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ソニー「WI-C310」レビュー。長持ちバッテリー&高音質が特徴のワイヤレスイヤホン

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ソニーのBluetooth対応ワイヤレスイヤホン「WI-C310」を購入しました。

2019年7月6日に発売された新商品で、5,000円程度で購入できる普及価格帯でありながら、ワイヤレスイヤホンの弱みであるバッテリー切れを極力抑えられる最大15時間の連続再生が可能なスタミナを確保。さらには誰もが知るソニーブランドの安心感も相まって、今後のトレンドスタンダードになることが予想される本商品。

僕自身、JBLの「TUNE205BT」、Amazonの「EB02BU」、パナソニックの「RP-HJE150」など、ここ最近、必要以上にイヤホンを買い漁っているわけですが、今回は最大15時間持つというスタミナの良さに惹かれたことと、現時点でソニーのイヤホンを所持していなかったので試しに購入してみることにしました。

WI-C310に用意される、ブラック、ホワイト、ゴールド、ブルーの4色のカラーラインナップのうちブラックを選択。パソコンとAndroidスマートフォンに接続してみましたので、使ってみて気付いたことや感想を簡単にレビュー(評価)してみたいと思います。

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ソニー「WI-C310」レビュー

パッケージ

こちらが、WI-C310(ブラック)のパッケージになります。

PlayStation 4のDUALSHOCKコントローラーでスチール・ブラックという色を使っているのですが、単純にその色が好きで本イヤホンの色が似ていることからブラックを選んでみました。と言っても、PlayStation 4はレシーバーを別途用意しないと接続できないんですけどね…。

付属品

パッケージを開封すると、イヤホン本体、充電用のUSBケーブル(約20cm)、交換用のイヤーピース。

紙類では取扱説明書や保証書のほか、画像には映っていませんが、製品サポート登録への案内や、使用上の注意や仕様などが書かれた紙が入っています。

イヤホン本体

角ばった部分がなく高級感さえ感じさせる光沢のあるイヤホン本体には、ソニーのロゴが印刷されています。このロゴを自分以外の第三者から見た場合、正面からは耳に隠れて見えにくくなりますが、横から見たときにロゴが見えるようになっています。

また、カタログには「防水」の文字が見当たらなかったので防水機能は付いていないと思われます。屋外では雨天時の使用を避けたり、自身の汗などには注意する必要があるかもしれません。

ちなみにWI-C310の兄弟機に「WI-C200」がありますが、両者の主な違いはイヤホン本体の光沢の有無とケーブルの違いにあるそうです。見た目の品質の高さはWI-C310が上になります。

左(L)右(R)の表記

イヤホン本体の裏側には、左耳用には(L)が、右耳用には(R)の表記があります。

マグネットでくっつく

イヤホンにはマグネット(磁石)が内蔵されているため、左右のイヤホン同士を近づけるとくっつきます。

イヤホンを両耳から外したときにネックレスのように胸元で束ねたり、収納の際にはケーブルの絡まりを抑えることができそうです。

交換用イヤーピース

イヤーピースは交換用を含めて3つのサイズ(S/M/L)が各2個ずつ付属。

画像は用意していませんが、裏返すとサイズごとに色分けされているので、付け間違いを防げる細かな配慮が嬉しいと思いました。

リモコン

左側のケーブルにはリモコンが搭載されています。

電源、ボリューム調整(曲送り・曲戻し)、全指向性マイク、充電用USBポートの機能が備わっていて、デバイスとのペアリングや、ハンズフリーで電話をかけたり受けたりといった動作も全てこのリモコンが賄っています。

また、iPhoneのSiriやGoogleアプリを使用して、マイクから声で操作することもできるそうです。

リモコンにはアンテナも内蔵されているので、リモコンとデバイスの間に遮断物がないようにすると、音が途切れたりノイズの発生などを抑えることができます。

USB Type-C

充電用のUSBポートは、USB Type-Cを採用しています。

付属のUSBケーブルを使ってパソコンやテレビなどに備わっているUBSポートと接続したり、同規格に対応したACアダプター(別売り)を使用することで充電することができます。

10分のクイック充電で60分の再生が可能、満充電まで3時間だそうです。

ちなみに説明書には、付属のUSBケーブル以外を使ったりACアダプタの機種によっては充電できない可能性があると書いてありますが、僕がスマートフォンの充電で使用している、ドコモの「ACアダプタ 07」ではきちんと充電ができていること確認しています。

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使ってみた感想

バッテリー残量を音声でアナウンスしてくれる

電源ボタンを長押して電源を入れると、電源が入ったことと現在のバッテリー残量、Bluetoothでデバイスとコネクトしていることを女性の音声(英語)でアナウンスしてくれます。

ネイティブな発音なので、英語に慣れていないとバッテリー残量を聞き取りづらいと感じることもあったり(笑)。それでもバッテリー残量を音声で教えてくれるのは面白いし、目安として捉えられるので便利だと思いました。

音質

WI-C310の音質を評価するにあたり、手持ちのCDやYouTubeなどから手当たり次第に様々な音源を再生してみました。

音を色々と聴いて感じたことは、まるで元の音源にサンドペーパーで丹念にヤスリがけをして表面をキレイに磨き上げたかのような、耳がすんなり受け入れられる丸みを帯びた心地よい音を奏でるイヤホンだと思いました。

リラックスできるムード音楽なんかを目を閉じながら聴いていると、まるで桃源郷のような光景がまぶたに浮かんできて多幸感に包まれたり…。特にピアノやオーケストラの音がすごく綺麗で、芯から奏でられる繊細で透き通ったような中高音の伸びや広がりの美しさが印象に残りました。

もちろんお金を出せば上には上があるのでしょうが、WI-C310の音質は僕のような素人耳には全く問題のない満足のいく音質に仕上がっていると思います。

その反面で低音はややマイルドに抑えられている印象。低音でドスドスやりたい人には物足りないかもしれません。

付属のイヤーピースを変更することで低音が強化されるかもしれませんが、実は出荷時に装着されているイヤーピース(M)は自分の耳にはキツくて合わなかったので、すぐに付属のイヤーピースからサイズの小さいもの(S)に交換していました。なので、低音を求めるためだけにイヤーピースのサイズを変更することができないんですよね。

バッテリーが減りにくい

WI-C310は最大で15時間持つとされる、ロングバッテリーを搭載していることが特徴のイヤホンです。

性能を疑っているわけではないものの、せっかく記事を書くので実際に再生時間を計測しようかと悩みましたが、さすがに連続で15時間も再生を続けるわけにもいかず、電源を入れる度にアナウンスされるバッテリー残量がなかなか減らないこともあって再生時間の計測は諦めることにしました。再生時間は電源の入り切りの頻度、Bluetoothの電波状況、音量調整など各々の使用環境によって左右されるでしょうからね。

バッテリーがなかなか減らないことは分かったので、ロングバッテリーは見掛け倒しではないことを実感できました。

音漏れがしにくい

イヤホンを耳に付けずに音を再生した状態でイヤホンを顔に近づけてみたところ、耳の付近まである程度近づけないと音が聞こえないことが分かりました。音漏れ対策はバッチリのようです。

カタログによると、空気の通気量を調整する孔を小さくした構造なので、音漏れがしにくい設計になっているようです。

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まとめ

以上、ソニーのBluetooth対応ワイヤレスイヤホン「WI-C310」のレビュー(評価)でした。

再生時間が長いことから充電という面倒な行為を極力減らすことができること、それでいて綺麗な音を奏でてくれるので僕的にはとても満足しています。何度も聴いている音楽でも新しい魅力を発見できたり、お気に入りの音楽を見つけたらこのイヤホンで聴いてみたくなる、そんなイヤホンだと思いますよ。

5,000円程度の予算で性能の良いワイヤレスイヤホンをお探しの方に、数あるイヤホンの中でソニーのWI-C310はおすすめできる選択肢としてご案内できるのではないでしょうか。