最適化」という名目でこの機能が実装されたのでした。
これより下記にPixel 7aを例に充電の上限を80%にする方法を解説します。なおこの設定においては、2024年12月上旬に配信されたアップデートを適用した状態で行うことができます。
Pixel 7aの充電の上限を80%にする方法
ホーム画面より「設定」をタップします。
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「バッテリー」をタップします。
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「充電の最適化」をタップします。
↓
「充電の最適化を使用する」のボタンをタップし、次に「充電の上限:80%」のラジオボタンをタップします。
以上の設定を済ませることで、バッテリーを充電したときの上限が100%から80%へと変わります。
感想:バッテリー寿命に神経質にならないほうがいいかも
充電の上限を80%にすることで、充電が80%になった時点でステータスバーに満充電のマークが表示されるようになりました。なお、推定容量を再調整するという理由でこの設定を施しても100%まで充電されることもあるそうです。
これでバッテリーを労れるようになれて喜んだのも束の間。個人的にこれに対してデメリットがあることに気付きました。それは充電の頻度が増えたことです。100%まで充電していたときは3〜4日に一度の割合でしたが、80%にしてからは2〜3日に一度になってしまったのです。充電の量が減ってるわけですから当然ですよね。
僕は専門家ではないのでこの辺の知識は素人ですが、こういうのはあまり神経質にならないほうがいいのかなと思いました。何故なら記事冒頭で述べた「ZenFone3 MAX ZC553KL」は7年以上毎日使用しているにも関わらず、バッテリーの劣化があまり感じられないからです。「劣化軽減モード」を使用しながらこの7年間は適当に充電していましたが、寿命はまだ先といった感じです。
こういった経験があることや気にしだしたらキリがなく気疲れもするので、不便にならない範囲で普通に使っていくのがベストなのかなと思ったのでした。