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【実技編】フォークリフト免許を取得しに講習所に通ってみた

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当エントリーの内容は、栃木県小山市にある「わたらせ技能講習センタ 小山講習所」でフォークリフト免許を取得するまでに感じたことを書き綴った記事になります。

計4日間の日程で1日目は学科を受講。その内容については下記に添付したURLに掲載しています。

【学科編】フォークリフト免許を取得しに講習所に通ってみた
突然ですが、フォークリフトの免許を取得しに講習所に通うことになりました。理由は色々あるのですが、今月になって急遽取得してみようと思ったわけです。 フォークリフトっていうと工場や倉庫などで動いているのを遠目から見たくらいで、重いものを持ち運ぶ...

フォークリフトの学科試験を無事に合格し、今度はフォークリフトを実際に動かしながら操作を覚える実技の講習に入りました。3日間の実技講習を終えて感じたことなどを当エントリーにまとめておきたいと思います。

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フォークリフト実技講習

コマツの 「FG15」というフォークリフトで3日間の実技講習を受けました。

他にも日産のフォークリフトがあることを確認しましたが、できることなら慣れた車体で試験に挑みたいですよね。

1日目

1日目はフォークやマストを動かしたり、右左折やバック、クランクなど基本的な操作を行いました。フォークリフトは全くの初心者ですが、自動車が運転できれば然程難しくないだろうと思っていましたが、期待を裏切るかのようにこれがなかなか難しかった…。

フォークリフトは自動車と違って後輪で舵を切るので、自動車と同じように運転することができません。しかも初日は運悪く先生が口うるさい人で、間違いを色々と指摘してくれるのはありがたいんだけど、操作のコツを掴むのが難しく、頭では理解してても運転席に乗ると頭が真っ白になっちゃったりで全然うまく行かず、マストとフォークの操作レバーがごっちゃになったりで、正直最初は簡単だろうと思っていただけに、このままの調子で試験に合格できるのか本当に不安になりました。

でもやっぱり何度か運転しているとコツが分かってくるみたいで、休憩時間中に自主練習もらったのですが、どうやらこのときの練習が効いたみたいで、フォークリフトの操作に幾分自信を持つことができました。

個人的な意見として、いきなり狭いコースを走らせるんじゃなくて、最初は広い場所で好き勝手に操作させてコツを掴ませたほうがいいんじゃないかと思いました。僕だけかもしれないですが、コースを最初から走らせられると未経験者はガチガチに緊張しちゃうと思うんですよね。

ちなみに、講習を受けに来ている人たちはみんなフォークリフトの初心者かと思っていたらそうでもないらしく、仕事とかで既に運転の経験がある人が結構いるみたいなんです。そんな人達と同じグループでやらされたものだから余計にプレッシャーを感じてしまったり、細かな操作ばかりで神経を使いまくった結果、疲労が溜まりまくった1日でした。

2日目

午前中は木製のパレットをフォークに乗せて構内を移動する練習、午後からは荷物の積み下ろしを含むテストコースの練習を行いました。

前日の先生と違って厳しくはないものの、やはりまだ僕は下手なので何度か注意されました。それでも前日と比べるとフォークリフトの操作も身に付いたらしく、実際の試験コースを走らせてもらったので、練習を行うたびに運転技術の向上と翌日の試験への自信が付いていった1日でした。

3日目

この日は朝から夕方まで一日中みっちりと試験コースを走らされました。僕と同じグループに実技の1日目と2日目の人がいて、先生はそっちに付きっきりだったのでのびのびと練習することができました。4人でフォークリフトを回したので順番がすぐに回ってきて体力的にきついというのはありましたけどね。

試験は夕方17時頃より開始。この日はずっと試験コースを走らされたので本番への自信が相当に付いていたためか、然程緊張を感じることなく無事に試験を終えることができました。

結果は他の受講者も含めて全員合格。4日間の日程を終えてめでたくフォークリフト免許を取得することができました。

ちなみに、最終日には印鑑を忘れずに持参しましょう。試験合格後にフォークリフト免許(技能講習修了証)を受け取るときに印鑑が必要になります。

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アドバイス

合格率は99%

講習を受ける前にフォークリフト資格の難易度についてネットの情報を調べてみたところ、「合格率は99%」「受かって当たり前」「落ちるほうが難しい」などの声を目にしていたので、この件の真相を講習所の先生に聞いてみたところ、これは決して大げさでなことではなく、強ち間違いではないことが分かりました。

振り返ってみると、学科では試験に出るところを重点的に教えてくれるし、実技は繰り返し同じ練習を熟すので自ずと要領を掴むことができる。だからこそ大抵の人が合格できるんだなと思いました。

学科は楽勝でも実技で苦労する人も多いと思うので、実技で自信がなければ休み時間に自主練習をさせてもらえるようにお願いをしてみましょう。

4~5月、8月あたりは繁忙期らしい

初めて講習所に行くと、自分と同じように講習を受けに来ている人はどれくらいいるんだろう?と思いますよね。

僕がわたらせ技能講習センタ 小山講習所に通っていたのは10月ですが、僕と同じグループにいた人数は4日間とも10人未満と少なく、グループ外の人たちは何名かはいましたが、講習所全体に閑散とした雰囲気が漂っていました。ただし4日間とも平日だったので、休日になると多少は増えるのかなとは思っています。

先生に聞いてみると、繁忙期は4~5月(会社に入社など)、8月あたり(夏休みなど)は受講者が多くなると言っていました。

免許が急ぎで必要ではなく、人が少ないほうがいいという人だったり、人が少なければフォークリフトを動かす順番も頻繁に回ってくるので、実技に自信がない方も含めて閑散期に受講してみると良いかもしれません。

朝の集合時間に遅刻してはいけない

朝の集合時間というのが法令で厳格に決まっているようで、少しでも遅刻してしまうとその日は受講することができないようです。

実際に僕が受講した3日目の日に遅刻しそうな人がいて先生がソワソワしていました。朝の集合時間については学校や会社以上の厳しさを感じたので、絶対に遅刻しないように気を付けましょう。

無料Wi-Fiが使える

これは僕が通っていた、わたらせ技能講習センタ 小山講習所での話ですが、無料で使えるWi-Fiの設備が完備されていました。

休憩時間中に使ってくださいと書いてあったので、データ通信量を抑えたい方はこのサービスを利用してみると良いでしょう。

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実技の感想まとめ

フォークリフト未経験だったので不安な気持ちを抱いたまま講習を受けましたが、きちんと講習に専念することで徐々に運転技術が向上し、無事に免許を取得することができました。

実技の1日目は特に苦労しましたが、繰り返し運転をしてコツを掴んだり、他の方が運転しているときはその様子を眺めながらイメージトレーニングをすることで運転技術を掴むことができたかなと思います。

ただ、狭いコースを走らされたり、フォークやマストの微調整などで神経をかなり使うので、講習が終わって家に帰ると疲れがどっと出てきたりで体力的にもハードだったのも事実。

そういった努力の甲斐あって最後に技能講習修了証を受け取ったときは嬉しかったし、資格が増えると自分自身がひとつ成長したかのようでなんだか誇らしくも感じたり。長いようで短く、それでいて実りのある濃い4日間でした。