BDレコーダーの電源オフ時に動作音がする理由は？

休日にもなるとゲームにパソコンにプラモデル、YouTubeの動画視聴など趣味の消化に勤しんでいるのですが、テレビにおいては放送時間が決まっているため好きな番組が視聴しにくいことや、レコーダーを持ち合わせていないため気になる番組も録画できずじまいでいました。

そんな中ついにソニーのブルーレイディスクドライブ搭載のハードディスクレコーダー「BDZ-ZW1700」を自室に導入しました。年末年始の特番放送によるレコーダーの需要が落ち着いてきたからか、年末にかけて一時は向上した価格もだいぶ落ち着いてきたことから、いいタイミングだと自分に言い聞かせて購入したわけです。

ウキウキ気分でセッティングを終えて、機能を確かめるために本機に軽く触れてから電源をオフにしてみると、電源を切っているにも関わらず本体内から音がすることに気づきました。

それはハードディスクにデータを読み書き込みしているようなカリカリ音（シーク音）で、僕はパソコンが好きなのでハードディスクの動作音は聞き慣れてるし、本機はハードディスクを内臓しているのでその特性上カリカリ音が聞こえるのは理解できるのですが、動作中ならまだしも電源を切っているときに何故その音が聞こえてくるのか不思議だったのです。

まさかいきなりの故障かと焦りましたが、とりあえず「レコーダー 電源オフ 音」などのキーワードで検索してみたところ音の原因が判明。どうやらブルーレイレコーダーは電源が切られているときでも本体から動作音がすることがあるそうです。

BDレコーダーは電源オフ時でも動作することがある

ソニーのサポートサイトに、この件についての解説が掲載されていました。それによると、ブルーレイレコーダーは電源が切られているときに本機を利用するための必要な情報を取得することがあり、それによって本体から動作音がすることがあるそうです。該当ページより引用してご紹介します。

これも多機能ゆえの弊害ということでしょうか。

個人的にレコーダーを使うのは、VHSのテープレコーダー、ソニーのVAIO RZに搭載されていたGiga Pocket以来およそ15〜20年ぶり。途中で家電量販店で黒物担当をしていたことがあってレコーダーを販売したこともあったけど、こればかりは知りませんでした。

VHSのテープレコーダーは電源オフ時でも音はしなかったはずですが、いまのレコーダーは電源を切ってもその裏では番組表の取得やソフトウェアアップデートなど新しい情報を監視し、見つかれば絶えず機体を更新するのが仕様なんだと理解しました。たしかに、電源を入れてから番組表の取得が始まったとしたら予約もできないし困っちゃいますしね。

聞こえ方は人それぞれ環境の違いあるかもしれませんが、どうやら動作音も最初に聞こえたカリカリ音だけではなく、ウィィ…という起動音のようなもの、サァァ…という風切り音のようなものもあったりといくつかある様子。日中部屋にいるときは生活音でかき消されるのであまり気になりませんが、就寝時にもなると部屋が静かになるのでかえって動作音が気になるかもしれません。

とりあえず故障ではなさそうなのでホッとしました。今回の場合は最初のセッティングを終えた直後だったので、電源を切ったあとは機体を最新の状態保つための更新が多めに行われていたのかもしれません。ちなみにこれはソニーのレコーダーに限らず、他メーカーの製品でも同様のことが起こると言えるでしょう。

レコーダーの動作音を動画でチェック

最後にもうひとつ動作音で参考になるURLを添付しておきます。下記URLはソニーのサポートサイトですが、ブルーレイレコーダーの動作音が動画で複数紹介されています。

なお、環境や条件などによって実際の音と動画の収録音とでは違うように聞こえる場合があるそうです。

本体HDDへアクセスがあったときの音

添付した動画は本体内蔵ハードディスクに対してアクセス（読み書き）があったときの動作音です。今回のカリカリ音はこの音かと思ったのですが、僕の耳に聞こえたのとはちょっと違うように思えます。

番組表の取り込み時の音

こちらは番組表を取得するときの動作音です。番組表更新時の深夜と正午に聞こえるみたいです。実際の音とはちょっと異なるように聞こえますが、この音はありますね。でもこの音は該当時刻以外でも聞こえる気がしますがどうでしょう。

他にも掲載されてあるので、気になる方は下記URLにアクセスして確認してみてください。

引用 本体からおかしな音が聞こえる場合は（ソニー サポートサイト）