PlayStation Storeでゲームアーカイブス版がダウンロード配信されている、初代PlayStationソフト「ストリートファイター ZERO2’(the Best)」。
当時、ゲームセンターでアーケード版をプレイしていたのが懐かしくなり、本作に収録されている「スーパーストリートファイターII X」を最近プレイし始めてみました。(ちょうど今、タイムリーにもTVアニメのハイスコアガールに出ています!)
個人的に格闘ゲームをプレイするのは本当に久しぶりということもあって、拙いながらもやっとの思いでラスボスのベガまで辿りつてみると、突然現れた謎の乱入者に一瞬でボコられるベガの姿が…(笑
そう、すっかり忘れていましたが、スーパーストリートファイターII Xには「豪鬼」という隠しキャラクターが存在しています。
直後に豪鬼との戦いになるのですが、これがまた強い強い。リュウやケンと似たような格闘スタイルに加えて、空中で波動拳が打てる「斬空波動拳」(ざんくうはどうけん)や、瞬間移動ができる「阿修羅閃空」(あしゅらせんくう)といったを独自の技を会得。CPUならではの不可解すぎる超反応な動きに翻弄させられたプレイヤーも多かったことでしょう。
この豪鬼ですがキャラクター選択画面には顔を出していません。しかし、あるコマンドを入力することで、豪鬼をプレイアブルキャラクターとして使用できるようになります。
ということで、ゲームアーカイブス版(オリジナルのPlayStation版含む)のスーパーストリートファイターII Xで、隠しキャラクター「豪鬼」を使用可能にするコマンド(出し方)を紹介したいと思います。
「豪鬼」を使用する方法
キャラクター選択画面で、「リュウ」にカーソルを合わせた状態で、L1ボタンを押しながらすぐにR1ボタンを押します。
上記のコマンドの入力に成功すると、リュウのアイコンが豪鬼に切り替わり、豪鬼をプレイアブルキャラクターとして使用できるようになります。
アーケード版はややこしかった
ちなみにアーケード版では、カーソルを該当するキャラクターに動かしたり、そこで秒数を数えたり、最後にスタートボタンを押した直後にパンチボタンを3つ同時押しする必要があり、しかもコマンドに失敗すると豪鬼を使うことができませんでした。
ゲームアーカイブス版では誰でも簡単に、しかも簡略化されたコマンドで一瞬で豪鬼を選択できるようになったようです。
余談:ウルトラスト2の「真豪鬼」の使用コマンドに感慨深さを感じた
このエントリーを書くにあたり、豪鬼について調べている最中に偶然発見したのが、Nintendo Switchソフト「ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ」に登場する、隠しキャラクター「真豪鬼」の紹介映像です。
これも時代の影響なのか、真豪鬼をプレイアブルキャラクターとして使用する方法が動画内で解説されているのですが、初めて視聴したときはその複雑なコマンドに思わず「!?」と首を傾げてしまいました。下記がそのコマンドになります。
「真豪鬼」の使用コマンド
- リュウを選択して、カラー1でキャンセル
- ケンを選択して、カラー9でキャンセル
- サガットを選択して、カラー8でキャンセル
- ベガを選択して、カラー7でキャンセル
- ランダムにカーソルを合わせて、LRを同時押し
このコマンドを順番に正しく入力すると、真豪鬼が使用可能になります。
1987年(初代ストリートファイターの稼働年)で覚えよう
キャラクターを選択してカラーの数字を選んでキャンセルを繰り返す…、という不可解なコマンドで、特に数字の部分が厄介すぎる。さすがにこれは覚えにくいなぁと思ったのですが、ここで記憶に残りやすい覚え方を発見!
選択する数字を上から順に並べてみると「1・9・8・7」になりますが、調べてみると、この数字はシリーズの原点、初代「ストリートファイター」の稼働が開始された1987年にちなんだものだということが分かりました。
それが分かると、ファンの方であれば真豪鬼の出し方は記憶に残りやすいのではないかと思います。心にくい演出に参ると同時に、シリーズがここまで大きく成長し、対戦格闘ゲームを代表する偉大なタイトルにまで成長したことに感慨深さを感じさせられましたね。