ひとつ前に投稿した記事で、初期型のニンテンドー3DSに適合する純正バッテリー(CTR-003)を、任天堂製品の保守部品を取り扱うサイト「任天堂パーツ販売」から購入したことをお伝えしました。
僕自身同サイトを利用するのが初めてだったので、バッテリーの注文から入金、そして宅配と、任天堂パーツ販売を利用してみた体験と、どういった形でバッテリーが届くのかをまとめてみましたので、気になる方は是非覗いていってみて下さい。
当エントリーは、このときに購入したバッテリーを使って、僕が所持しているニンテンドー3DSのバッテリー交換を行った備忘録になります。
複数存在するニンテンドー3DS本体のバリエーションのなかで、最も古い初期型を使った解説になりますが、バッテリー交換の手順、日付と時刻の設定場所、使用済みバッテリーのリサイクル(処分)方法を、ニンテンドー3DSに付属されていた取扱説明書を参考にまとめてみました。
バッテリー交換のやり方が分からない方への参考になると思いますので、気になる方は是非覗いてみて下さい!
3DSのバッテリー交換方法
用意するもの
まずは用意するものを紹介します。
交換するバッテリーが入ったニンテンドー3DS本体、交換用の新しいバッテリー、プラスドライバー(サイズ0番)を用意します。
このときに、ニンテンドー3DSの電源が切ってあることと、ACアダプターが抜かれてあることを確認しておきましょう。
ネジを緩める
机などの平らな場所でニンテンドー3DSを裏返して置き、バッテリーカバーのネジ(4箇所)をドライバーを使って緩めていきます。
ネジは左回り(反時計回り)で緩んでいきます。ネジは紛失防止の抜け止めのワッシャーが付いているので、いくら回してもネジはバッテリーカバーから外すことはできません。3~4回転くらいネジを回して緩めればOKです。
バッテリーカバーを取り外す
4箇所のネジをすべて緩めたらバッテリーカバーを取り外します。
バッテリーカバーは、ゲームカードスロットのカーブした凹みから持ち上げると上手く外せると思います。
バッテリーカバーを外すと、これまでお世話になっていたバッテリーが顔を出します。
以前からバッテリーが膨張していたなどの話をよく耳にしていたので、恐る恐るバッテリカバーを開けてみたのですが、幸いなことに膨らんでいるような様子は一切見られませんでした。ε-(^、^;
バッテリーを取り出す
古くなったバッテリーを取り出します。
バッテリーの上部にある小さな突起に爪を引っ掛けると、バッテリーを取り出しやすいと思います。
新しいバッテリーを入れる
続いて、新しいバッテリーを入れていきます。
このときに、バッテリーの端子とニンテンドー3DSの端子が接触するように、バッテリーの向きを間違えないように注意しましょう。
バッテリーカバーを取り付ける
新しいバッテリーを入れ終えたら、ドライバーを使ってバッテリーカバーをニンテンドー3DSに装着します。ネジは右回り(時計回り)で締めることができます。
以上でバッテリー交換は終了になります。
続いて、リセットされてしまった日付と時刻の設定をしておきましょう。解説は当エントリーの「日付と時刻を再設定しよう」で行っています。
Newニンテンドー3DS/LLをお使いの場合
Newニンテンドー3DS/LLをお持ちの方は、こちらの動画を参照下さい。
Newニンテンドー3DS/LLのmicroSDカードの交換方法を解説する内容ですが、バッテリーカバーを取り外す方法が丁寧に解説されているので、Newニンテンドー3DS/LLユーザーのバッテリー交換の役に立つと思います。
日付と時刻を設定しよう
ニンテンドー3DSのバッテリーを交換した後に電源を入れると、本体に設定していた日付と時刻がリセットされていることが確認できます。
日付と時刻は初回起動時に一度だけ設定したきりという方がほとんどだと思うので、設定場所が分からないという方も多いと思います。
下記にニンテンドー3DSで日付と時刻を設定できる画面を表示する方法を紹介しますので、日付と時刻の両方を設定してみてください。
「本体設定」アプリを起動
ニンテンドー3DSのホームメニューにある「本体設定」のアプリを起動します。画像のようなスパナのマークが目印です。
「その他の設定」を選択
続いて、「その他の設定」を選択します。
「日付と時刻」を選択
「日付と時刻」を選択します。
「今日の日付」と「現在の時刻」を設定する
「今日の日付」と「現在の時刻」を設定できる画面が表示されました。
今日の日付と現在の時刻を確認の上、それぞれを選択して両方を設定しましょう。
バッテリーをリサイクル(処分)する方法
ニンテンドー3DSのバッテリー交換を終え、使用済みで不要になったバッテリーの処分で困ってしまう方もいると思いますが、不要になったバッテリーはリサイクル協力店に持ち込むことで処分することができます。
処分方法はリサイクル協力店に設置されている、「回収ボックス」に入れて処分するだけなのでとても簡単。プリンターのインクカートリッジの回収と同じ方法です。
セロハンテープで絶縁する
回収ボックスに処分する前に、リサイクルするバッテリーの+極と-極の金属端子にセロハンテープを貼って、電気を流さないように絶縁する処置を施しておきましょう。
回収ボックス設置店を調べる
バッテリーを絶縁したら、リサイクル協力店に設置されている回収ボックスにバッテリーを入れて処分します。
最寄りのリサイクル協力店は、一般社団法人JBRCのホームページから検索することができます。調べてみたところ、家電量販店、スーパー、ホームセンター、自転車店などが該当しているようです。
サイト 『リサイクル協力店』検索(一般社団法人JBRC)
※検索できる時間が、7時~翌0時50分までと限られているので注意しましょう。
黄色い箱が目印
ビックカメラでは、インク回収だけでなく使用済み電池も回収しているらぞ!!
不要になった乾電池やボタン電池があれば是非こっちも活用してみてらぞ!!
設置場所:2階下りエスカレーター横#電池 #使用済み電池 #回収ボックス pic.twitter.com/FIslfK8H8r
— ビックカメラ ラゾーナ川崎店【公式】 (@Bic_kawasaki) 2018年5月9日
参考になりそうな回収ボックスの画像がないか検索してみたところ、ビックカメラのTwitterで丁度いい具合に紹介されていました。デザインはお店によって異なる可能性はありますが、このようなリサイクルマークの入った回収ボックスが目印になります。
僕は以前、とある家電量販店で勤務していたことがあるのですが、僕がお店にいた10年位前は、乾電池とインクカートリッジの回収ボックスはあったけど、バッテリーの回収ボックスは置いてなかったと記憶しています。今はこういうのがあるんですね。