7月に入り梅雨が明けると毎日が猛暑日に…。温度計が示す気温は高いときで38度前後にもなるので自宅にいるときはエアコンをほぼ点けっぱなしにしているのですが、この猛暑のなかでベランダに置かれた室外機にものすごい負荷がかかっているのではないかと内心不安になることがあります。
一応、日除けができるカバーを被せてありますが、この暑さの中でどれだけの効果があるのか正直疑問なんですよね。
こんなことを考えているときに、ふととある光景が頭を過ぎりました。それは「打ち水」です。打ち水をすると地面の熱が奪われることで温度が下がり、その周辺が涼しく感じますよね。アスファルトに打ち水をしている光景を目にした直後だったので、なるほど、これは室外機にも使えるんじゃないかと思ったわけです。
べつに冷房の効きが悪いとかそういうことではなく単純に室外機が心配なだけの話ですが、室外機への打ち水について調べてみるとやはりその効果に期待ができるようで、室外機への負荷を減らせるだけでなく、冷房の効きが良くなることにも期待ができるそうです。ということで僕も早速実践してみました。
サイト 意外と知らないエアコンの室外機の役割と、よりよく使うための3つのポイント(ダイキン)
室外機とその周辺(地面)に打ち水をしてみた
ベランダに設置されている室外機です。ダイキンのエアコン「AN25YCSK-W」に、アルマックスの室外機カバー「KB-90」を被せてあります。
この日も猛暑日。打ち水のためにベランダに出ようとしたもののベランダ用のスリッパがなく、すぐ終わるから大丈夫だろうと裸足で出てしまったのですが、太陽に照らされたタイルは加熱されたフライパンのようになっていて足裏が火傷しかけました…。
ということで室外機とその周辺(地面)を中心にバシャバシャと水をかけてみました。ホースが使えないのでコップに水を注いで何往復かしました。
室外機をいたわる気持ちを持とう
打ち水をしたからといって特に変わったことはなく、気休め程度かも知れませんがこうすることで室外機への心配が少しは減りますね。
これまで室外機に打ち水なんてしたことはなかったのですが、近年の夏は異常なくらいに暑くなっています。エアコンが壊れてしまうとシーズン中は業者のスケジュールはパンパンに埋まっているので、すぐの修理や買い替えを依頼することは難しいのが現実です。
エアコンは夏の命綱。猛暑のなかでフル稼働する室外機をいたわる気持ち、意識を持つことが今後は重要になるのかなと思いました。