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チープカシオ(MQ-24)にNATOベルトを取り付けてみた

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僕は普段仕事をするときにカシオの腕時計「MQ-24-7B2LLJF」を身に着けています。本来なら腕時計はあまり着用したくないのですが、歩き仕事をスケジュール通りにこなしていく必要があるため、場所を問わず時刻を把握できるようにと現在の仕事を始めるタイミングで購入したのが約4年前のことになります。

手頃な価格で購入できることから「チープカシオ」(通称)とも呼ばれているこの腕時計。仕事中に様々な物にぶつけてきたので表面は傷だらけですが、衝撃に強いタフさを兼ね備えており故障することなく動き続けてくれたりと、耐久性や品質の良さを実感。チープらしさは微塵も感じられないリーズナブルな腕時計なのです。

今日に至るまでに電池交換を自分で行い、まさかこんなにも長く使えるとは予想もしておらず、ここまできたら壊れるまで使い続けようと思っていたのですが、少し前からベルトにひびが入っていることに気づいてしまいました。こういった事象があることは事前に把握していたのですが、「とうとう僕のMQ-24にもこの時が来たのか…」といった感じでちょっと残念な気持ちになりました。

↑ベルトにひびが入り始めたMQ-24

そして時間の経過とともにそのひび割れが進行。まだ完全には切れていないもののいつ切れてしまってもおかしくない状況です。このまま着用するのは危険と判断し、ズボンのポケットに忍ばせて必要に応じて時刻を確認するようにしているのですが、その度にポケットに手を突っ込むのは何かと面倒…。

このタイミングでMQ-24のベルトについて調べてみると、なんと自分で交換できるとのこと。ということで電池交換に続いて今度はベルトの交換にチャレンジしてみることにしました。

腕時計のベルトなら近所のダイソーで売っているだろうとSNSなどネット情報を調べてみると、ダイソーでの購入報告は何件か見つけることができました。しかしダイソーでの購入報告はどれも日付が古いもので最近の報告がないこと、ダイソーの公式ネットストアでの取り扱いがないこと、Googleのサジェスト候補に「ダイソー 時計ベルト 売ってない」があることから、記事執筆時点(2024年1月現在)では売られていないと判断。

実際にダイソーに足を運んで自分の目で確認するのがベストですが、前途を理由に現在は取り扱いがない可能性のほうが高く、また過去に取り扱いがあったときはベルト幅の選択肢が20mmしかなかったように受け取れるなど、仮にあったとしてもカシオのMQ-24に対応するベルト幅があるとは限りません。ということで今回はネット通販で探してみることにしました。

そして好みのデザインや価格などから探してみた結果、今回はAmazonで出品中のGood Placeというショップより、AirselfというブランドのNATOベルトを購入してみることにしました。

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MQ-24で使えるNATOベルトのご紹介

Amazonで注文してから2日後、Good Placeより購入した商品が送られてきました。

購入時の価格は498円、加えてマーケットプレイスからの発送なので送料が158円かかりますが、Amazonが配布している5%OFFクーポンがあったのでそれを適用して631円(税込み)となりました。

今回の注文の配送状況を確認してみると、発送は埼玉県からで配送業者はヤマト運輸となっており、画像のような封筒に商品が入っているためメール便でのポスト投稿となりました。

開封するとNATOベルト、工具、バネ棒×3、説明書、保証書が入っていました。

僕が選んだNATOベルトはこちら。これは「ネイビー×オレンジ×ネイビー」というカラーで、オレンジ色のアクセントに惹かれたので選んでみました。

触ってみるとナイロン素材なので柔軟さと強度を兼ね備えたしなやかさがあり、ベルトが切れたりする心配は少ないと言えます。また厚さは約1.2mmとなっており、汗などで汚れたら水洗いができるそうです。

ベルト幅ですが、いくつか選択できるなかでネットの情報を信じて16mmを選択。カシオのMQ-24シリーズをお使いであれば恐らく16mmを選べば大丈夫だと思いますが、僕自身、自分の時計以外は何も知らないので一概にすべてがそうと言い切ることができません。少なくとも僕が使っている「MQ-24-7B2LLJF」と同じであれば、ベルト幅は16mmを選べば大丈夫です。

NATOベルトって何のこと?

初めて聞く単語だったので調べてみました。簡単にまとめると、NATO軍(北大西洋条約機構)が採用していた腕時計のことで、ベルトを時計の裏側に通すタイプのことを言うそうです。MQ-24の場合だと時計の裏側が金属になっていて金属が直接肌に触れるようになっていますが、NATOベルトに交換することで金属と肌の間にベルトを挟む形になるようです。

なるほど、金属が直接肌に触れなくなるので金属アレルギー持ちの方にはいいかもしれませんね。

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MQ-24のベルトを取り外す方法

まずは腕時計とバンドを繋いでいるバネ棒を取り外していきます。

バネ棒は付属の工具を使うことで簡単に取り外すことができます。画像を参考に、腕時計とバンドの繋ぎ目にある隙間を覗いてみるとバネ棒の先端部分が見えます。そこに工具を入れてバネ棒の先端を矢印の方向に押し込むようにします。工具の先端がY字になっている方を使うといいかもしれません。

バネ棒の先端が押し込まれている状態でベルトを引っ張ると、このようにベルトを取り外すことができます。もう片方のベルトも同じ要領で取り外してしまいましょう。

腕時計から2本のベルトを取り外すことができました。

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バネ棒が大きくてNATOベルトの取り付けができない!?

ベルトを外し終えた後、今度は購入したNATOベルトを取り付けることにしました。

せっかくなのでバネ棒は新しいものにしようとNATOベルトに付属のバネ棒を使おうとしたのですが、バネ棒のサイズが僅かに大きいのが理由なのかNATOベルトを取り付けることができませんでした。

無理やり押し込めばなんとかなるかもしれませんが、僕が試した限りだとやはり無理があるように思います。なんとか取り付けできたと思ってもバネ棒が弾け飛んでしまうのです。

バネ棒のサイズを比較してみました。左がMQ-24で使われていたバネ棒、右がAirselfのNATOベルトに付属していたバネ棒になります。

比較してみるとAirselfのバネ棒はサイズが小さいようですが、MQ-24への取り付けは難しいものがありました。

Φ1.3mmのバネ棒を購入

ネットで調べてみると、僕と同じAirselfのNATOベルトを購入したと思われる方が、バネ棒の直径(Φ)が1.3mmのものを使うことでMQ-24への取り付けに無理なく成功できたという情報を発信されていました。

また部品を買う必要があるのかと思うと、これだったら最初から新しいチープカシオを買ってしまったほうが楽だったかもしれませんが、ここまで来たら後戻りはできません。

Amazonで探してみると、CASSISというブランドがΦ1.3mm・幅16mmのバネ棒2本セットを110円(税込み)で販売しているのを発見。Amazon.co.jp販売・発送でプライム会員なら送料無料なのでこれを買ってみることにしました。

そして届いたのがこちら。ぱっと見だとAirselfのバネ棒と大きさは変わらないように思えますが果たして!?

MQ-24にNATOベルトを取り付ける方法

ベルトの取り付け中にバネ棒が弾け飛んでしまうことがあります。バネ棒は小さいので探すのが困難な場合があります。すぐに見つけられるように周辺に物が少ない場所で作業を行うことをおすすめします。

Φ1.3mmのバネ棒が送られてきたので早速取り付けにかかりたいと思います。まずはNATOベルトを腕に身に着けて時計を取り付ける位置を確認しました。

ベルトに時計を取り付ける位置を確認できたら…、

そのまま裏返してバネ棒を取り付けていきます。工具を使ってバネ棒の先端が時計側に収まるように微調整しながら取り付けていきましょう。

そして問題のバネ棒ですがΦ1.3mmは大正解。前回の苦労はどこへやら。カシオの腕時「MQ-24-7B2LLJF」にAirselfのNATOベルトを無理なく取り付けることができました。

そして生まれ変わった僕のMQ-24がこちら!

オレンジ色のアクセントがおしゃれでかっこいい!このデザインを選んで正解でした。

NATOベルトの腕時計を身に着けた感想

NATOベルトに生まれ変わったカシオのMQ-24を身に着けてみました。ベルトが変わったとは言え、時計の付け方は従来と変わりはありません。しかし困ったことに僕の肌との相性が悪いのか、それとも冬の乾燥肌が影響しているのか、肌にベルトが触れていることで偶にチクチクするのが気になります。

懸念点として着用中にバネ棒が外れてしまう不安がありましたが、取り敢えず3日間続けて着用してみましたがそういったことはありませんでした。また時計の位置がズレてしまうこともなかったので、Φ1.3mmのバネ棒はやはり正解だったようです。

ちなみにMQ-24をNATOベルトに交換するのにかかった費用ですが、NATOベルトが631円(クーポン適用送料込み)、バネ棒が110円(プライム会員なので送料無料)でトータル741円でした。調べてみるとMQ-24の現行モデルは著名な通販サイトだと1,500円程で売られているので新しいものを買うよりかは安く済みましたが、この価格差だったら新しいMQ-24を選ぶという選択肢もあると思います。

でもベルトが切れるほど長く連れ添っていると自然と愛着も湧くと思うで、そのまま使い続けたいのであればベルトの交換にチャレンジしてみるのもいいと思います。新しく買うより安く済むし、交換の難易度も低いですからね。