記事内に広告が含まれています

お菓子の袋を熱で密封!オーム電機のハンディシーラー「KAJ-Z800-D」を使ってみた

スポンサーリンク

夕方のとあるニュース番組の特集のコーナーで、日本に観光に来た外国人にリポーターがどんなお土産を買いましたかとインタビューしていたのですが、その中でハンディシーラーというアイテムが紹介されていました。

これはどういったアイテムかと言うと、例えばお菓子のポテトチップを食べていて途中で食べるのを止めるときに、これまでの僕は袋を丸めてから輪ゴムをして袋の口を閉じていました。しかしこのやり方だとどうしても隙間から空気が入ってしまうので、湿気やすくなってしまうんですよね。(個人的には湿気たポテトチップも好きですが…)。でもハンディシーラーがあれば袋の口を再び密封することができるのです。

そんな便利なアイテムがあることを番組を通して外国人から教えてもらった形になるのですが、これだったら僕の手元にもひとつあってもいいかなと思えたことでハンディシーラーを買ってみることにしました。

その外国人はハンディシーラーを100円ショップで購入したみたいですが、さすがに100均の商品だと品質に不安を覚えるので、ちょっとだけ値の張るものから選んでみることにしました。と言っても1,000円ほどですが…(笑)

選定の結果、今回購入したのはオーム電機の「KAJ-Z800-D」になります。ラインナップのなかで唯一知っているメーカーの製品だったことが選んだ理由です。ちなみにこれを買ったのは実は2年程前だったりします。買ったあとに満足しちゃってそのまま放置していたのでした。

スポンサーリンク

オーム電機のハンディシーラー「KAJ-Z800-D」のご紹介

こちらが今回購入した、オーム電機のハンディシーラー「KAJ-Z800-D」になります。通販サイトだと1,000円程度で購入できるようです。

内容物として、ハンディシーラー本体、単三のアルカリ乾電池2本のほか…、

セーフティロックというパーツが付属されています。これはとても需要なパーツです。

シーラーは袋を密封する機能ですが、それを実現するには本体が発する熱を利用します。もしセーフティロックが外れているときに自分の意図せずに外部から本体に力が加わると発熱してしまう恐れがあり、最悪だと火事に繋がる恐れがあります。そういった事故を防ぐためにも、ハンディシーラーを使わないときはセーフティロックを必ず使用するようにしましょう。これを付けていれば力が加わっても発熱しません。

また、セーフティロックにはマグネットが内蔵されているので、冷蔵庫のドアなど磁力のある場所に貼り付けることができます。

こちらがハンディシーラー本体になります。

サイズは幅37×高さ100×奥行40mm、重さは46グラムで非常にコンパクトかつ軽量な設計になっています。

オーバルの形をした本体にはその両端にそれぞれ機能を備えており、こちら側はシーラーになります。

この白いスポンジのようなもの(発熱部)が発熱し、袋を密封することができます。

そしてこちら側はカッターになります。ちょこんとほんの少しだけ刃先が出ているようです。

これは主に袋を開封するときに使用することができます。

スポンサーリンク

カッターで袋を開封してみた

スナック菓子のカールにそっくりと話題の東ハトの「パックル」を使い、カッターを試してみたいと思います。

やり方はとても簡単。まずは袋の左端にカッターの刃を当てて「CUT」と書かれてあるところを軽く押し込み、右へとスライドさせるだけ…。

するとこんな感じでお菓子の袋を簡単に開封することができました。カッターを使うと横一直線にきれいに開封することができます。

大抵の場合お菓子の袋は手で開けてしまうと思いますが、物によっては手で開けにくいものもあるので、そういったときにこのカッターが役に立つでしょう。

シーラーで袋を密封してみた

続いてパックルの袋を密封するのにシーラーを使ってみました。なお、シーラーは発熱を伴う機能のため、本体に単三乾電池をセットする必要があります。最初は付属品を使えば大丈夫です。

基本的なやり方は先程のカッターの使い方と似ています。袋の左端に発熱部を当ててそのまま「SEAL」と書かれてあるところを軽く押し込み、右へとスライドさせるだけ…。このときは半田ごてを使ったときの独特の臭いがします(笑)

密封が終わりました。簡単にできるかと思いきや1回目は密封した部分に切れ目が入ってしまい失敗したと勘違いし、結果シーラーを2回実施しています。

なので↑の画像は状況がイマイチ分かりにくい状態になっていますが、1回目のシーラーの時点で袋の密封はある程度成功していたように思えました。しかしながら部分的に隙間があったように見えたので、やはりコツ(慣れ)が必要なようです。ちなみに発熱部を袋に押し付けると瞬時に発熱するので、やるときは一気に終えてしまいたいところです。

ちなみにこのときに僕も経験した接着時に袋が切れた事象ですが、これ自体は本製品の仕様でもあるとのこと。

今度はカラムーチョの袋を使ってシーラーをやってみましたが、パックルのときとは異なりだいぶキレイに密封することができました。袋の密着具合についても、弱すぎずそれでいて強すぎることなく密着できているので問題はないと感じました。

しかしながらこういったお菓子の袋の場合、裏側の中央部分は袋が重なっていて段差になっているところがあるので、そこをシーラーが乗り越えるときに隙間ができやすいかもしれません。

補足として袋の素材や厚さによって力加減を調整する必要があるそうで、接着できる素材はポリプロピレン、ポリエチレン、塩ビ、アルミ蒸着袋で0.1mm以下の厚みの袋である必要があるそうです。野菜の包装袋、レジ袋にも使えるとのこと。

使い方の解説動画

オーム電機のハンディシーラー「KAJ-Z800-D」の使い方を解説した動画がYouTubeにアップロードされていたので貼り付けておきます。

記事よりも動画を参考にしたほうが本製品の使い方を把握しやすいでしょう。

感想:袋の密封はできるがその出来はやってみないと分からない

この他にも菓子パンやビニールの袋でも試してみましたが、密封自体はどの袋でも出来たのかなと思います。熱を利用してあっという間に密封できるのでハンディシーラーはとても便利なアイテムだと思いました。

しかし残念なのは袋の種類によっては切れ目が入りやすいものもあるようなので、そうなると個人的には見た目が美しくないと感じてしまいます。本製品に限らず他の類似品でも同じことなのかもしれないですが、こればっかりはやってみないと分からないなと思いました。

オーム電機のハンディシーラー「KAJ-Z800-D」は、コンパクトな本体にカッターとシーラーのふたつの機能を備えつつマグネットで冷蔵庫に貼り付けて収納可能。手頃な値段で一家に一台あってもいいんじゃないかなと思えるそんな製品でした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
レビュー
スポンサーリンク
スポンサーリンク