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PCにACアダプターを接続したままでOK?バッテリー寿命を伸ばす方法

僕は普段からデスクトップパソコンを使用していますが、腰を据えずに楽な姿勢で使いたいという考えからパソコンを1台新調することにしました。購入したのは国産BTOメーカーとして有名なFRONTIER(フロンティア)の「FRT220P」という機種で、OSにWindows 10 Proを搭載したタブレットパソコンです。構造的にディスプレイとキーボードが脱着できるため、タブレットとしてだけではなくノートパソコンとしても使えるので2in1とも呼ばれています。

個人的にパソコンとは20年以上の付き合いになりますが、実のところプライベートでデスクトップ以外の機種を持つのは今回が初めて。CPUにintel Celeron N3350を搭載するので処理速度は控えめですが、Webサイトの閲覧や動画視聴、動作が軽めのゲームなどが目的なので性能は求めなかったことと、そのぶん発熱が控えめなのでファンレス(無音)で動作すること、似たような2in1があるなかで最も完成度が高そうに思えたことがFRT220Pを購入した理由になります。

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ACアダプターを接続したままで大丈夫?

今回購入したFRONTIERのFRT220P。タブレットパソコンにもなる本機はディスプレイ側にマザーボードやバッテリーなどの主要な機能が備わっているため、ACアダプターはディスプレイ側に接続する。

FRT220Pを使用するにあたり気になることがありました。それはACアダプター(電源)は本体に接続したままでいいのか?消耗品であるバッテリーに過度に悪影響を与えないか?という疑問です。

この疑問を初めて抱いたのは10数年前のことで、僕はWindows Vistaが全盛期の頃に家電量販店でパソコン担当をやっていたことがあるのですが、新製品のノートパソコンを展示品として店頭に並べるときに、バッテリーをあえて装着せずにACアダプターのみで動作させて展示していたことがありました。

これは僕の独断で勝手にやっていたことで、何故そうしたかというと営業時間中はノートパソコンの電源は常時通電の状態になるわけだから、バッテリーを装着したままだと満充電(電池残量100%)の状態が続くことでバッテリーに悪影響を与え、仕様上避けることができない劣化をより早めてしまうのではないか懸念があったからです。

バッテリーを装着せずともACアダプターを繋げばノートパソコンが動作する状態で展示できるし、在庫が尽きたら(生産終了したら)展示品という名目で販売するわけだから、展示品を購入したお客さんにヘタってないバッテリーを使ってもらいたいという考えもあって、僕はあえてそのようにしてノートパソコンを展示していました。パソコンは基本的に春・夏・秋冬と年間を通して3回モデルチェンジするので、展示品は最低でもワンシーズンはACアダプターを接続したままになります。

このことを他のスタッフに話したら、そんなことしなくてもいいと言われたんですよね(笑)。それにいま記事を書きながら思ったことがあって、もしかするとバッテリーを含めて外観をチェックしたいお客さんもいたかもしれないので、今更ですがその辺はちょっと反省点しています。

それから長い月日が流れてFRONTIERのFRT220Pを購入したのですが、個人的にバッテリーを搭載した初のWindowsマシンを所有することだったり、やはり新品で購入したパソコンなので丁寧に扱いたいという思いもあります。

そもそもFRT220Pのバッテリーが脱着式であればACアダプターのみで動作させていたはずですが、あいにく内蔵型なのでバッテリーの取り外しができません。スマートフォンは仕事などで外出するときは常に携帯するので満充電の状態を維持することって少ないですが、持ち運びができるノートパソコンでも自宅で据え置きで利用する場合だとACアダプターを接続したままという方も多いのではないでしょうか。

僕も据え置きでの利用をメインに想定しているのですが、FRT220Pにおいてバッテリーへの充電方法はどのような扱い方がベストなのか改めて調べてみることにしました。

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8割充電がいいらしい

どうやら事前の認識通り、ACアダプターを接続して満充電を維持した状態で使い続けるのは好ましくないそうです。

とはいえ、いちいちACアダプターを抜き差しするのは面倒なこと。このような場合、NECや富士通などの大手国内メーカーのパソコンに搭載されているユーティリティソフトには”8割充電モード”という機能が搭載されており、100%にならないように80%で充電がストップできる設定ができるそうです。

とても便利な機能ですが、生憎ですがFRT220Pにはそのような機能は備わっていません…

サイト 正しく使ってバッテリパックを長持ちさせる(NEC)

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FRONTIERの回答

バッテリーの扱い方はメーカーによって判断が異なることもあるそうです。FRT220Pの製造メーカー、FRONTIERの公式サイトに掲載されているFAQには下記のように書いてありました。

パソコンとACアダプタ接続した状態のまま、バッテリの電力をほとんど使用せず、100%の残量近辺で充放電を繰り返すとバッテリの劣化を早めます。

サイト サポートFAQ(FRONTIER)

僕が欲しかった答えがここにありました。購入したパソコンの製造メーカーがこう言っているわけですからこれで納得できました。やはりACアダプターを接続したままにするのは避けるようにして、満充電の状態を回避するように心がけたいと思います。

高温、過放電にも要注意

バッテリーは高温に長時間さらされるのも好ましくないそうです。記事執筆時は梅雨真っ只中の7月ということで夏の足音が徐々に聞こえてくる季節でもあります。梅雨が明けて夏本番を迎え、太陽が照りつける猛暑になると要注意でしょうか。僕の部屋は40℃を超えることがあので、エアコンに頼りながら室温にも気をつけていきたいと思います。

またバッテリーが100%充電の状態がダメならば、それとは逆に0%まで使い切ってしまう過放電の状態もよくないそうです。バッテリーってデリケートなんですね。

感想:知識を糧に神経質にならずにPCを使いたい

バッテリーについて改めて調べてみることで、FRT220Pはもちろん手持ちのスマートフォンやその他モバイル端末について、その扱い方を見直す良いきっかけになりました。

色々と気をつけるべき項目はあるようですが、あまり意識してしまうと神経質になってしまいそうで、それはそれでストレスになってしまいます。今回得た知識を糧にあまり神経質にならずにパソコンを使っていけたらと思いますね。

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Windows雑学
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