新型コロナウイルスの影響で抽選に当選しないと観覧できない状態だった上野動物園のパンダですが、これが2022年10月に解除され、現在は動物園に足を運べば誰でも観覧できるようになりました。
上野動物園に行ったらやっぱりパンダはひと目拝んでおきたいですからね。話題の双子パンダも見てみてかったので10月の暮れに上野動物園に行ってみることにしました。この日は平日なので園内はきっと空いてるでしょうし、あわよくばパンダの待ち時間もきっと少ないはず。
ということで上野動物園でパンダを観覧してきましたので、そのときに撮影した写真を掲載しつつ、そのときの様子や気になる待ち時間、感想などを交えて記事を書いていきたいと思います。
パンダバルーンがお出迎え
上野駅の公園改札口を出ると、正面に巨大なパンダのバルーンがお出迎え。どうやら2022年は日中国交正常化を記念してランランとカンカンが来日してから50年という節目の年のようで、それを祝うイベント「うえのパンダフェスタ」が開催中でした。
どうやら当時もバルーンが展示されていたようで、このバルーンはリバイバルな意味を持っているようです。それだからか平日なのに駅前はやたらと人が多く、この様子を伺うにパンダを並ばずに見るのは無理そうな気がしてきました…。
入場料は大人ひとり600円
上野動物園の入場料は大人ひとり600円でした。
園内では色んな動物が見られるし、歩き疲れたら休憩場所もあるので滞在時間も比較的長くなることが多いはず。そう考えると動物園のコストパフォーマンスは高いと思います。実際にこの日は4時間滞在しました。
ちなみに入場券にプリントされている動物はいくつか種類があるようで、今回はアイアイが手元に来ました。
レイレイ
事前知識無しで行ったので、どこにどういったパンダがいるのか分からないまま園内を散策。すると不忍池の辺りにやたらと長い行列を発見!これはパンダを見るための列だと分かったのでとりあえず並んでみることに。
そして20分ほど並んでようやくパンダ宿舎に到着。ここは「パンダの森」という場所のようで、実は以前来たときに建設中の様子を見ていた場所。最近できたばかりの新しい宿舎です。
ここで最初に見ることができたのが双子パンダの「レイレイ」でした。でも残念なことに隅っこの方で仰向け?になっていて、しかも木材と笹の葉がレイレイを遮ってしまって残念なことにレイレイの姿をまともに見ることができませんでした。
パンダを見る人の列は係員によって管理され、基本的にその場所には1分しかいることができません。その間は皆こぞってスマートフォンで写真を取りまくりだし、アラームが鳴ったら強制的に移動させられるためその場所に居続けることができず、自分の目に焼き付けておく余裕すらありません。
実際に会いに行ってみないとパンダがどう過ごしているのかが分からないのです。起きているか寝ているか、物陰に隠れているか笹を食べているか、完全に運なんですよね。
シャオシャオ
続いて列が進んだ先には別の宿舎があり、こちらにはもう一匹の双子パンダ「シャオシャオ」がいました。
これはパンダ模様のボールでしょうか!?(笑)。面白いことにシャオシャオは木の幹が分かれた枝の部分に収まるような形でくつろいで?いました。なんというか枝に嵌って抜け出せなくなっているようにも見えますが、この場所がお気に入りなのか不明ですが自由奔放な姿がとても可愛らしいです。
緑色の線は?
それとこの写真にも薄っすら写っていますが、シャオシャオの背中には緑色の線が入っていることに気づきました。
生まれつきあるわけでもないだろうし、見た目がそっくりな双子パンダを見分けるための線なのでしょうか?気になって調べてみると、やはり思った通りにレイレイとシャオシャオを見分けるための線だったようです。
リーリー
次に見に行ったのは「リーリー」です。リーリーを見るにはまた別のルートに並び直す必要があります。
しかしリーリーは、レイレイとシャオシャオを見るためのルートの途中で見ることができるのです。そういった理由があるのかリーリーは待ち時間0分で見ることができました。レイレイとシャオシャオを見るついでにリーリーも一緒に見れてしまうので、リーリーのルートには行列ができないのかもしれません。
しかしこの日のリーリーはパンダらしい可愛らしい姿を見せてくれました。うつ伏せで顔を正面に向けて垂れてる感じが最高です。
この体勢から動かなかったので、笹を食べてお腹いっぱいになったから寝ているんだと思います(笑)
シャンシャン
最後に見たのは「シャンシャン」(もしかしたら名前が間違ってるかも)です。
シャンシャンはパンダの森ではなく、上野動物園に昔からある宿舎で見ることができました。このときは閉園間近でしたが、それでも20分くらいの待ち時間がありましたね。パンダ人気恐るべし。
シャンシャンは仰向けになってごろ~んとしてました(笑)こちらも可愛い姿を見ることができました。
しかしながらパンダは動物園のアイドル的存在とも言えるわけで、絶え間なく訪れる人間に私生活をずっと見られているわけですからストレスが溜まったりしないのでしょうか。もし自分が檻に入れられたパンダだったら物陰に隠れて縮こまっているでしょう…。
パンダを見るのは平日がおすすめ
新型コロナウイルスの脅威も一旦収まり、外国人観光客の受け入れが再開したことで街への人の出が急増。上野は日本に来た外国人観光客にとって入り口ともなる場所だし、実際に動物園でも観光客と思しき外国人を多数見かけました。また日本でもバスツアーで来る方も多いでしょう。
僕が上野動物園に足を運んだのは平日だったものの、パンダ来日50周年を記念したイベントだったりパンダ観覧の抽選制の廃止による影響があるのか、以前の記憶と比べると平日にしては人の数が多い印象を受けました。
これがもし土日祝日だったら、たとえイベント行事がなかったとしても園内の人の数はもちろん、列の待ち時間もさらに大きなものになっていたのではと予想できます。
混雑に抵抗がない人もそういないでしょうから、上野動物園にパンダを見に行くのであれば平日をおすすめしたいと思います。